27.《ネタバレ》 とても面白かったです。前作とはずいぶん印象が違う。前作は、緊迫感が乏しいわりに、戦意ばかりを高揚させるプロパガンダ映画って感じだったけど、今作は緊迫感が強いぶんだけ、かえって戦意を萎ませる映画じゃないかと思う。 前作の主人公には「友人の死を乗り越える」というミッションがあったものの、技術的な優位性は一貫してたので負ける気がしなかった。あの映画を見てパイロットに志願する米国人が多かったのは、映画のなかの勝利を追体験したいと考える観客が多かったからだと思う。でも、今作を見てパイロットになりたいと思う人は少ないでしょう。なんせ無人機の時代にあって、優秀な有人戦闘機に課せられるのは、まるで使い捨ての特攻みたいな任務なのだから。全体的に悲壮感の漂ってる映画だし、いちおう最後には勝利するけれど、それはあくまで映画のなかのフィクショナルな勝利であって、あれを現実にやらされたら生きて帰れないのは誰にでも分かる。敵国に先制攻撃を仕掛けたり、殺人をおこなってる点では前作と同じだけど、これは上質なエンタメフィクションであって、現実の戦意を高揚させる映画とは思えない。むしろ「戦争は無人機にやってもらうほうがよい」と思わせるためのプロパガンダ映画なのかもしれません(それを肯定するわけじゃありませんが)。 ちなみに、若い世代の観客は、なぜあの女優がヒロインなのか分からないでしょうが、前作をリアルタイムで見た世代にすれば、その容姿や演技のうんぬんはともかく、彼女が「ジェニファー・コネリーだ」という事実そのものが重要なのよね。わたしも、そういう感慨だけで見てました。なんせ美少女だったときの記憶しかないから(笑)。きっと制作者側もそれを狙って起用してると思う。 【まいか】さん [地上波(邦画)] 9点(2024-11-16 02:10:46) |
26.《ネタバレ》 リピーターが多いと言うのも納得。確かにもう一度観ても面白いと思うし、続編として成立させているのも凄い。ストーリーは王道で考えずに楽しむことができる。まさに「考えるな」「行動しろ」てすね。個人的にはジェニファー・コネリーが美しいと感動した。 【ラグ】さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-03-19 10:29:02) |
25.日本的にいえば「気合と根性論の昭和世代が大活躍」の映画でしたが、やはりコレが最高に面白いんだから参ってしまいます。 近年のMIシリーズ同様、ソツなく完璧に仕上がった脚本と、実際に飛ばした戦闘機と最新映像技術の融合は本当に素晴らしいとしか表現のしようがありません。旧作からのファンへのサービス・音楽の使い方も完璧で、オープニングからマッハ10の流れでいきなりハートは鷲づかみ。イーサン・ハント同様マーベリックがなぜ二回りも年下の現役世代より操縦が上手いのかの説明は一切なく、劇中のセリフでもあるように「神と守護天使にしか知り得ない特別な事情」で全ての物事がうまく進んでいきます。ちょっと都合よすぎる展開ですが不思議なことにそれでも主人公マーベリックに違和感を感じないから、、やはりトム・クルーズという俳優は特別なのだと痛感します。 ストーリー上で文句をつけたり論じたりする部分も一切なく、ただただもう映像に酔いしれる映画だったと思います。アイスマンを筆頭にオールドキャストがきちんと機能していることも素晴らしいですが、ニューキャストも存在感を示していて嫌味がない。本当に文句のつけるところがないんですよね・・ ある意味凄いことですが、ラストも予想通りの展開で何から何まで気持ちが良すぎてもうね(笑) あえて粗探しをするとすれば、敵の描かれ方があまりにもステレオタイプ過ぎてお手軽でお粗末。どこの国であるかもよく判らないし、前半のウランの説明もお手軽過ぎて緊張感はほとんどありません。今時はゲームでももう少しリアリティをもって説明してくれますので、この点はちょっと雑だなと感じました。(ただ、この映画はそこを論じていないし見せる映画でもないのですが) ベッドで見せたマーベリックの大人な対応が素晴らしい。グースの息子やその母親のことまで考えていたりアイスマンとの友情など、きちんと成長したマーベリックを見せてくれた点も昔馴染のファンを大切にしていて良かったです。全体的にちょっと軽いということ以外は歴史的娯楽作品の続編としては最高の出来映えでした! 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 9点(2022-11-05 10:51:45) (良:2票) |
