69.《ネタバレ》 こんなにも素敵な作品があるなんて知らなかった。 そこには感動があった。 とっても不思議な世界があった。まるで魔法のようです。 自分だけの秘密の宝物を発見したような、 なんともいえないそれは、まるで不思議な夢を見ているかのようなそんな感じ。 または、自分だけの素敵な世界を発見して、そこを覗いてしまった驚きと胸のトキメキかもしれません。 見終わった後は、人それぞれの形で自分だけの輝き、目には見えぬ宝物を確実に受け取るはずです。 僕は物凄く心が躍っています! この世界は魔法と奇跡にあふれていると知ったからです。 生きるということは本当に感動的な喜びと、素晴らしい奇跡が常に自分を取り巻いているのだと、、、人生は感動的でなければならない、、、そんなこと初めて教わった気がします。 いや!実感しました。 生きることは素的なひとつの輝きそのものであると、この作品を見て思いました。 癒しの効果が抜群のヒーリング映画と言ってもいいかもしれません。 フォレストガンプを思い出させるところもありました。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 9点(2011-04-03 04:02:43) (良:3票) |
68.ティム・バートンは妖精のようなおっさんだ。凄い。 【モチキチ】さん 9点(2004-06-21 06:04:18) (良:2票) |
67.《ネタバレ》 「大ボラ吹き」の意味合いを持つ「ビッグ・フィッシュ」。 この映画は奇想天外な物語と現実が交差する“嘘の様な本当の話”みたいな流れが好きだし、魚とか猫とか動物もいっぱい出てきて楽しい。 謎に満ちたドアを次から次へと明けまくり、運命を切り拓くような映画だ。 幻想的な回想や現代の時間の色合いやトーンの違いが、父の語る“夢”を強調する。 そりゃあ1000回も自分が脇役の話されたら誰だって嫌になるわい。 指輪で池の主を釣り、出世魚のようにどんどん成功を掴んでいった男の話。 父「俺の指輪を返せ!(怒)」 魚「その指輪を俺に喰らわせたのはテメえだろうが!!(憤慨)」 ダイナミック出産、運命を知る眼帯魔女。 自分の運命を素直に受け入れる潔さ。 プッチ神父「覚悟は幸福(ry」 手を触っただけでお腹の中の子が男の子か女の子か解る医者とかスゲえな。 謎の急成長、スポーツ、芝刈りだってスポーツだ、巨人との友情、幻の町でのニート生活、本当の父は牛乳屋?、サーカスでの出会いと「ザ・ワールド」&「メイドインヘブン」。 友人を救うべく愛してきた狼に銃を向ける道化師。見た目は道化でも、心の中は涙を流して躊躇を見せる暖かさ。 バートンのこういう演出が大好きだ。 狼は一匹狼じゃ生きられない。自分を受け入れてくれる存在が必要な、寂しがりやだったのさ。 フィアンセは奪うためにある(真顔)。 「運命で彼女と結婚する事になっているからっ!というか先にサーカスで出会ったの俺だしー、おまえ消えてー!」 何 た る ジ ャ イ ア ニ ズ ム。 ロマンチックだって? ドンが可哀想すぎて泣いたわ畜生! よりによってトイレでとか(´;ω;`)ブワッ ピエロすぎだろドン・・・。 花嫁を奪ったかと思いきや今度は戦争。 このタイミングはドンの呪いか? だが残念な事に相手は死亡フラグクラッシャーだ。 愛する女のために突撃一番、単騎特攻。 シャム双生児の女優の美声、暗視スコープで無敵。 サンタ「訴訟も辞さない」 詩人ラズロはニートをやめて強盗に転職。金をやるから実業家に転職してマジの天職に。 “夢”を買収する瞬間がこれほど暖かいのはこの映画くらいか。 何処までが嘘で、何処までが真実かは解らない。 だが、彼が辿った“人の緑”は夢を現実に変える力を持っていたのだろう。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-10-11 14:16:55) (良:1票) |
66.幻想的な世界観がよい。 ティムバートンの父親に対する想いが表れている作品だというが、そんなこと関係なしに1つの映画としてよい。 ファンタジーで泣きたい人におすすめ。 【Sugarbetter】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-01-21 20:26:14) (良:1票) |
