131.今のところ、胸を張って(?)0点を献上できるのは、この作品くらいです。
金払って映画館で観たので、好きに酷評させて頂きます。
ちなみに南米の映画館で、音声:英語、字幕:スペイン語、というややこしい状態で観ました。
どちらの言語も中途半端にしかわからないものの、パール・ハーバーという題材を
日米以外の無関係な国で、他の客のリアクションも含めて見たかったからです。
ここのレビューを見てると、日本上映版は少し編集されているようですね。
日本への配慮なんか全くないし、完全に極悪非道な人種にしか描かれていません。
誰かが死んだり、悲しいシーンでの客の反応は、実にわかりやすく、
その場にいる唯一の日本人であろう私は、若干、居心地が悪かったです。
まー、そんなことより、この映画の内容は、あらすじ欄にあるとおりです(笑)。
イヴリンの尻軽さ加減には呆れるし、最後の展開もミエミエだし、
戦争映画としても、恋愛映画としても、どっちつかずの中途半端さ!
あの日本軍の作戦会議は何ですか!? あんな重大な計画を練るのに、
屋外のプールみたいなところで、フンドシ姿で、船の模型を竹やりで突付くの!?
日本人の台詞は日本語でしたが「眠れる獅子を起こしてしまった」という棒読み発音には笑いそうになってしまったほどです。あほらしくて、もう一度見る気もおきませんが、日本版ではどうなっているのかという点では見てみたいです。