1.《ネタバレ》 さて遅まきながら行ってきました。邦画を予習として鑑賞して日もあまりたたないうちに・・
観賞結果はもう、やはり、私の中ではこちらが大好き。
その答えは簡潔で、私が日本人でありダンスをやっていたからです。
邦画のほうで子役が言っていた言葉「なぜ日本人が社交ダンス?」
そのコンプレックスが確かに昔の私にはありました。
あと、こちらの洋画のほうはずるいんです。
邦画のほうのラストがイマイチ(と私は思う)現実的な話のラストが非現実的で、
まるでハリウッド映画のようなラストにしてあるのに対して、
こちらのリメイク版のほうはなんと非現実的な(教室の生徒やパーティに老人がいない!)
内容にたいして現実的なうまくまとめているラストは日本のドラマみたいじゃないですか。
「まいったなぁ・・こんなに爽やかに終わってくれたらまた勘違いする人が出てくるよ」
と思ったものです。いや、私が先に洋画のほうを見たら、夢の社交ダンス♪と・・
邦画のほうは苦労やきちんとした理由や暗いこと描いてたじゃあないですか。
そこを描いてないのが逆にまたいいんですが(恋愛ものとしては)
ぜひ両方見ることをお勧めします。どちらも現実的なところもあるし、
非現実的なところもあるので面白いですよ。
さて洋画の評価というか個人的な感想ですが・・・
違和感があるとすれば、ジェニファー・ロペスですね。
まず若すぎることと、踊りが(うまいへたの問題でなくて)ラテンスポ根なのです。
草刈さんと比べるのもなんですが、フラッシュダンス系というかダンスの種類がまた違う。
でまたちょっとチャン・ツィイー似だなぁ東洋系の顔立ちなんですよね。
ギアはもう言うことなしです。ちょっと猫背が気になったくらいで演技は抜群。
でもこの映画で特によかったのは、ラテン野郎竹中役、そしてギアの妻ですね。
デパートでチークも許しましょう。共働きの現実的さとサランドンの品のよさに。
ラテン野郎竹中役のスタンリーさん、もう竹中直人を超えている!