1.《ネタバレ》 君に届けって ‥ そっちの想いだったのですね。それがかえって心地良かった。良い子だもんね そりゃぁ王子様でも現れてあげなきゃ 納得だ。
座敷童子から貞子までの流れでがっちし笑いを掴み、あとはみょうちくりんな役柄を多部ちゃんが最後まで奇妙に熱演。
貞子的な表現や大魔神怒る風の表情など随所に笑わせてもらいましたし、ぼそぼそっと呟くような喋りだって別に聞こえないわけではない。ちゃんと台詞として言えているし、こちら側にも非常にクリアに聞こえているので安心して観ていられる。
多部ちゃんやっぱこの子はすごいわ。絶対に憎めない子さんですわ。
ところで、本題に戻って 学校内では貞子と呼ばれ クラスメイトからも敬遠されがちだった黒沼さん。
そんな惨めで辛い思いをしながらも、怯えず腐らずキレずめげず、そんな逆境にもくじけることなく毎日を当たり前のように普通に学校に通い、一日一善なんてやっていける少女に育っていけてる訳として思うのは、 やはり、あの家庭なんだと思う。娘を愛する父親と母親の暖かい愛情の雰囲気がしっかりと描かれていました。仕事よりも家族事を優先出来る父親って偉い! 偉いというか、やはり偉い! とても誰しもが出来る事ではないですもんね やはり偉い! ^ ^
しかし、どうでもよい事のひとつとして、この監督の熊澤さん ‥ ちょっと一世代前には〝発狂する唇〟に関わってらっしゃった監督さんなんですね えらいイメチェンですよね ちょっとびっくり致しましたさ ほんま。