97.主人公の、強い生き様と悲哀を感じた。…やはり極悪上司に仕えた中間管理職は大変だ。 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-10-09 09:17:11) |
96.大作ヒーロー映画の極み。戦闘シーンが臨場感があり、感動的で良作。 【朴モグタン】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-15 00:06:13) |
95.《ネタバレ》 いっせいに放たれる火矢、「ダイヤモーンズ!」と陣形を組み立てる組織的戦術にしびれると同時に、この映画にひきつけられるのは、時代考証の再現性とマキシマスの人間性だけではない、敗者の刹那が描かれているからだと思う。ホアキンがマキシマスと同様の描写力で孤高の暴君を見事に演じている。親の信頼を得られず性格的にゆがんでしまう彼も、ある意味被害者と思えてくる。極論かもしれないが、彼の親は彼への教育法を誤っているのだ。家臣に愛される帝王学を教えていないからこそ、あそこまで歪んでしまったともいえる。単なる悪役ではない悲しみを演じる負け犬顔のホアキンがうまい。ストーリとしては奴隷から皇帝謁見までがとんとん拍子過ぎる感がある。現代の映画事情からすれば、上映時間をなるべく短くして、一日に5,6回は上映できる、いわば回転率を高めたい意図はわかるが、もう少し、途中描写を追加して、皇帝謁見までもっと時間をかけて、なかなか中央のコロセウムまでたどり着けない描写があってもいいのではないかとおもう。復讐できない焦りと苛立ち、そしてそこで知り合うさまざまな人々が「戦士」ではなく「人間」としてのマキシマスにひきつけられる人々が描かれればよりいっそう感動的なものになっていたように思う。完全な余談だが、殺された妻は幸薄そうな女性をイメージしていたがあれれ?と思ったのは私だけ? 【やしき】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-14 17:45:30) |
94.妻投稿■西暦180年のローマといえば歴史学者のエドワード・ギボンが曰く「人類史上もっとも幸福な時代」であるパックス・ロマーナ=ローマの平和が終わりに差し掛かった時代だ。殺し合いゲームで市民の支持を得るコモドゥスの最期は、今のパックス・アメリカーナの主役であるアメリカ合衆国が戦争という娯楽で国民の支持を得て衰退するのに似ている。■リドリー・スコットは「ブラック・レイン」にしろ「ブレード・ランナー」にしろ「ブラックホーク・ダウン」にしろ、人々が無邪気に信じている「当たり前」の崩壊を予言するような大仕掛けな映画を撮ることがうまい。彼にとってローマの崩壊は、「既存事実である世界基準の当たり前の崩壊」という点で、一番脂の乗った食材だったと思う。■絶対的主人に「貴様らの母親が生んだせいで始まったどうしようもない人生を俺が終わらせてやる」と言われるシーンや、扉の向こうで鉄球がブンブン回っているのが光で表現されるシーンは、前半の圧倒的強さを持つローマ軍と合わせて、「超大国の衰退は外からではなく内部の悲鳴と失禁から始まる」というメッセージ性を表現しているし、ラストはアンデルセン童話のバッドエンドみたいなニヒニズムを感じる。英雄の物語と見せかけてラストは世界が救われたわけでもないという、エメリッヒ作品とは対照的なリドリーの歴史観の集大成じゃないかと私は思うのです。■コロッセオ・・・綺麗ですね。2000年後にブルース・リーとチャック・ノリスが戦うのですね。 【はち-ご=】さん [地上波(吹替)] 9点(2008-08-12 23:01:54) |
93.《ネタバレ》 名作だと信じて疑えない。どこがどうだとか語るには私はまだひ弱ではあるが。ホアキン、ラッセル共に見事なシーンを演じ上げ他の俳優人も見事に成されているようにも感じる。やはり私にはリドリーは最高だ。 【成田とうこ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-06 09:27:08) |