24.《ネタバレ》 まあ、とにかく華やかな機体達。 主演機体のF18。マルチロール機の魅力爆発でした。 スホーイ57でワクワク。 まさかのハインド登場にはテンションUP。 ホークアイのどデカイ円盤もカッコよかった。 物語はよくあるもので御伽噺感はありますが、 変に前作にとらわれすぎず、でも残しつつ、娯楽映画としてコンパクトにまとめ、 存分に戦闘機たちが躍動していて良かったです。 訓練生に見せつけたF18のトレーニングフライトのシーンは痺れまくりましたよ。 すでに退役したF14は今や骨董品かもしれませんが、 大柄で可変翼で飛ぶ姿は変わることなく魅力的で憧れの機体ですね。 やはりトップガンと言えばF14が浮かびますから。 【こっちゃん】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-10-08 16:09:07) |
23.IMAXレーザーで鑑賞しました. 先月「ロッキーVSドラゴ」を観て,映画に関してもう思い残すことはないかな,と思っていたのですが,映画館で見ておかないと後悔しそうな作品がもう一つありましたね. いや~本当久しぶりに「映画」を観たな,という感じでした. 話自体は,「漫画見たい」と言われれば,反論できないような内容なのですが,漫画をどう頑張って実写映画にしても,ことごとく失敗に終わること知っている我々が,この作品を諸手を挙げて受け入れられるのは,やはり何とってもトムクルーズという俳優の神通力によるところが大きいと思います.「ありえね~」と突っ込む気には全くなりません. 数十年前の若い頃は,あの口を半開きにした笑顔を見て,キザナ野郎くらいにしか思っていませんでしたが,十分尊敬に値する俳優さんであると,改めて認識させられました. どなたかも仰ってましたが,今回の作戦といい,父子の確執といい,スターウォーズを意識していることは明白なのではないでしょうか. この1か月の間に,この2作品を映画館で観ることができたのは,何か天の思し召しのような気がしています. ※ちなみに,「ロッキーVSドラゴ」がまだ作品登録されていないようなのですが... 【マー君】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-09-18 15:15:34) |
22.こんなミッションが現実にあるのか疑問だが、それでもトップガンはこうでなくちゃ。 【TERU】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-09-16 20:50:53) |
21. トム様、「ムネアツ体験」ありがとう。アラフィフ映画好きの涙腺はゆるゆるでした。流石3ヶ月以上のロングランも頷ける。 反戦とかプロパガンダとかを吹っ飛ばして(良い意味でね)、純粋に映画を楽しませてくれました。 個人的にジェニファー・コネリーも「アツモリ」でした。以上! 【ノン】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-09-09 19:28:43) |
20.《ネタバレ》 これぞエンターテイメントという映画でしたね。これを映画館で観て否定的な評価をする人はほとんどいないのではないでしょうか。ミッションの絶望的な難易度を訓練のなかでいやというほど描いて緊張感を演出し、ミッション本番でのめくるめく展開は本当に良くできていたし、映像的にも秀逸だったと思いました。 いやー、最後に主人公とヒロインが格好いいキスシーンで終わるような映画ですから、登場人物が死ぬわけにいかないのですが(笑)、それでも、死ぬのか?死んでしまうのか?とのめり込ませるところはすごいなと思いました。 もちろん、「ならず者国家」と訳されていた想定敵国はある意味同じ人間扱いしていないような描き方でしたし、おバカなエンタメ映画であることは間違いないですが、出来映えはかなり良かったので、個人的には9点あげてもよいと思える作品でした。 【たあたん】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-08-29 00:49:26) |
19.IMAX の映画館で視聴。いい映画でした! 中一の娘も楽しめたようで良かったです。 【よしふみ】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-08-21 21:42:05) |
18.《ネタバレ》 封切りから結構時間が経ってしまったので、それなりにネタバレで内容が伝わってきたのだが、 まぁ、そんなのどうでもいいってくらい面白かった〜。 内容的には、前作はもちろんの事、英国の名作「633爆撃隊」のエッセンスも隠されていたりして、 古典的な航空戦争映画ファンへのサービスも怠らないトム・クルーズの心意気! 彼等にとって、日本人の零戦の様な存在、P51マスタングの飛行シーンや、アイスマンとの抱擁など、 熱い感涙場面も良い具合に散りばめられており、アクションシークエンス以外も手抜き無し。 バーカウンターでの軽い疎外感なんかも、リアリティあったなぁ。 極めつけは、戦闘機同士の「ドッグファイトは機体の性能より、パイロットの腕だ」って、もうマーヴェリック、最高! F14でSu-57を叩き落としちゃう痛快感、何が第五世代だ! とにかく、鑑賞後にひたすら晴れやかな気持ちになる快作。 【こた】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-08-02 16:18:35) |