65.《ネタバレ》 あいや~~~こういうのに弱いんだよなぁ 人生やっぱりいろいろあって、例えそれが「ホラ話し」であろうと何かを伝えたかったんだ と。人は 成長していきやがて子どもに自分の人生を伝えていく ん~~~良かった~(感動)最後のシーンはホントいい。こんないい映画に出会えて幸せデス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-07-27 23:29:33) (良:1票) |
64.ラスト5分で泣きました。しかも号泣。映画館での鑑賞だったので相当ヤバかったです。空いている映画館で助かりました。うるっと来る映画は結構ありますが、涙を流したのは初めてでした。いわゆる「お涙ちょうだいもの」の分野になるのかもしれませんが、押し付けがましくなく、素直に感動できました。父親に対してコンプレックスがある方(自分も多分そうです。)や、ちょっと父親と距離があるなという特にに男性の方にはぜひ観ていただきたいと思います。漫画「がんばれ元気」の第1巻で泣ける人は必ず泣けると思います。 【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-15 22:13:53) (良:1票) |
【バイオレット】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-27 01:28:33) (良:1票) |
62.《ネタバレ》 有る程度の理解力が必要な作品ですね。父親の突飛な夢話は、実際に彼が体験した話しに空想的(ファンタジー)な尾鰭を付け加えているものである。母親の「全てが作り話ではないのよ」という言葉や、息子が浮気相手と勘違いした女性の話は以外と重要な意味を持っています。父親の語る突飛な部分(ファンタジー)を除けば、形は違えど息子に語った夢物語と同じ意味合いを持つ人生を歩んでいたのです。だから、沢山の人が彼を慕って葬儀に参列したのです。 しかし、これを単なる“作り話”や“夢物語”として片づけてしまう人には感動も何も無いだろう。正に物語り序盤の息子状態ですね。まぁ、そんな鈍感な人は少ないのですが・・・。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-01-19 14:01:57) (良:1票) |
61.医師が語った「息子が産まれた日の父の本当の行動」で、それまでティム・バートンが私たちに見せてくれていた夢物語は終わり、「現実」の窮屈さや虚無感が私たち観客を包む。このホラ話だらけの父親を見ながら、かつて小説家太宰治が「自分が明るい時ほど暗い小説を、暗い気分の時ほど前向きで明るい小説を書く。」と語っていた事を思い出した。きっと、父は営業周りで各地を飛び回り、苦労して疲れ果てる自分の姿など家族に見せたくなかったのだろう。息子にも、余り現実に捉われすぎず、自由な発想で生きてほしかったのだろう。その思いが、自分が死ぬ間際にやっと息子に届いて、、父は幸せな顔をして逝った。息子は父親の本当の姿を知った上で、その死に際を自分のホラ話で彩った・・・中盤でも何箇所か涙腺を突いてくるシーンはあったが、この辺りからはもう涙が止まらなかった。もうじき父親になる息子も、きっと辛い顔を見せずに子供と接していくのだろうと思うと、「父が話となってずっと生きていく」という息子のラストの一言に、希望を見出せた思いだった。ぜひたくさんの人に、このティム・バートンの描き出した優しさを感じて欲しいと願いつつ、2004年(に見た映画の)マイベストの作品に9点。 【wood】さん 9点(2004-12-12 21:06:26) (良:1票) |
60.《ネタバレ》 すごくよかった!日常を忘れられる2時間でした。なんて素敵な御伽噺。かなりおすすめです。「いい人生だったね」のコピー作った人も素敵ネッ!見終わった後、いい人生だったねウンウン、と思わず言いたくなってしまうもん。サーカス小屋の時間が止まるシーン素敵!お花を敷き詰めてプロポーズ無敵!お父さんとお母さんがお風呂につかるシーンetc・・写真集を見てるのかと思うくらい美しい映像てんこ盛りでした。両親に2人一緒にみてほしいんで、ビデオ借りてきてあげようかな。・・そうそう!私が映画館でものすごく号泣しているときティッシュをくれた横のおじいさんありがとうございました!。。ああっすごくいい一日だった(^^) 【マミゴスチン】さん 9点(2004-08-28 08:35:22) (良:1票) |
