56.《ネタバレ》 若さゆえの無邪気さと無謀さをもった二人の冒険がとても微笑ましく、楽しい。 この映画にこんなにも感動させられるのは、ただ難病と死と子供の友情を描くだけでなく、難病の少年の母親の我が子の親友に対する愛情を描いているからでしょう。自分が一番つらい時に他者を思いやれる言葉を吐ける強く、いじらしい母親の姿に最も胸を打たれました。死のシーンで登場人物にワンワン号泣させてもらい泣きをさせるような映画とは全然違います。 子供を大事に想っているという自分に酔って、周りが見えなくなってしまうエリックママのような形相の母親達に見せたい、本物の母性が描かれている一本です。こんな名作がDVD化されてないなんてなぁ…。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-09-13 16:36:12) (良:1票) |
55.《ネタバレ》 シネマレビューの点数を見なかったら、この映画は決して見なかったでしょうから感謝したいです。 これはエイズの子供がラストで死んでしまうという分かりきった映画ですが、それでも胸にぐっとこみ上げてくるものがありました。 子供というのは無邪気で明るいものですがエイズの少年は子供ながらに死を見据えて生きていましたから、時々見せる影のあるしぐさが非常に痛々しかった。 一番印象的だったのは舟の上で青年の男女4人がはしゃいでいた様子と、テントで死を語り合っていた主人公たちの対比でした。 一方は明るくて楽しみを謳歌しており、もう一方は深い闇がもやもやとこみ上げている中にいる。子供が子供らしくなく大人のようであり、舟の上で馬鹿騒ぎをしている青年たちは子供のように見えた。大人になるとだんだん嫌なことも増えてきて悲しみも多くなってくるものですが、いったいなんで子供のときからこんな苦しみを背負わされるのだろうか?と理不尽に思えてくる。 あまりにも闇が深すぎる。それも泣きわめくでもなく、淡々とその闇を受け入れているエイズの子供を切なく思う。しかしこれが現実なのでしょう。 人が死んで感動するというのはある意味で他人事だから感動できるのではないでしょうか? 私は感情移入しすぎて腹が立ってきました。世の中には神さまなんていないんだね。いたら殴ってやりたい。とっても悔しいです。 【花守湖】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-14 01:32:01) (良:1票) |
54.エリックがデクスターの胸に抱かせたスニーカーは二人だけの秘密であり、二人だけの友情の証だった。そしてエリックが川に流したデクスターの靴は、悲しさや寂しさも一緒に流し去ってくれた。でも涙だけは止めど無く流れ続けた。 【ボビー】さん 9点(2004-09-04 20:44:30) (良:1票) |
53.映画を見ながらこれほど泣ける映画があるだろうか?泣ける映画を作るときの常套手段として子供を題材にすることはよくある話だが、それは誰もが大人へと成長していくうちに失いがちな純粋さや優しさといったものを子供が持っているからではないだろうか。我々はそう言った映画を見ることによって自分達の過去を振り返り、人間として忘れてはいけないものを思い出すのである。この映画がこれほどまでに感動を与えることができる理由は、単に子供が死んで悲しいということだけに留まらず、人間が生きるために持ち続けなければならないものを子供が我々に教えてくれるからである。 |
52.映画で初めて感動した記念すべき映画。おもしろ。 |
51.《ネタバレ》 久々の観賞でしたが、公開当時観たときより素晴らしいと思う映画も珍しいです。 エイズに対する偏見がシビアに描かれていて、今、日本のドラマで、こんなの作ったら、絶対にクレーマーから攻撃されるだろうと思います。 でも、こういった事を全て描くことで本当に大切なものが何か、それが伝わってくるのも事実。 エリックとデクスターの友情も自然な形で深く結びつく過程が素晴らしいと思いました。 病院でデクスターが死んだふりをする悪戯も、この年頃だから許されることです。 3回目の悪戯のときは、こちらの心臓も止まるかと思いました。 エリックが車の中で、デクスターの母親に「自分が治療法を見つけてやれなかったから…」と悔いるシーンには、涙がポロリ…。 1時間35分というコンパクトに収めた編集もグッドでした。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-03-08 22:06:25) |
50.お涙頂戴的なものはそんなに感じられなかった。 ラスト付近は静かな感動が数分続く。 こういう感じにしてくれる映画はなかなか無いと思う。 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-07 00:24:33) |
