462.ノルマンディーの上陸シーンは凄かった。というよりか莫大な予算をつぎ込んでああいったシーンを撮ることに関してはスピルバーグは上手いと思った。ただ上陸後はかなりダレた。そもそも一人の兵士救出の使命といったものを映画の主題に持ってくるのに無理があると思われ、そこがいまいち共感できなかった原因であると思われ・・・・。 【CPA】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-27 04:59:50) |
461.オープニングのノルマンディ上陸作戦の迫力は皆さんが仰るように本当にリアルで怖いです。その後の展開はこの序盤に比べれば地味ですが、自らいつ命を落としてもおかしくない戦地にて、果たしてこの任務に意味はあるのかと自問自答するチームの様子が見事に描かれていたと思います。あと世紀のヒーロー役ではないトム・ハンクスは、この映画のこの役(大戦の中の1人の兵士に過ぎない)では決して必要以上に目立ってはいないし、目立ってはいけない。「グリーンマイル」も同様だったが「物語・脇役を殺さない主役」として、そうした事を全て計算して演じられる第一級スターって中々いない。どうしても自分の存在感を前面に出したがる役者が多い中、彼はこの映画で決してそれをしない。嫌々駆りだされた戦争なのに、教師だった人間が必要以上に兵士らしく見えたらそれこそリアルではなくなってしまう。一般人が突然突き落とされる地獄こそ戦争だと思う。ゆえにこの役にトム・ハンクスを推したスタッフも人選が見事だし、それに応えた彼は本当に凄い。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-18 16:15:36) (良:1票) |
460.最初の上陸作戦のところが超長い!もう良いよ。もう終わりにしてよって思ってもまだまだ続く。これが戦争なんだって嫌ってほど見せ付けられるカンジ。トム・ハンクスの演技には泣けました。良い役者になったよねぇ。 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-04 21:19:32) |
459.海岸での戦闘シーンがすごかった。戦争は怖い。 |
《改行表示》458.ある一方の勢力ともう一方の勢力が小競り合いをしながら 紆余曲折を経て物語は進み終局の場面で第3勢力が一掃してしまうという スピルバーグの常套手段を駆使した典型的なパターン。 ただ戦争映画にいくらネタが尽きたからと言って一面識も無い1人の兵士を チームを組んで捜しに行くというストーリーはいくらなんでも荒唐無稽でしょう。 あれだけの大戦でそれだけの余裕がアメリカと言う国にはあったと言いたいのか 単なる自国崇拝の娯楽なのか。 ノー天気なアメリカ人の作る映画だから恐らく後者だろう。 戦車や武器などのデティールは秀逸。 軍事オタクには涙物の映画でしょう。 |
457.今時、これがアカデミー賞に値する作品なの?敵国ドイツ兵の描き方を観れば、いかに低レベルな思想に支配された(しようとする)映画かよくわかります。ET以来の駄作。 【毒林檎】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2005-05-07 19:44:39) (良:1票)(笑:1票) |
456.この作品によって何が表現したかったのかはよく分からないし(いくつか想像はできるが、そうだとしたら目的と中身が合っていない)、トム・ハンクスはどうみてもミスキャストだし(少しも軍人に見えない)、ラストの雑な締め方は何じゃそりゃという感じだし、突っ込みどころはたくさんあるのだが、どんなに地味に真面目に決めようとしてもどうやってもにじみ出てしまうスピルバーグのエンターテインメント系演出センスによって3時間以上そこそこ退屈せずに見られてしまうという、何ともたちの悪い作品。あと、音響効果は素晴らしいと思う。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-11 02:17:09) (笑:1票) |
455.え、そんなしょぼい話?って事を、凄い映画にしてしまうスピルバーグに拍手パチパチ 【さら】さん 6点(2005-03-22 11:45:20) |
454.ライアンが充実した人生を送ることができたと、墓標に頭を垂れるとき、戦闘で死んだ多くの兵士達の死に意味が与えられるようになる。彼らの死は、悲惨であり、一見不合理に見えても、意味があったのだ、役に立ったのだ、、、、、という風にまとめちゃうと、結局、戦争でどれだけの人が死のうと、それなりの意味を見いだすことでできるのだ、ということになり、戦争の抑止力にはなりにくいわけです。、、、、だから、どこが反戦映画なのだろう、結局、アメリカ賛美じゃん、という多くの人の意見に私も同意します。、、、、、あと、一見リアリティを求めているようで、実は、あんましリアルじゃないとも思いました。例えば、被弾による失血死の場合、意識を失ってから心肺停止に至るまでもっと時間がかかるのじゃないかなぁ。、、、それと兵隊さんは、みんなあんなにママ、ママ、っていって死んでゆくのだろうか。 【王の七つの森】さん 4点(2005-02-16 16:43:43) (良:1票) |
453.人生で一番最初に衝撃を受けた映画がこれだった。この映画を観る前と後で自分の中で何かが変わった。映画にしかできないこと、伝えられないものがあることを教えてくれた私にとって大切な作品の一つです。 【ばかぽん】さん [映画館(邦画)] 10点(2005-01-29 07:08:24) |
