3.この監督にエロを描かせると天下一品。
あまりにもエロ過ぎてキスだけで踏み止まったことに対するリアリティが失われてしまうほど。
このJCトラップから逃れる術はないと思うし、その後の対応も許せる範囲だと思うので、血みどろの展開に陥ったことに関しては同情するしかない。
高岡蒼甫はこの軽薄でどこか憎めない男を上手く演じていたと思う。
田畑智子のコメディなのかホラーなのかよくわからない怪演も良かったし、小野恵令奈のエロさには鼻血が出そうだった。
あと、矢沢心の胡散臭さもはまり役としか言い様がない。
作品としては三角関係を描いたラブコメといった感じで、前半はとにかく笑える。
後半は笑えないような展開になるけど、哀愁のようなものが感じられて良かったと思う。
なんとも言えない感じのラストシーンも好きです。
それから、どうでもいいことだけど、この監督は作中で血を流さないと気が済まないのだろうか?