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さんかく

[サンカク]
2010年上映時間:99分
平均点:7.39 / 10(Review 51人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-06-26)
ドラマラブストーリーコメディ
新規登録(2010-06-19)【3737】さん
タイトル情報更新(2017-09-01)【イニシャルK】さん
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監督吉田恵輔
キャスト高岡蒼甫(男優)百瀬
小野恵令奈(女優)榎本桃
田畑智子(女優)榎本佳代
矢沢心(女優)佳代の友人
大島優子(女優)ファミレス店員(友情出演)
三島ゆたか(男優)百瀬の仕事先の店長
太賀(男優)翔吾
赤堀雅秋(男優)
宇野祥平(男優)
脚本吉田恵輔
撮影志田貴之
製作日活
配給日活
照明吉田恵輔
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10.《ネタバレ》 2014.05.11鑑賞。この主人公の居た堪れなさは異常。魔が差して自分の彼女の妹にキスをしてしまう。だって妹もまんざらでもないし、彼女とは若干倦怠期だし。という設定はあたかもロンブー的なバラエティの設定なのだが、男の馬鹿さ加減を笑って楽しむバラエティとは違い、この映画はとにかく痛々しい。脚本が見事でした。
かんちゃんズッポシさん [DVD(邦画)] 9点(2014-05-12 21:44:24)
9.《ネタバレ》 男の深層心理をえぐりだしたような作品で、とにかくリアル。人間触れられたくない過去の1つや2つあるものですが、それを映像化したような男のあるあるな展開が繰り広げられます。痴漢やマルチ商法などの小ネタや感情の切り替わりも違和感なく秀逸。それに脇役も含め登場人物に無駄が一切ない。主演の3人はかなりハマり役で、コテコテのアイドルを主演に起用しここまで評価の高い作品も非常に稀でしょう。小野恵令奈の小悪魔&ロリータ役は、文句なし。演技力のなさを監督の技量で補う模範作ですね。結末を見せないところが、あざとい。佳代は作中で自分で言ってましたが、気持ちをコントロールできないだけなんですよね。ストーカーや住居侵入はしましたが、大好きな彼氏を思ってのことで、食材や備品の補充、掃除などで特に悪い行動はおこしていない。結局、悪いのは男だけってことでしょうな。年下の女の子からのアタックに我を忘れ一人浮かれあがってしまう駄目男、彼女と付き合いだした頃の気持ちを忘れている駄目男、中身もないのに武勇伝を語り大きくみせる駄目男。男って、ほんとバカで単純な生き物です。なんだか、私も心の奥底に隠していた消したい過去がでてきたようです・・・。
マーク・ハントさん [DVD(邦画)] 9点(2013-03-25 04:49:41)(良:1票)
8.男が恋人と見る映画じゃないですよこれは。
akilaさん [DVD(邦画)] 9点(2011-12-08 20:03:45)(笑:1票)
7.《ネタバレ》 お姉さんの暴走が映画全体の雰囲気から少しずれてる気がしましたが、まあ面白かったので良かったです。
紫電さん [ビデオ(邦画)] 9点(2011-06-27 21:17:03)
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6.《ネタバレ》 痛い痛い痛い、鑑賞中何回この言葉が立ち上がってきたことか… 鑑賞前は百瀬がもっと草食系の設定なのかと思っていたが、結構なDQNで逆にそれが痛々しさを増している。こんなに冷静に見てられなかった映画は久しぶり。 男子の「わかるわかる」と、女子の「わかる」のベクトルの向きの違いを見事に描いた作品。
楊秀清さん [DVD(邦画)] 9点(2011-05-01 09:10:34)
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5.この監督にエロを描かせると天下一品。 あまりにもエロ過ぎてキスだけで踏み止まったことに対するリアリティが失われてしまうほど。 このJCトラップから逃れる術はないと思うし、その後の対応も許せる範囲だと思うので、血みどろの展開に陥ったことに関しては同情するしかない。 高岡蒼甫はこの軽薄でどこか憎めない男を上手く演じていたと思う。 田畑智子のコメディなのかホラーなのかよくわからない怪演も良かったし、小野恵令奈のエロさには鼻血が出そうだった。 あと、矢沢心の胡散臭さもはまり役としか言い様がない。 作品としては三角関係を描いたラブコメといった感じで、前半はとにかく笑える。 後半は笑えないような展開になるけど、哀愁のようなものが感じられて良かったと思う。 なんとも言えない感じのラストシーンも好きです。 それから、どうでもいいことだけど、この監督は作中で血を流さないと気が済まないのだろうか?
もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2011-03-30 15:25:44)
4.《ネタバレ》 変態、最高!「なま夏」で強烈な変態の片鱗を見せつけられ、「つくえのなかみ」で確信へと変わる清潔感のない、ださくて愛おしいほどの変態の美しさに感動し、そして「純喫茶磯辺」で期待し過ぎでがっかりしたぼくの心を、爽やかだけど鳥肌が立つほどの気持ち悪さで心癒してくれた本作「さんかく」名作の誕生である。日本人として、日本映画に期待するのは共感である。登場人物と同じ目線で出来事に遭遇し、揺れ動く思いを理解でき、同じ思いで打開策を想像し、時に落胆し、高揚し、期待する。男の思い代表である高岡さんの気持ちが、なんの隔たりも、澱みもなく、100パーセントわかる。男だから。スケベで下心だらけで、女性よりも愚かな事にロマンチスト。大変残念なことに自分でもそうなりそうだから、見ていて猛烈に苦しくなる。共感の渦。男心を見事に描いている。また、変態な監督はこれまでも女性を好き勝手描いてきたが、この作品ではこれまでにないほど丁寧に、自然な行動や心理の境界線を逸脱しないギリギリのラインで描いている。小野恵令奈のしたたかで、妙に色っぽい感じ素晴らしい。田畑智子さんのウザい芝居、その存在感、素晴らしい。どの人物もどこにでもいそうな人間でありながら、その三人を同じ屋根の下に住まわせた時の化学変化を、強引さや人為的な展開で動かすのではなく、人物の思うがままにまかせたのが素晴らしい。きっと、脚本を俳優が手にした瞬間にこうなるのはある程度分かっていはいただろうが、そこへ監督の変態エネルギーが注がれ、調和した変態芝居を丁寧にカメラで切り取った結果、この作品は必然性のもとに誕生したのだと思う。映画作りに置いて、面白くなる要素である三角関係、裏切り、超えられない壁が見事に描かれている。これは、まぎれもない変態な名作だ!
ボビーさん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-31 17:52:26)(良:2票)
3.《ネタバレ》 AKBじゃなきゃ見なかった映画。イタイな。古傷をえぐるような映画。見たくなかったな。恋愛なんて勘違いのたまもので、双方が勘違いをすることで成り立つわけで。えれぴょんが小悪魔的にミスリードを引き起こしているのだが、この映画で最も勘違いしたのも、えれぴょんなんだよな。
ビアンキさん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-10 22:27:23)
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2.《ネタバレ》 吉田恵輔監督は宮崎あおいの熱烈なファンであるに違いない、と推測してみる。宮崎との結婚で世間の反感を買った高岡蒼甫が扮する本作の主人公百瀬のキャラクターは、結婚騒動で高岡を逆恨みする宮崎ファンが憎き彼に抱くマイナスイメージそのものなのだ。ビッグマウスでナルシストのくせに器の小さいダメ男。女癖だって絶対に悪いに違いない。こんな奴が俺のあおいちゃんを幸せにできるもんかい畜生!という、やっかみ120%なイメージ。だが面白いのは、吉田監督(および観客)のこのどす黒い悪意を真っ向から受けて立つ当の高岡が 実に生き生きと、このいけ好かない軟弱男を演じ切っていることだ。不敵な面構えを見せた『パッチギ』での好演をも凌ぐ高岡の凄まじい本気っぷりは、演じるキャラクターに反してもはや清々しいほどだ。そして田畑智子。彼女もまた、 かつての天才子役というナメられたレッテルを、ここでついにぶち破る。田畑智子という役者をここまで見事に活かし、さらに神がかったそのポテンシャルを引き出した映画監督は、それこそ彼女のデビュー作『お引越し』を撮った相米慎二以来だろう。多少なりとも角のとれた感のあった前作『純喫茶磯辺』は別にしても『なま夏』『机のなかみ』と、吉田の意地の悪さはすでに折り紙付きだ。だが本作で吉田はさらにその上をいく。ラストシーン、田舎町の畦道にたたずむ男と女と少女のストーカー三角形。幕切れは女、佳代の笑顔だ。佳代=田畑の慈愛に満ちたその表情の何という 美しさ!だがこれは能天気なハッピーエンドなどではおそらくない。劇中、佳代にとっての「愛」は相手をうんざりさせるほどヒステリックに泣き叫びまた見苦しく追いすがるイタい行為として終始描かれる。ではそんな彼女が笑顔を見せる瞬間とは何なのか。自ら両腕を掻き切るほど必死で追い求めたその男の正体を前に、彼女は別人のように柔和にほほえむ。それは「百ちゃんがバカなのは知ってる」はずの彼女がついに真実を悟り、はたと我にかえる瞬間だ。怒濤の愛から醒め呪縛から解き放たれた彼女は、その時本当の意味で男のすべてを赦し、男のすべてを包み込むことができる。菩薩の如き慈愛は、裏を返せば女としての拒絶でもあるという残酷。美しい映像や照明に騙されてはいけない。柔らかく照らし出される田畑智子快心の笑顔。そのラストショットに、吉田恵輔は、愛が今まさに終わる無慈悲なその瞬間を描いている。   
BOWWOWさん [DVD(邦画)] 9点(2010-11-29 00:01:26)(良:3票)
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1.これはいい!いいんだけど面白さを説明するのが難しい。何を言ってもネタバレになってしまいそうだから。 一点だけ言うなら「超痛い」映画です。もう本当何度「勘弁してくれ」と思ったことか。 予告編の時点ではこんな映画だとは思わなかった。いい意味でだまされた。 こんな地味そうな映画が面白いの?と疑問に思う人がいるかもしれないけど、こんなに人間の痛さと愛おしさを感じた映画はなかなかない。面白い恋愛映画が観たい人全てにおすすめします。ラストシーンはこのうえない素晴らしさでした。 ◆ネタバレはこちらでhttp://kagehinata64.blog71.fc2.com/blog-entry-26.html
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 9点(2010-10-01 23:34:57)
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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 7.39点
000.00%
100.00%
200.00%
323.92%
411.96%
535.88%
6611.76%
71019.61%
81733.33%
91019.61%
1023.92%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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