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452.冒頭30分はやはり凄い。が、それだけ。その後はスピルバーグらしく薄っぺらいドラマに終始。この人に期待するのは間違ってるの知ってるが、その後ライアンはプロパガンダに利用された的な毒のあるシーンでもあれば印象も変わるのだが。あんな国旗ひらひら~じゃなくってさぁ・・・。大した内容でもないので2時間で十分語れるはず。 |
451.見たことは間違いないのだが、良かったかどうかも思い出せないくらい、印象の薄い映画だった。このコメントは規約に引っかかるんだろうか。途中で寝てないことは間違いないのだが。 【みんな嫌い】さん 5点(2004-10-31 19:07:57) |
450.スナイパー役のバリー・ぺッパーに釘付けでした。あとはオマハビーチのところだけが衝撃でした。 【Gene】さん 6点(2004-10-29 07:29:06) |
449.《ネタバレ》 アバムでしたっけ、最後まで役立たずだったのは。あの役がダメなんです。おかげで「バンドオブブラザーズ」に手を出すまで随分悩みました。ラストシーンで彼が話すのもいいんだけど、役立たず君はどんな思いで過ごしたか?の方が気になります。実際にああいう任務が存在しえたのかどうかって気になりませんか? 【hyam】さん 4点(2004-10-28 18:56:21) |
448.オープニングのシーンでは、映画館で初めてスクリーンから眼を背けた。延々と、これでもかと続く殺戮場面、吹き飛ぶ下半身、撃ち抜かれる頭、血煙、血煙、また血煙。数々の映画を観てきたが、ホラー映画でもここまで凄惨な画面は観たことがない。余りにリアルな描写に観ていて嫌になったが、きっと、実際のノルマンディもこんな光景が広がっていたことだろう。ストーリーの方にはアメリカ万歳の匂いはそれほど強くなかったが、観た後には何の感動も残らず、ただ凄惨な殺し合いを観た後の、嫌な後味が残っただけだった。しかし、その嫌な後味がキル・ビルの凄惨な映像を観た後のように空虚なものではなかったのは、戦争をひたすらリアルさに説得力があったのかも知れない。戦争描写のリアルさ加減では、間違いなく満点。それだけを目的に作られた映画のような気がした。 |
447.シンドラーのリストにかなう戦争映画がなかなかでません。悲しかったので6点 |
446.スピルバーグらしくイライラしない作りの、映画を観ながら考えたことも含めて作品であるといったタイプの一本だった。あのビーチだけで2500人が死んだとはいえ、連合軍は敵地に踏み込んだわけで、優位に立っている。だからこそ兄弟を失った兵隊を呼び戻すといったことが現実にも行われたわけだが、現場の人間にしてみれば恐ろしいプランだろう。冒頭の激しいシーンは、そのことを実感させる。ライアン一人を救うために危険を冒す、理不尽な感じ。誰でも自分の目先の命が大事だ。だけど、そもそも目先の人命が一番大事ならば、はじめから戦争をやっていない気がする。つまり一番大事なのは何かということが流動的になってしまった状態が、戦争というものなのかなと思った。たとえばナチが原爆を完成させてしまったら、アメリカにいる家族だって危ない。そういった身近な感情が集まって、たとえば戦争全体を動かしていたはずで、それは結局、ライアンを助ける行動にもつながりうる。兵士たちの心の動きは自然で、おかしいとは思わなかった。それに、見終わって納得がいったり純粋に感動に包まれたりしないことも、物足りないとは思わず、むしろフェアーだと思った。 |
445.冒頭のノルマンディー上陸作戦の戦闘シーンは今までに見た戦争映画の中で最もリアルでした。ドキュメンタリータッチのカメラワークがさらにリアリティーさを増して、戦争の悲惨さを感じずにはいられなかった。これを見ただけで戦争が嫌になる。トムハンクスは相変わらず素晴らしい演技だった。ただどうしても一人の兵士を連れて帰るだけのために何人もの命を危険にさらすという任務にリアリティーさが感じられず、またそのようなアメリカ的な発想にも最後まで共感できなかった。 【ぺん】さん 8点(2004-10-11 03:28:20) |
444.キャスティングよりもスタッフに金かけたな、この映画は・・・。コレだけそろえりゃオスカー取るよ。マジで凄い、多くの判断を迫られた。自分だったどうするのか?どう考えても正解など無いような気がした。だって戦争だもん。しかし、逆に言えば、戦争さえやんなきゃみんなつらい判断をする必要もなく、こんな目に合わなくて済むのにね。自分にも家族がいて、殺しあう相手にも家族はいる。一番大事なのは家族のはずなのに、押し殺して戦争する必要ってどこにあるのかな?常に鮮やかに輝く栄光の星条旗が霞んで見えた。っと、考えさせられた映画でした。 【小僧】さん 8点(2004-09-28 15:04:30) |
443.確かに冒頭の上陸作戦はリアルです。銃弾は水中に逃げても駄目というのもわかったし。だけど、最後の市街戦で弾の切れた兵隊がヘルメットを投げ合うところなんか妙にコミカルだけどもっと印象に残った。戦争の愚かしさを表現したんでしょうかね?でも、反戦メッセージはあんまり感じなかったなあ。スピルバーグも命をかけて使命を果たすことに、意義を感じてるようだし、兄弟みんな死んだから末っ子は助けようとかいうのはいかにもアメリカ的なヒューマニズム。日本的なヒューマニズムなら、長男は徴兵猶予ですよ、でもそれじゃ映画になりませんからね。 【きつま】さん 6点(2004-09-06 22:15:39) |