2.《ネタバレ》 序を見てがっかりしていたので、今作にも期待はしていませんでした。だけど、その予想をはるかに超えるクソ作品です。レンタル代の390円がもったいないです。序もこの作品も過剰評価されすぎだと思います。オリジナルを超えてません。印象的なシーンは全てオリジナルの焼きまわしです。作画はかなり低品質だと思います。安定しません。ゲンドウの目が異常なほどつぶらだったり、ミサトのはなはテングザルのようだったりします。アスカなんてかわいい顔はほとんどなく、間延びしたフケ顔ばかりです。また「オタクどもはエロを盛り込んでおけば喜ぶんでしょ」と、わざとらしくエロを組み込んでいるのは観客を馬鹿にしすぎです。この監督は才能ないですよ。製作に時間をかけすぎてまとまりがなくなっています。唱歌が2つも入っているがその証拠です。作っているほうはたっぷり時間をかけているので違和感を感じないみたいですが、観ている方としては「さっきとおんなじジャン」と感じてしまうわけです。テレビ版ではゆっくり時間をかけて、レイやシンジやアスカの心情を描いていたので、終局まぎわの崩壊が重みを持ったのです。今作のようにストーリーを駆け足でなぞるだけでは作品として成立しません。最後でシンジがレイを助けようとする部分にめちゃくちゃ違和感を感じました。「え?レイってだれだっけ?」というくらいレイの存在感がなかったのになんでそこまでいれこむの?デジタル処理にこだわっているようですが自在に使いこなすという域ではないので、やたらと画面が軽いです。この作品を見てクソ作品だという判断をしない庵野総監督をはじめとするスタッフ全員がかなりヤバイと思います。
嫌悪感を感じる最低の作品です。