《改行表示》92.《ネタバレ》 名匠 リドリー・スコット監督が描き出す、至高のエンターテインメント作品。 彼の監督作の中でも随一の完成度を誇る本作は、タイトルからして名作の威風を感じさせる。 通常の映画と言うのは、序盤は静かに始まり、徐々に徐々に展開のスピードをアップさせていくものだが、この作品は一味違う。冒頭、戦前に何思うがゆえの哀愁漂うラッセル・クロウの表情にシビれ、その内に戦闘シーンが始まる。 映画の始まりのお決まりともいえる退屈さを全く感じさせないところが、スコット監督らしい。 序盤の戦闘シーンの迫力も大したもので、効果的にスローモーションを取り入れることで、逆にスピード感を出している。『ロード・オブ・ザ・リング』顔負けの混戦状態を見事に描き、マキシマスの英雄ぶりを上手く見せた。 ラッセル・クロウといえば、本作でアカデミー主演男優賞を受賞しているが、それもそのはず。ホアキン・フェニックス、オリヴァー・リード、リチャード・ハリスら実力派の名優たちに囲まれても全く埋もれる事のない圧倒的な存在感で、ワンシーンワンシーンをきっちり引き締めているのだから、アカデミーでも受賞しないとおかしいほどの役者だ。 クロウは『L.A.コンフィデンシャル』で映画マニアの心を掴み、『インサイダー』で現代映画界最高の名優とされるアル・パチーノと共演、本作後も『プルーフ・オブ・ライフ』『マスター・アンド・コマンダー』『アメリカン・ギャングスター』など、傑作に次々出演し大活躍している。アル・パチーノと共演したのだから、次は是非ロバート・デ・ニーロと共演を果たしてほしいもの(笑) 作品の話からズレてしまったが、これからこの作品を観ようと思っている人は、是非インターネット、もしくは図書館などで、コンモドゥスの暴虐な政治やグラディエーター(剣闘士)について調べてみて欲しい。本作の背景であるこれらを学び良く知った上で観れば、より一層映画が楽しめるのではないかと思います。 誰がどのように批判しようが、本作が名作であるということはゆるぎない事実。映画ファンなら一度は観てみて下さい。オススメです。ラッセル・クロウとホアキン・フェニックスの演技合戦、熱くなりますよ。 【Tiger】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-04 22:46:50) |
91.ストーリーは平凡だが、その見せ方が素晴らしく飽きない。とにかくマキシマスがかっこよすぎる! 強い男の熱すぎる復讐劇でした。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2008-03-31 14:33:45) |
90.《ネタバレ》 主人公マキシマスの復讐劇、そして悲しい運命を圧倒的な映像で描いた作品。冒頭からエンディングまで、死(妻子の待つ天国)を意味する映像が何度も入ってくるんだけど、これぞまさに映像美!ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックスも、ほんとにいい演技を見せてくれましたよね。何度も鑑賞しましたが、そのたびに、リドリー・スコットの描いたこの映画の独特な世界に入り込んでしまいます。 【たけたん】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-21 06:39:01) |
89.まるで自分が復讐に向かうかのように、ラッセル・クロウ演じるマキシマスにめちゃくちゃ感情移入した作品。2時間30分がまったく長く感じない。 【FIGO777】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-11 13:46:01) |
88.《ネタバレ》 ラッセル・クロウ演じるマキシマスが本当に格好よく、ホアキン演じるコンモドゥスもも腹黒くて戦いのシーンもドキドキしながら見れました!衣装も背景も壮大な感じで、最後に死んでしまって可哀想だけどヒーロー映画として好きな作品です。 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-03-29 22:39:01) |
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《改行表示》87.ほんと、何度観てもいい映画だと思います。深夜、ふとテレビをつけるとやってました。何度か観ていますが、今回は途中からの観賞。それでも最後にグッときて思わず泣かされてしまいました。音楽も良く、さらに泣きを煽ります。 グッとくる映画を観て泣いたりするとこのサイトを思い出し、そして書き込みをするのです。 細かいことはべつにいいよ。いい映画だ! 【tutu555】さん [地上波(吹替)] 9点(2007-02-17 05:32:52) |