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17.《ネタバレ》 前作は当然観てます。去年ぐらいにトレーラーで見かけて是非とも観たい作品でした。いざ封切されたら満員でスルー(人多いの苦手)しまくってたらボチボチ上映終了になりそうだったので行きました。過度な期待はしないでおこうと思っていたけど世評が良いので期待感は高まっていました。。。良い意味でTHE娯楽映画でめっちゃ楽しめました。期待以上に面白かったです。ジェニファーコネリーが好きなので、彼女も出てきてもう完璧ですw リピートはしないんだけど、4DXでもう一度観たいかも? ハスラー3も作ってくれんかな? 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-08-01 10:16:39) |
16.《ネタバレ》 のっけから「ライトフタッフ」ばりのマッハ10越え。墜落し、水を求めたレストランでの男の子の「地球だよ」には笑った。 マーヴェリックを観る前に一応前作も復習を兼ねて観たのだが、まあ脚本がひどかった。若かりし頃は気にならなかったけど、年取って観ると、トムと音楽だけに頼った作り。 で、マーヴェリック。 いや、面白い。あっという間の2時間。 冒頭の空母から飛び立つ戦闘機のシーンで「トップガン・アンセム」が流れるだけで鳥肌が立ち、続く「デンジャーゾーン」でしびれて、完全に映画の世界観にどっぷり入り込んでしまった。 トップガンの若者達に課されるミッションには、正直言って説得力もないし、現実味も感じられないけど、要は難しければよい、ということ。 若きパイロットを死なせたいために、選択すべきミッションを身をもって実行し、司令官をうならせるシーンにはやはり胸が熱くなった。 KAWASAKIを愛するトムがGPZからH2に乗り換えつつ、F-18からF-14に戻るシーンには完全にやられた。現役を退いた旧式のF-14なんか出るわけないよな、とあきらめていたおっさん達に、見事なサプライズ。その手があったか!わかってるじゃないか、監督。 そして映画に花を添えるヒロインは、ジェニファー・コネリー。前作のヒロインがタイプではなかった私には、これも嬉しいキャスティング。 普段はドアを閉めて家に入る彼女が、ドアを開けたままにする憎い演出。 トムも音楽も素晴らしかったけど、このマーヴェリックはストーリーも面白かった。 いや、控え目に言って最高。 もう一回映画館で観たい。そんな映画。 【roadster316】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-07-30 11:00:42) (良:1票) |
15.60間近の年齢を屁とも思わないように演じる主人公、実機での新世代トップガンキャストの真に迫る演技… 自分の中の前作評価は「中身より形にこだわったかっこ良さ」でしたが、この36年の時を経た続編への半端ないリアリティ追求のこだわりを大きなスクリーンで堪能できて大満足。 ご都合主義的ストーリーも吹き飛んでしまうような共感と爽快感は久しぶりです。 【ProPace】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-07-21 21:09:29) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 前作との繋がり、友情や葛藤、ロマンス、アクションなど、とてもバランスの良い映画だと思いました。 言ってしまうと、ストーリーはまぁまぁ読めてしまうのですが、 それでも面白いと感じられる魅力ある映画です! 特に前作を知るものにとっては、グッとくるシーンが数多くあり完全に心掴まれちゃいますよね。 まるで36年後に伏線回収するぞーって作ったかのような前作にさえ感じます。 そこらへんについては皆さんが絶賛されているので、もう周知のとうりかと思います… が、 僕が本編よりも一番心掴まれたのは、ダークスターに乗るトムの冒頭のシーンでした! 世界最速の男になり、そこからさらにマッハ10を越えようとする。 マーヴェリックらしさがめちゃくちゃ表現されてるなと感じましたし、 現実的な部分とSF的な要素が絡む、ゾクゾクワクワクする場面でしたねー 少し残念だった点では、 チャーリー(ケリー・マクギリス)が前作の映像のみだったこと。 キャロル(メグ・ライアン)が死んじゃってたこと。 まー映画を作る上では色々とあるでしょうから仕方のないことだと思います。 それとこれから見る人には、 前作をしっかり予習してからIMAXで見ることをお勧めします! 【ゆにお】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-07-14 14:11:08) |
