108.隣の誕生日会のハッピーバースデーの曲と共に新たに誕生した渡辺さんのシーンが良かった。でも、特に前半のあの歯切れが悪くて、はっきりしないしゃべり方が嫌いである。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-28 21:08:59) |
107.志村喬が素晴らしい。あれほど迫力のある目はなかなか出来ないんじゃないかな。自分自身が生きているという事実をあらためて思いしらされた。 【マイアミバイス】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-04-29 23:45:48) |
106.自分自身が「死」を宣告されたときに、「死」について真っ向に向かい合う事が出来るんでしょうか?この映画の時に、その時初めて「生きる」意味を理解する事ができるんでしょうか?この映画から発生られるテーマは50年以上経った今も色あせることなく伝え続けている事に敬意を払いたいです。 |
105.素直にいい作品だと思います、公園ひとつを無事作り上げるという、まぁ言ってしまえばたいしたことではないけれども彼にとっては「やりきった」と胸を張って言い切れることなんだろうなぁ。しかし雪の中でブランコに乗っているときのあの切なそうな顔、本当にしんみりしました。 【AXL侍】さん 8点(2005-02-25 02:11:23) |
104.人間は「死」を目前にしないと真剣に生きないのだろうか。そのときには時すでに遅し・・でもこの志村喬演じる課長はその短い時間の中で初めて真剣に人生を生きて、そして死んだ。死を目前にして事を成し遂げ満足そうにブランコに乗って「命短かしー」と口ずさむ。短くても充実した時を生きることの尊さを描き多くの人たちに生きる意味を問いかける名作。志村さんは表情やたたずまいだけでしみじみとした哀切をかもしだして素晴らしい。 【キリコ】さん 9点(2005-02-19 15:10:35) (良:1票) |
103.ネガティブな俺は人間何のために生まれてきたのかななんて考えちゃいました。 【ゆきむら】さん 7点(2005-01-10 20:07:03) |
【太郎】さん 10点(2004-12-08 01:01:52) |
101.多分、『ファウスト』が下敷きでしょうか。作中でも言及されてますし。それに後半部分、『十二人の怒れる男』を足したみたいな感じ。自分なりに人生を振り返り、たしかにいろいろと考えさせられますが、結局主人公にとって「公園を作る」が善行ではなく、自分の生を意義あるものとするための行為であったことを考え合わせると、「めでたしめでたし」とはいかないラストシーンもあれで正解のなのでしょう。残念ながら通夜以降が冗漫でしたので1点減点。 【虚学図書之介】さん 7点(2004-11-29 00:01:56) |
100.鼻水出して泣く事になるとは思わなんだ。でも2回目観た時は志村さんの演技がコメディっぽくて笑ってばかり。三回目観たらまた泣けた。こりゃいいね。ところで志村さんモーガン・フリーマンに似てない? 【ぶらっくばぁど】さん 10点(2004-11-15 00:00:34) |
99.志村喬の演技は上手いんだけど、やっぱりこういう役は合ってない気がするなぁ。 酔いどれ天使、七人の侍、野良犬とかの役のほうが個人的には好き。 【夏目】さん 6点(2004-11-11 10:54:26) |
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98.《ネタバレ》 死期を知る前の渡辺さんの気持ちもよくわかり、周りのダメ役人の気持ちもよくわかる。私自身が彼らと近いのかどうかはよくわからないけれど、他人事とは思えずリアル過ぎて見ていて居心地が悪くなりました。ユーモアを織り交ぜつつも真剣なテーマに正面切って立ち向かっていて凄い作品だと思うけれど、人の醜い部分を真剣に描きすぎで私にはちょっとつらかったです。最後の役人の仕事ぶりは見ていられません。人は結局こんなものだと見せつけられているようで。 【るいるい】さん 8点(2004-11-02 21:39:49) |
97.言葉が出ない。構成も緻密。ただ、映画に娯楽性を求めている人間なので、感想としてはこの点数。(LD) 【mhiro】さん 7点(2004-10-27 15:22:56) |
96.日本映画の中でとても心に残った作品の一つ。なんかもう言葉では言い表せません、この気持ちは。…かなり細かいことだけど、志村は「♪明日という日の ないものを」と歌った箇所、実際は「明日の月日は ないものを」で微妙に間違ってる。 【プミポン】さん 9点(2004-09-24 00:59:58) |
95.日本人を見事に描いております。 たらい回し、なぁなぁ、縄張り争い…50年後の現代も変わってないってのは情けない。 でもたかが公園かもしれないけど、 生きた証を残すことができた渡辺さんは幸せな方かもしれない。 息子に理解されないままってのは悲しいですけど。 【ふくちゃん】さん 9点(2004-08-29 19:32:16) (良:1票) |
94.物語としては淡々としていますが、とても深い意味のこもった作品です。生きているという事は必ず死が訪れる訳ですが、それまでの人生をどう過ごし最期をどう迎えるか?今現在、普通に呼吸し生活している私達には簡単に考えつかないもの。しかしこの映画は、それを少しだけ考えさせてくれます。映像自体は時代を感じますが、お役所勤めの人々が渡辺さんの葬儀で交している会話はいつの時代も同じだなと思いました。最期のブランコのシーンがとても印象的です。 |
93.仕事中に映画のレビューを書き込むアホ公務員どもよ!!この映画を見て、渡辺さんを見習え!! 【こわだりのインテリア】さん 6点(2004-07-06 09:49:59) (良:1票)(笑:1票) |
92.特別なことなんて必要ない。退屈な日常でも、本人の気持ちしだいで輝かしい日々になるんだ。そう思わせてくれました。残念ながら、自分もまだ「生きて」ないですね。「たらい回し」のシーンが黒澤監督らしくテンポがよく小気味良かったです。 【デューク】さん 8点(2004-06-30 22:56:12) |
91.日本の人間が凄く旨く描かれている。志村さん凄すぎ 【ヒロヒロ】さん 5点(2004-06-24 21:33:06) |
90.今さら言うまでもないが、この映画の肝はラストにある。良くも悪くも人間は忘れていく生き物。「のど元過ぎたら熱さ忘れる」、これこそ監督が生きる者への警鐘として残したメッセージではなかろうか。人生の末期に全力で渡したバトンの行方がアレでは余りに悲しい。この上ない説得力がある。 【やすたろ】さん 7点(2004-06-11 22:12:29) |
89.観始めて10分「ちょっとキツいかも・・・」と半ば困惑していたのだが、酒場で小説家に告白するシーンあたりから無意識に背筋を伸ばしている自分がいた。ただ、志村喬の迫真の演技は驚愕に値するが、少々過剰な感じがしないでもない、エピローグ(にしては長いが・・・)の葬儀のシーンにしてもあの結論を導き出すには少々遠回りな気がする、しかし、私が今でも黒澤監督の最高傑作と信じて疑わない「7人の侍」と「生きる」どちらの志村喬がよいかと問われれば迷わず「生きる」と答える。これは黒澤作品というより志村作品といったほうが良いのかもしれない。 【るね】さん 9点(2004-06-04 02:07:39) |