86.期待して見に行ったら期待以上の面白さだった。 【Junker】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-03 21:30:57) |
85.《ネタバレ》 映画館で見ようと思っていたのですが、面倒になって結局テレビで見た作品です。とっても後悔しました。これは映画館で見るべき作品でした。コロシアムの闘いは本当に秀逸です。「ダイヤモンド体系!!」って言ってみたいな。 【腰痛パッチン】さん [地上波(吹替)] 9点(2006-12-26 12:09:52) |
84.おもしろい。何度も観たくなる映画です。重厚だし絵は綺麗だし役者はうまい。ストーリーは男心をくすぐるし、言うことなし。ラッセル・クロウはかっこいい!! 【ぽじっこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-09 15:03:02) |
《改行表示》83.《ネタバレ》 この映画でRクロウとホアキンFのファンになった。 マキシマスいい!コロシアムでの最初の戦いで名乗るところなんて鳥肌もん。何度も巻き戻して見てしまう。 突っ込みどころもかなり有るけど、RクロウとホアキンFの熱演に9点。 【楽人】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-26 17:16:28) |
82.敢えて難点を挙げるとすれば、ダークで茶黄色っぽい映像がいまいち観づらい。CGの多用のせいかいまいち深みに欠ける。まあリドリー・スコットはいつもこういう映像なのだろうが、どうしても同じく古代ローマ時代を描いた名作「ベン・ハー」の発色の良さを思い出してしまう。親子の断絶、残酷な剣闘士ショー、倒錯と退廃、ポピュリズムとこれ全て現代の我々にも通じるテーマといえよう。独特の映像美の裏に真摯ではあるが決して押し付けではないメッセージとヒューマニズムを密かに織り込みつつ、アウトサイダーの孤独な戦いを壮大なスケールで描かせたらこの人の右に出る者はいない。ワンパターンもここまでのスケールでやると偉大である。とはいうものの歴史スペクタクルとしては「コロンブス」が、映像美では「ブレードランナー」が、戦闘リアリズムは「ブラックホークダウン」が勝るのも事実。おまけにハンス・ジマーの音楽はもろヴァンゲリスだ。まあ映像に合わせるとああいう音楽にならざるを得ないのかもしれない。というわけで9点。 【わいえす】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-13 00:55:47) (良:1票) |
81.さすがリドリー・スコット監督。さすがマキシマス。男が憧れる男の映画。(女性の皆さんゴメンナサイ)。これぞ男の美学。久しぶりに良い映画見た~!(41歳) 【カスミン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-26 22:59:44) |
80.《ネタバレ》 マキシマス、あの世で幸せにな。 【一番星☆桃太郎】さん [地上波(吹替)] 9点(2005-03-18 23:58:32) |
79.《ネタバレ》 戦闘シーン・巨大なコロシアムなど見ごたえのあるシーンはいっぱいあるけど、なんといってもなんといってもラッセル・クロウである。圧倒的な存在感。静かな中に怒り・悲しみ・闘志がにじみ出ている。多くの兵を率いる姿も家族を想って祈る姿もコロシアムの中で命令を出す姿も本当に格好いい。すっかり感情移入してしまった!皇帝の前で正体を明かすシーンは心が痛むのだけれど、観客と一緒に歓声をあげたくなってしまうのである。逃走の成功を必死で祈る私がいるのである。よい映画だった。あんなにのめり込んでみたのは久々。満点をあげたいけれど、最後は逃走に成功し、もう一度兵士を率いるマキシマスが見たかったし、みなさん言われてるようにキスシーンはいらなかったと思うよ。ので、ちょっと減点。いや、私がラッセルクロウのファンだからこういうことを言ってるわけではないんです。冷静に判断していらなかったと思うよ。ともかくラッセルクロウが素晴らしく、見ごたえのある映画でした! 【うらわっこ】さん 9点(2005-03-03 11:27:57) |
78.どう転んでも傑作という作品はあまりない。正直、あまり好きなジャンルではないのだけれど、それでも単純に「面白い」と感じた。個人的には7~8点といったところだけど、誰でも楽しめる柔軟性を評価して9点。 【DELI】さん 9点(2005-02-23 13:05:24) |