334.《ネタバレ》 氷の彫刻を作っているとき、氷の破片が雪のようになりウィノナ・ライダーが踊るシーン・・・イイ! 【ビリー・ジョー】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-31 22:08:24) |
333.《ネタバレ》 シザーハンズは、私が映画を見始めてから初めて心から感動した映画なのでとても深く思い入れがあります。そういう感情も手伝ってか、今でも私の中ではNO.1の作品です。 最初は孤独で怯える瞳の人造人間エドワードが町に下りてキラキラした瞳にかわり、恋を知って動揺した瞳、そして結末に向かうにつれて切ない瞳に・・。ジョニーデップの瞳の演技が最高です。 ティムバートン独特の黄緑色の均整の取れた町並みの暖かさと、オープニングの流れ作業の機械部品の映像の冷たさのコントラストがとても好きです。 内容、俳優、映像、ラストの雪・・この映画はおそらくいつまでも私の中ではずっとNo.1なんだろうと思います。 【SnowWhite】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-29 19:55:58) (良:1票) |
332.《ネタバレ》 髪の毛が長いウィノナ・ライダーが初々しいよね。女性に人気な映画…かな? 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-10-27 20:16:24) |
331.《ネタバレ》 一人の異端者を商品的価値でしか見出せず、自己顕示欲を満たす道具としてしか利用できない大衆。そんな非道徳的な価値の上でしか存在を許されない異端者の孤独と哀しみを御伽噺として昇華させたバートンの真骨頂。冒頭からそそりまくる非現実的なパステル調の整然とした町並みを、上辺だけ着飾った社会の象徴として皮肉に描いたところに、いかにもなバートン色を感じる。最初は赤ん坊のごとき純真無垢さも手伝って、異形を個性として認めてもらえたかのように社会に溶け込みつつあったが、妬みや欲の渦巻く人間社会はそのはけ口を弱者(異形の者)にぶつける。道徳の存在しない動物本能としての異形排除と人間しか持ち得ないエゴの塊が襲いかかる。バートンが在籍していたディズニーのアニメ映画ならば、異形は煌びやかに変身してハッピーエンドを迎えるが、そうならないからこそ、いつまでも雪を降らせつづけるエドワードの姿が印象的に残り続けるのである。哀しすぎる御伽噺。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-20 18:34:41) |
330.《ネタバレ》 ティム・バートン監督の映画の中で一番好きなのがこの映画です。「チャーリーとチョコレート工場」も良いけど、これこそティム・バートン監督作品の最高傑作だと改めて思う。それにしてもこの映画、本当に美しい上に残酷でもあり、そしてとにかく泣ける。何が泣けるって、それゃあ、もう、両手がハサミの主人公という設定とそんな主人公が好きな子を抱きたくても「抱けない!」という時のあの切ない表情、姿、何もかも本当に観ていて切なくなる。個人的にティム・バートン監督、これを超えることは無理かもしれないと思ってます。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-18 21:04:38) (良:1票) |
329.世界観だけで終わってしまっているのがもったない。ティム・バートンの作品を観るといつも思うことだ。 【michell】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-15 18:28:18) |
【みどりいろ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-12 21:49:02) (笑:1票) |
327.私がティム・バートンを大好きにさせてくれた記念すべき映画である。かわいい町にかわいい洋服・・・あまりに外面がかわいく、それ故徐々に主人公を忌み嫌っていく人間の内面を醜く感じた・・・ 【めめこ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-30 20:53:11) |
【リーム555】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-23 13:08:28) |
325.自分が近くにいるだけで、愛する人や親しい人を傷つけてしまう。そんなどうしようもならない心の痛みをジョニーデップが繊細な演技で見せてくれた。彼の演技を見ているだけで自分の心が締め付けられるような思いを感じた。 ただ、エドワードの善悪を判断できない、やや行き過ぎた「ピュアさ」にはやや疑問だ。確かに人々の優しさに触れ、孤独な心が癒されていくエドワードのピュアさは大いに結構だ。しかし、どうにもならない苛立ちから壁紙をズタズタにしたり、壁を傷つけたりするという「怒り」に対する率直な行動や、また、愛する人のためなら盗むことさえも厭わない(ジムの家と知っていて入っている、オヤジの選択問題)という純粋さ。そして、銃を持っていたりしていたが、いくらなんでもあの無防備な状態のジムを惨殺するのは、あまりにも行き過ぎではないか。これらは、善悪の判断がないエドワードの「ピュアさ」が招いたことではあるが、このようなバートン ならではの尖った部分、ブラックさが、「クリスマスに雪は何故降るのか」という問いに対する答えがやや汚れてしまってはいないか。おとぎ話のような本ストーリーによい効果を与えたのかは少々疑問がある。 ありがちではあるが、ジムをストーリー上、殺すとしても、なんらかの事故によるべきであって、エドワード自身の手によって殺すべきではなかっただろう。個人的には、エドワードにはブラックなピュアさは不要であり、純粋に「ピュア」であって欲しかった。 また、「ピュア」だからこそなのかもしれないが、エドワードはキムの写真だけで好きになるという設定になっている。しかし、キムの優しさなり何か特別なものに惹かれるという設定の方が良かったのではないか。映画の設定ならば、あのユーモアある出会いでも構わないけど、キムとの出会いはもう少し特別なものであっても良かったのではないか。自分だったら、エドワードは城の上から、街を観察していて、キムのことを知っており、キムの優しさに特別な感情を抱き、エドワード自ら街に降りてくるというような設定の方がよいような気がする。このような設定でなくても構わないが、もう少し出会いや、エドワードがキムを好きになる過程、キムがエドワードを好きになる過程を工夫して、キムとエドワードの関係を膨らませた方がベターだと思う。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-16 22:47:37) |