49.《ネタバレ》 ついに待ち望んでいた「マイ・フレンド・フォーエバー」のDVDが出た。映画の内容はあらかた知ってはいたが、それでも涙は止まらなかった。 エリックとデクスターの友情、それぞれの母親の思い、感想はまとまらないが、デクスターのお医者さんも良かった。「君は特別な子だ。奇跡が起こるかもしれない」と励まし希望を持たせる姿に真の医師を見た。 一つだけ嫌だったのは、デクスターの母親がエリックの母親に言った言葉「殺すわよ」はないだろう。息子の友人を思う気持ちはわかるが・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(吹替)] 9点(2012-06-18 21:21:19) |
48.《ネタバレ》 少年等の友情は勿論のこと、時に子供って無謀なことをするもんですが(特に男の子)、そんなことに目くじら立てず、我が子と同じようにエリックを思いやるデクスターの母親が素晴らしい。 普段、実の母親に虐げられているだけに、デクスター親子とスーパーに買い物に行き、デクスターの母親に頬にキスされた時のエリックの表情が印象的でした。 エリックの方も、デクスターの母親に本当の母の愛を感じたようなシーンで・・・ ラスト10分は、もう涙、涙、涙。 ただでさえ歳とって涙腺弱いのに・・・ よく観返すと、オープニングはコンバースのアップで始まるんですよね・・・憎い。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 9点(2012-03-04 17:42:13) |
47.見せ所の難しいジャンルだとは思うけど、ベタなお涙頂戴シーンはほぼ皆無だった。 主人公の少年は観ていてちょっとハラハラするが、彼の友人を思う気持ちもよく伝わってくる。 二人の子役はもちろん、友人の母親役アナベラ・シオラの演技もいい。 それ以上に良かったのは小道具の使い方で、(う~ん、なるほど)とやたら感心してしまった。 余計なセリフを排したラストの演出は秀逸な出来ばえで、制作者側のセンスの良さを感じる。 お薦めの良作。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2011-07-13 01:51:54) |
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【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-19 17:03:37) |
45.《ネタバレ》 中学校の国語の時間に先生から見せてくれたのがこの映画です。人生で初めてエイズという病気について真剣に考え学びました。鑑賞後はクラスの友達が何人か涙していたのがわかるほど、今となっては一生の映画になったと思います。リンダがエイズのわが子を侮辱されて怒りをあらわにしたラストシーン、とても印象的でした。 |
44.不治の病を治そうとする子供の無茶ぶりは、 ちょっと現実離れ・常識離れしてるかなと思ったが…。 これは泣ける。とりあえず泣ける。泣き所満載。 以前に見たことあったが、何度見てもやっぱり泣く。 最後の母親と母親のからみのシーン。これはたまらんね。 心を穿つ。 【愛野弾丸】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-21 21:54:07) |
43.《ネタバレ》 いい意味でこれは反則でしょう。デクスターの母親がエリックの母親を家に連れ込んで叱責した場面で号泣しました。自分でも驚いたぐらいに泣いた作品です。 【tetsu78】さん 9点(2004-06-04 18:36:44) |
42.最後に本当に起きないところでは予想ができていたがそれでも泣いてしまった。 【まろ】さん 9点(2004-06-02 13:01:26) |
41.《ネタバレ》 小さい頃見て、おお泣きしたのを覚えています。初めて映画を見て泣いた映画がこれでした。もう何もいうことはありません。最高です。 【もりまりも】さん 9点(2004-05-20 23:48:03) |
40.泣けた映画といえばトップにこれが出てきます。不治の病の少年と普通の子供の友情を描いた作品ですが、病気の子の母親(アナベラ・シエラ)が本当に素晴らしかったです。病気の少年の親友の母親が自分の子供を叩くシーンで、今度その子に手を出したら…と言うシーンが非常に印象に残っています。 泣ける映画=オススメではありませんが、とにかく1度は見る事をお薦めします 【ちょび】さん 9点(2004-02-16 15:56:54) |
39.初めて泣いた記念碑的映画です。題名からして泣けるくらいコテコテベタベタお涙頂戴で、日本の大衆演劇みたいだが、チープでなくていい。ラストは淡々と泣かせてくれます。その波に乗れば満足できます。そう難しくはありません。どうぞ。 |
38.昔から大好きな作品です。何か切なくもあり微笑ましくもあり母の深い愛(レンフロのお母さんは別)も素晴らしいと思います。最近レンフロ見ないですけど俳優辞めちゃったのかな? 【ヨウヘイ】さん 9点(2004-01-11 02:11:07) |
37.エリックとデクスターの友情が深まっていく過程が無理なく、淡々と描かれている。何気ない会話、しぐさのひとつひとつが嘘っぽくない、彼らの年代ならではのもの。脚本も破綻なく、綺麗にまとまってる。 【ロイ・ニアリー】さん 9点(2003-12-24 20:41:25) |