13.《ネタバレ》 ラジオで面白い映画だと絶賛されていたのと、久しぶりに映画館に行きたいと思って観にいきました。 前作も観ていませんし、戦闘機にも全く興味が無い私ですが、本当に楽しめましたし、後半はどういう感情か分からない (ジェットコースターに乗った様な)涙もずっと出てました。 映像とスピード感がものすごい迫力でした。 初めのマッハ10に挑戦するシーンがまず良かったです。 訓練のシーンから終了までずっとスリリングで、とにかく飛ぶスピードが早いので 息つく余裕もない位でした。低高度で飛んでいる時にパイロットの首が傾いたり、急上昇している時の苦しい顔がとてもリアルで、 迫力満点でした。劇中でおじさん扱いされているムキムキのトムクルーズに少し哀愁を感じてずっと応援していました! 観ているだけですが、ハラハラしたのでだいぶ体力を消耗した様に思います。 考えさせられて心に残る、というよりは娯楽映画!という感じです。 話の展開は昔ながらのアメリカ映画的要素が満載で、情のある明るい映画でした。 【からんころん】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-07-07 22:38:39) |
12.《ネタバレ》 時は過ぎた。相変わらずアイツは無茶ばかりしている。 そんな時やって来た旧友から与えられた最後のチャンス。それは相棒の息子とやり直す機会。 もう予告を見た瞬間「絶対IMAXで観るしかねぇ!」と確信する。もう話なんてどうでもいい!これは映像を観るためだけの映画!これはアトラクションなんだ!!!まぁトップガンは見ているけど、実は全く覚えていない確か相棒が死んでた。そんだけだ。そんな印象でお話には一切期待していなかったんだ。 しかし改めてトップガンを見直して挑んだ本作。初っ端からデンジャーゾーンでお迎えと最高の幕開け。そして確かに映像、音楽共に最高だ。そしてお話は…ボロボロ涙を流しながら見ていた。 マーベリックとアイスの変わらぬ友情!あんな無茶な野郎を信じ、自分の身が弱っていく中でも心配してくれているアイスマンはなんて良い奴なんだ! そしてグースの息子ルースターはまるで生写し。マーベリックの心の傷をグリグリと抉っていきます。アイスマンのくれたチャンス!マーベリックは仲直りできるか!? ん?この設定なんだかスタローンのオーバーザトップ味があるぞ。だから良いのか! 名のある若手エースパイロット達を次々と捩じ伏せていくマーベリックにはスカッとしますし、同時に「コイツがやればいいじゃん…」ともなります、まぁやるのですが。 そういえば若造連中の中でも上手だけど調子こき憎まれキャラのハングマンですが、コイツって若き頃のマーベリックそのまんまなんですよね。だからなんだか憎めないのが不思議な所。まぁ彼の未来が少し見えたから選考に選ばなかったのかもしれませんね。 そんな訳で最終ステージは息を呑む展開の展開の展開。なんだよ結局マーベリックが行くんかい!となりましたが、もうそんな事は忘れて最高のアトラクションに突入。これでフィニッシュかと思いきや、まだまだ続く息を呑む展開の連続にハラハラしない訳がない!こんな凄いアクションシーンの連続で飽きずにハラハラ出来るなんて凄過ぎますよ!あとGを耐えるシーンではなぜかコチラも一緒に耐えてました。 そして最後はトムキャット登場、まさかの最新鋭機とのバトルは熱いし超逆境が「さすがのマーベリックも終わりか!?」と思わせるので前のめりになって手に汗握ってました。 なんだかんだ最後の最後までマーベリック最強伝説で貫く本作。ヒーローがアレしてしまう展開が多い昨今の映画でここまで王道を貫く本作はまさに映画の中の映画でしたね。ボロボロ泣いて、ハラハラドキドキして、スカッと追われる近年では最高の映画体験でした。ありがとうトップガン。次は4DXで見てくるよ。 【えすえふ】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-07-01 07:55:18) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 世間の評価の高さに釣られ鑑賞。思いっきり納得させられました。 part1に関しては他のレビュワーさんと同様ですが、続編たる当該作品、登場人物たちが過ごした【あの時】からの人生の歩みと積み重ね、深さ、精神の昇華がもう、でかくて…。 例えとして適切かは解りませんがターミネーター1をリアルタイムで見た私がその数年後に2を見てスケールアップ具合が心に響くまで感動したのと同じ衝撃でした。 これまた他のレビュワーさんの言葉になりますが、これは後から配信やレンタルやロードショウで見れば良いような代物では到底無く、今、この時に劇場で味わう事がベストと断言します。 思った事ですが、とくに私も含めたアラフィフ後半世代の皆様へ、 身体も、アタマも、心も、精神も感性も、ガンガン鍛えましょう。ガンガンと。 