|
324.《ネタバレ》 エドワード役のジョニー・デップは適役だと思いますが少し情けない役ですね。キャッチコピーの「抱きしめたいのに 抱きしめられない・・・」はこの作品の切なさが伝わります。音楽も聞いていると泣きたくなるような感じになってきました。しかし、この作品には突っ込みどころが余りにも多すぎます。一番の突っ込みどころはハサミです。隠すことも出来ただろうし外すことも出来たと思いますが・・・。ってか、なにより近所の人たちがムカつきます。ペグの髪が徐々に短くなっていくところが良いですね(笑)キムの役がウィノナ・ライダーですが・・・エイリアン4を思い出してしまいます。ジムは殺されて正解です。自業自得ですので。ラストシーンでは今でもきっと生きているという感じで終わりましたがきちんとメンテナスをしていなかったら・・・。切ないラブストーリーですが・・・この世界観には入れませんでした。残念です。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 4点(2005-08-12 15:51:28) |
323.大好きなティム・バートン監督作品ですから、公開されてスグに観にいきましたよ!やっぱり期待を裏切らない暗~~いカンジの作風がなんともたまりません。そしてエドワードがとにかくかわいそうでかわいそうで・・・。そのかわいそうなところが良いんです。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-08-07 23:54:45) |
|
321.人も傷つけやすく自分も傷つきやすい純真な若者の心。シザーハンズはその象徴だったのでしょう。若く美しいキムへの思い、近寄りたいけど近寄れないやりきれない切なさ。エドワードのような気持ちは、はさみの手を持っていなくても10代の若者には誰にでもあるのだと思います。かくれた名作。 【杜子春】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-12 21:52:06) (良:2票) |
320.ティム・バートンの世界観&映像美とダニー・エルフマンの音楽がピッタリ合っています(この組み合わせ大好き♪)。ストーリーもいいし、ジョニー・デップとウィノナが素敵。 【チャコ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-01 22:27:17) |
319.この作品は報われないからこそいい。報われないから・・・ 【tetsu78】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-24 23:12:10) |
|
317.「ビッグ・フィッシュ」が良かったので、初期の名作と誉れ高いこの作品も観てみました。ティム・バートン監督の異形なモノに対する愛をひしひしと感じます。エドワードが善意の心を持った人間(といっていいのか)なのに対し、カラフルで統一されている街に住む、普通の人たちの心は異形で、見た目=その人の価値ではない、ということを強く訴えているような気がしました。 【ライヒマン】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-08 20:44:07) |
316.《ネタバレ》 物語の内容だけでなく映像も、まるで絵本をそのまま映画にしたような独特の美しさがある。ティム監督独特のこの映像の美しさには惹かれる人も多いと思うが、この作品に関して言えば、監督自身は映像美だけにこだわっていたわけではあるまい。ファンタジックな映像の随所に、彼の人間社会への痛烈な皮肉が込められている。一見可愛らしいが、よく見ると無気味な程に同じようなパステルトーンの家々、同じような単色の服装。旦那の車での出勤とともに町が目覚め、騒ぎだし、旦那の帰宅とともに皆家に帰る。一様に珍奇な髪型にこだわり、一様に興味の対象を探して彷徨う。これら映像全てが、主人公エドワード以外の人間のヒステリックな集団化を、極めて端的に象徴していると思う。人間のエゴの醜さを表現するために、まるで舞台のように余分な要素を一切省き、象徴的な部分だけをこれだけ見事に美しく映像化した映画も珍しい。友が出来たことを喜び、やがて忌み嫌われ、哀しみと怒りのままに人々のもとから姿を消したエドワード。何かを諦めたようにすたすたとボロ屋敷の階段を上がり、黙々とハサミを振るう彼のラストシーンの後ろ姿がなんとも切ない。愛する人をも傷つけてしまうハサミの手で、きっとあのまま、彼はいつまでも独り、街に雪を降らせ続けるんだろう。やり場のない哀しさと淋しさを創作意欲に変えて、いつまでも孤独に、氷の彫像を作り続けるんだろう。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-02 00:45:29) (良:2票) |
315.切ない。幼い頃に見たので、主人公がジョニーデップだったと知ったのは最近で、あの二人が付き合っていたと知ったのも最近でした…。私にとっては二重の驚きでした。。。 【あしたかこ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-30 23:28:05) |