1.昨日はBlu-rayで「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を観たので、その続編って事で「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」を観た。
さて、まずは昨日観た「黒い魔法使いの誕生」だが、コレって「途中で終わってる感」が満載なんだけど……エエんかな?
取り敢えず、作品的には1作目の「魔法使いの旅」が異っっ常ぉぉぉぉぉに好きなんだよな…マジで最高!
あの、ハリーポッターの映画では描ききれなかった「(普通の)人間との関わり方」や「その距離感」…そして「その距離の埋め方」ってのが確りと刻まれたのもあるし、あのエンディングには心が幸せな気持ちになれた。
なので、それに水を差すような「黒い魔法使いの誕生」には、かなり「これは…」というダークな気持ちが湧きたってしまったが…アレだ。
これほどのシリーズを作ってきたスタッフなんで、その決着が(恐らくは)描かれるだろうと、本作に期待。
そう…「とダンブルドアの秘密」を観るしかなわな。
まぁ、劇場でも今週で終わりみたいだったので、何かの縁かなーと思ったのもあって…それを調べに、今日観に行く事にした。
結論から書くけど、めっちゃ上手く纏まってたと思う。
ファンタスティック・ビーストの好き嫌いは(前の)ハリー・ポッターどころじゃないだろうから、一概にすべての人間に「絶対いいよ!」と、お勧めは出来ないけど…もし「1作目が楽しかったー!」と思う人が居たなら、是非お勧めしたい。
って事で、ざっと今までの作品の点数。
点数:ファンタスティック・ビースト歴代評
【95】(2016)魔法使いの旅
【35】(2018)黒い魔法使いの誕生
【93】(2022)ダンブルドアの秘密
ただ、アレだよ、アレ!
今回の作品と繋がってる前提なら、2作目は30点から60点にランクアップする。
それくらいに、今回のは俺的には好きだったんだ。
さて、今回は敵役の「ゲラート・グリンデルバルド」が「ジョニー・デップ」から「マッツ・ミケルセン」にチェンジ。
俺的には007/カジノ・ロワイアルの時から好きな役者なので、全然嫌じゃないけど…オッド・アイとかの設定くらいは引き継いで欲しかった気がする。
ともあれ、あのジョニー・デップの後でも、しっかりと主張できてた演技だったので、彼が今後演じるのでも全然問題はないと思った。
むしろ、同軸スタートなら、このマッツ・ミケルセンに分があるかも知れない。
俺的には、ジョニー・デップのコミック的な演技は好きだけど、アレだ。
作品群として、ハリー・ポッターならジョニー・デップだけど、シリアスな展開を望むならマッツ・ミケルセンかも知れない。
そして、俺はこのファンタスティック・ビーストで一番好きなキャラが分かった。
それは、「ダン・フォグラー」が演じた、魔法使いでもない”ただの人間(のデブ)”「ジェイコブ・コワルスキー」だ。
彼の魅力を、劇中で(若き日の)ダンブルドアが語るシーンがあるけど、俺はリアルに頷いてしまった。
「運命とか、力の差」が歴然としてても、あえて危険に身を投じても…守らなきゃならないモノのために奔走する。
それは、時に「愛する者」の為…時に「信じた友」の為……っつーか、言葉にすると、コッハズカシイ言葉だが、それを四面楚歌の中で無理してでも「自分に言い聞かせている彼」が堪らなくカッコいいなーと思えるんだよな…。
ハリー・ポッターの頃から、あの魔法的空間を旅行させてくれる、この作品。
まだまだ続くってなら…うん。
最後までしっかりと観て行きたい。
今回の評は、こんな感じ。
あ、そうそう!
「グリンデルバルド対ヴォルデモート卿」
そんな映画があったら…
俺は絶対に観に行くよ…マジで!
関係者の方々どうか宜しくお願いします!