もう遅いだの年だの無駄だの諦めただの、冷めたり達観したフリして自分を誤魔化して阿保らしく退屈な余生を過ごすのはまっぴらと、そんな氣持ちを蘇らせてくれる秀作です。自分の出番と戦いの時は、あるんです。一生。何度でも。 生きるのを辞めるのをヤメましょう。 思うにこの映画、ピート・ミッチェルの後半人生ドラマではあるけれど、トム・クルーズという役者の半生を表した形の一つだと思います。実際の彼も人生の折り返しで指導的立場になってもまだ現役の立ち位置から離れずトップを独走してるし。 良い作品を見せて貰いました!良い映画でした!!。 【またいつもの蛇足。ここからがネタバレ。まだ映画を鑑賞してない方は以下は見ない事をお勧めします】。 ①・嫌な奴キャラが、美味しい所を持っていく法則は健在。 ②・『感動して泣いた。ノックアウトされた。(TーT)』なんて思っていると、ダウンされたままで次の不意打ちを食らいます。 ③・挙句に、テロップでトドメも刺されます。 【役者の魂】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-06-30 16:51:15) |
10.前作をリアルタイムで見ているけど、さほど面白いとは思わなかった。 アメリカ万歳、マッチョ万歳、あーそうですかー(棒読み)という感じだった。 なので、今作も当然のように無視していたけど、周囲の高評価に誘われて、遅ればせながら見に行った。 結果、見に行って良かった。 良かったなんてもんじゃない。前作よりもずーっとずっと出来がいいよ、コレ。 テンポが良くて、小ネタが楽しく、戦闘機アクションの迫力が凄い。 個人的には、腕立て伏せ前後のシーンが超好き。 細かいことは言いっこなし! そんなもんは映画見終わってからタップリ語れ! 久しぶりに「いい映画見た!」って感じ。 トムクルーズありがとう。 映画の帰り、カッコつけて自転車乗ってる自分が嫌いじゃなかった。笑 【まかだ】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-06-27 16:46:05) |
9.《ネタバレ》 あまりに話題なので、IMAXとかいう超巨大なスクリーンで見てきました。これはすごい。巨大すぎて、役者の顔がアップになると逆に誰だかわからなくなるほど。しかし、さすがに映像と音の迫力は十分。まさにその場にいるように、さながらバーチャル・リアリティを体感しているような錯覚に陥ります。誰もが自宅のテレビで映画を見られる昨今、そうはさせじと映画館が新境地を開いた、という感じでしょうか。しかも空母と戦闘機の発艦・着艦と「Danger Zone」があって、もう冒頭のそのシーンだけで元は取れた感じ。 ストーリーもそこそこ。考えてみれば前作が作られたのは冷戦時代の末期で、唯一最大の敵国ソ連との戦闘は想定しにくかったと思います。だからラストのほうで偶発的に戦闘に発展、みたいなシナリオだったと記憶しています。それに対して今、米国は幸か不幸か敵だらけ。現実に侵攻だの空爆だのミサイル攻撃だの茶飯事です。その意味では、戦闘シーンも描きやすかったのかなと思います。ただ「ならず者国家」と言うばかりで、けっして実在の国家を連想させないように腐心してたように見えましたが。 しかしトマホークであれだけ敵国の滑走路を破壊できるなら、核施設もわざわざ戦闘機で危険を冒さずとも、トマホークでボコボコにすればいいんじゃないかと思いましたが、どうなんでしょう? そして最後、「父の代わりだ」のセリフには図らずもグッと来てしまいました。たまには映画館で見るのもいいものですね。 【眉山】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-06-25 01:32:06) (良:1票) |
8.あのトップガンの続編!それを聞いて、予告編を見た時のワクワク感はたまらない。絶対に見にいくぞと思っていたのに、コロナで上映延期・・ 待ちに待った上映がついに!というわけで、もちろん見に行きました。 いやーよかったです。 続編はつまらない場合が多いのですが、流石に、月日が流れてかなりの続編なので、昔の良い思い出をひきづりつつの評価になるので、評価は甘めになるかもしれませんが、いいです。面白かったです。80年代と現在のギャップも取り入れつつ、オリジナルへのオマージュ、そして同窓会的な出演者もあり、1作目が好きだった人にはたまらない内容になっていました。 また、アクションと、スピード感もよく、ご都合主義なツッコミを入れたいシーンもありますが、流石に、歳を取ってもトムはかっこいい。なので、前作が好きだった人はもちろん、初めて見る方にもおすすめできる作品でした。この出来を見て、グーニーズ2の噂もあったけど、リチャードドナー監督が亡くなり、立ち切れになってしまったけれど、それも是非実現欲しいと思いました。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-06-13 12:55:13) |