5.日本映画最大の汚点。馬鹿息子による金をばらまいただけの自主制作映画。角川の悪しきCM商法の集大成。ストーリーが酷いのはこの際置いておいて、唯一期待していた合戦も何一つ見るべき所が無かった。終始ダラダラ馬が走っているだけで、激しい衝突も無ければ血飛沫も無い。しかもカメラワークがすべて同じで、何故顔のアップなり焦点を代えることで臨場感を出すといった普通の時代劇にもある事が出来ないのか。位置関係も全く分からないため、戦略について感心も無ければ納得も無い。大体、あれが戦国最強と呼ばれた武田騎馬隊の動きか! 赤黒と運動会じゃあるまいし、歴史に興味がある人には全く不快極まり無い事だろう。