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59.映画っていうのは所詮がホラ話なんですね。そりゃもう巧妙なホラ話。それをリアルに見せれば見せるほど人は満足したりするんです。不思議なことに。そうすると、「この映画は真実に迫っている!」なんて杓子定規な評価が出たりしまして、これは映画っちゅうものの成り立ちからしてそういう傾向があるから、仕方のないことなのかもしれませんけど。映画のジャンルを問わず、ドキュメンタリーであろうが何であろうが凡そ人が撮るものには必ず演出ってものが付いてまわるもんだし、言ってみりゃあ、それは思い込みとヤラセの世界ですよ。映画ってものはそもそもそういう了解のもとに観るべきものなんじゃないのかって僕は思うんですけどね。ホラ話だって、そこに夢や希望が感じられれば十分に幸せを与えられるんです。ということで、ティムバートンの「ビッグフィッシュ」っちゅう映画なんですけど、これが実に大らかでいい作品ですね。クソ面白くもないエピソードを延々と見せられてつまらんという評価もあるみたいですけど、あのつまらん(?)ディテールがラストに大団円となるところが「蒲田行進曲」的な映画愛だとしたら、僕がほんとに評価したいのは、そっちのつまらんディテールの方でして、あれこそがティムバートンなりのささやかな日常への賛歌なのだと思いますよ。映画もホラ話も、大風呂敷な夢や希望があるのはいいけど、それが日常に繋がる「誠実さ」もなくっちゃね。その観せ方には十分なリアリティがあったような気がしますよ、この映画は。実は親父も自分と同じ弱さを抱えたひとりの人間なんだって、この「自分が存在することの原理」みたいなものを認めなければ、本当の意味で自分が親父を赦し、自分を自分として認めることはできないんです。映画の中の息子と同様に、観ている僕たちが知らず知らずのうちにそのことを了解してしまう、そういう父子にとっての現実的な物語でもあるんです。 【onomichi】さん 9点(2004-06-19 11:36:35) (良:1票) |
58.《ネタバレ》 ファンタジー映画でココまでイイと思ったのは初めてです。ティム・バートン万歳。父の死と子供が出来た事によって分り合えたんですよね。巨人の話を更に大きく5メートルもあると子供に話しているところでニンマリしちゃいましたよ。 【かずのすけ】さん 9点(2004-06-08 18:47:46) (笑:1票) |
57.《ネタバレ》 父親が死をむかえるにあたって本当のことを聞きたかった息子が、最後には父エドワードにとっては最高の親孝行となるであろう脚色した話で、父親を安らかに送り出そうとする展開に、私は涙が止まりませんでした。自分の人生を語るときに、多少なりとも人は話の脚色をしてしまうと思います。でもここの話の数々は、どれも夢や希望に満ち溢れていて、聞くものの心に潤いをあたえるもので、私も真実か嘘かは気にはなりませんでした。父親が死んでしまって悲しいけれども、父親が話してきた物語の中で一生彼は生き続けるだろうと言う息子の言葉通り、人は肉体をなくしたとしても、その魂はいろんな話やモノに宿って、人々に愛され続けるのだなぁと感じました。死ぬということはとても悲しくてやりきれないものがありますが、死ぬときはエドワードのように愛するものに見送られて安らかに旅立ちたいものですね。 【はがっち】さん 9点(2004-05-16 22:10:43) (良:1票) |
56.同じベトナム戦争の時代を扱ったおとぎ話風の作品「フォレスト・ガンプ・・・一期一会」に8点をつけたのでこの作品は9点か10点しかありえないのですが、下の二人の方の10点と全米平均の8点を横目で睨みながら真ん中の9点をつけます。ベトナム戦争の是非なんていう天下国家の問題を扱った作品じゃないし、それに「フォレスト・・・」でのトム・ハンクスの演技が光っていたので点数を離したくなかった・・・なんていうのは屁理屈なので無視していただいて結構です。一言、「良かった。」と書くだけでも十分なのですが、これから鑑賞される方のためにもう少し詳しく書いておきます。まず、「フォレスト」との比較になりますが、この時代を描くのにCGをあからさまに使わなくても、大統領の実写を使わなくても、主人公のIQが平均より低くなくてもOKどころかそのほうが作品を「おとぎ話」として成功させています。年月の経過とともにつらかった事実の記憶は風化し、父エドワードがベトコンの拠点に乗り込んで捕虜になるか殺されるかのシーン(会話はベトナム語でアメリカでの上映でも字幕が入ります)でさえもノスタルジックに脚色され、密林のゲリラ戦で恐れられたベトコン兵たちの結構可愛い日常の素顔が印象的でした。ベトコン兵のカンフー張りのアクションにはまいりましたが・・・ベトナム人って本当にこんなことするの・・・でも楽しいシーンでした。この他にも、桃源郷(理想郷スペクター)、サーカス、空の落書き、水仙などの数々の美しい場面が網膜に焼きついて離れません。父エドワードは激動の時代にいろいろつらいことも経験しただろうけれど、息子に語る内容は楽しいことばかりになっているのようなので、この人の人生は結構幸せだったと言えるでしょう。 【かわまり】さん 9点(2004-04-28 08:32:32) (良:1票) |
55.《ネタバレ》 ラストシーンのなんたる美しさ。 セリフは不要。 ただ葬儀に集まった人たちを切り取れば、父親の人生が見えてくる。 絶妙な配役と、陰影のコントラストが素晴らしく、見応えのあるいい映画だった。 |
54.《ネタバレ》 嘘か本当かわからないような虚虚実実の微妙な物語が展開されるのかと思いきや、ティム・バートンの本領が発揮されてがっつりファンタジー路線に突き進むので、作り話だったんだなぁって感じで観賞。 でも、それ自体が狙いだったようで、最期の話では涙が止まりませんでした。 まさか自分自身がストーリーテラーになるとは思っていなかったので、まんまと騙されました。 ユーモアに溢れる語り口が心地好いし、映像もユニークで魅力的。 散々泣かされたけど、悲しいだけじゃない結末に感動させられました。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-08-06 12:21:34) |
53.《ネタバレ》 回想シーンのファンタジー感と現実世界のリアル感に最初は違和感を感じた。が、観ているうちにどんどん引き込まれていく。どこまでうそでどこまで本当かはわからない。ただ、彼が多くの人に慕われ、感動を与えたことは確かな真実。タイプの違う父と子の思いのズレ、年をとっても(年をとったからこその)夫婦愛、そしてラストシーン・・・。素晴らしい映画です。 【にゃまっち】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-27 09:50:38) |
52.ここ2年で4回くらい借りて見てしまいました。バートンの世界観とファンタジーが融合した傑作だと思います。エドワードの人生もきっと平凡なものだったのでしょうが、こんな風に語れることが私には羨ましくてなりません。たいした伏線ではないけれど、魔女の話と息子の「物語り」がかみ合って完結するところも良かったです。最後は何回観ても泣かされてしまいます。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-11-18 14:41:42) |
51.《ネタバレ》 前半は正直なところ「俺の好き系じゃねーな…」なんて思ったり。しかし物語が進むにつれ、どんどん引き込まれていく不思議な世界。 特にラスト。観終わった後にもずっしりと心に残る名場面です。キャスティング、世界観、そして題名に至るまでどれをとっても素晴らしい。 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-17 13:35:49) |
50.前半はどちらかというと冗長で、初見の時に得られた感動が今回も得られるかどうか不安になったが、尻上がりに調子を上げていき、ラストで爆発した。あのオチを全く覚えていなかった自分の健忘症ぶりには恥ずかしくなったが、何度も映画を楽しむことが出来る特異な才能と考えることにしよう。ティム・バートン監督独特の怪奇趣味とファンタジックなテイストが絶妙に入り混じった快作。ほんの少しの想像力がある人なら誰でも楽しめるという点で、この監督の作品の入門版としても最適かもしれない。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-12 21:05:57) |