バニラ・スカイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バニラ・スカイ

[バニラスカイ]
VANILLA SKY
2001年上映時間:137分
平均点:5.43 / 10(Review 340人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-12-22)
ドラマサスペンスラブストーリーリメイク
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-10-05)【Olias】さん
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監督キャメロン・クロウ
助監督バディ・ジョー・フッカー(第二班監督〔ノンクレジット〕)
演出バディ・ジョー・フッカー(スタント・コーディネーター)
キャストトム・クルーズ(男優)デヴィッド・エイムス
ペネロペ・クルス(女優)ソフィア・セラーノ
カート・ラッセル(男優)精神科医カーチス・マッケイブ
キャメロン・ディアス(女優)ジュリー・ジアーニ
ジェイソン・リー〔男優・1970年生〕(男優)ブライアン・シェルビィ
W・アール・ブラウン(男優)バーマン
アリシア・ウィット(女優)リビー
ノア・テイラー(男優)エドモンド
ティルダ・スウィントン(女優)レベッカ
ティモシー・スポール(男優)トーマス・ティップ
ステイシー・シェア(女優)レイナ
アーマンド・シュルツ(男優)
ジョニー・ガレッキ(男優)ピーター
マイケル・シャノン〔1974年生〕(男優)アーロン
鈴置洋孝デヴィッド・エイムス(日本語吹き替え版)
渡辺美佐〔声優〕ジュリー・ジアーニ(日本語吹き替え版)
堀勝之祐カーチス・マッケイブ(日本語吹き替え版)
森田順平ブライアン(日本語吹き替え版)
長島雄一ティップ(日本語吹き替え版)
稲葉実ホスト(日本語吹き替え版)
田原アルノポメランツ(日本語吹き替え版)
片岡富枝ベアトリス(日本語吹き替え版)
後藤哲夫ピーター(日本語吹き替え版)
辻親八バーテンダー(日本語吹き替え版)
古田信幸アーロン(日本語吹き替え版)
小形満レイモンド(日本語吹き替え版)
小林さやか〔声優・1970年生〕ソフィア(日本語吹き替え版)
原作アレハンドロ・アメナーバル(原案)
脚本キャメロン・クロウ
作詞ボノ"Wild Honey"
ポール・マッカートニー"Vanilla Sky"
作曲ポール・マッカートニー"Vanilla Sky"
主題歌ポール・マッカートニー"Vanilla Sky"
挿入曲レディオヘッド"Everything In It's Right Place"
キャメロン・ディアス"I Fall Apart"
R.E.M"All The Right Friends"
ボブ・ディラン"Fourth Time Around"
ピーター・ガブリエル"Solsbury Hill"
トッド・ラングレン"Can We Still Be Friends"(友達でいさせて)
ザ・ビーチ・ボーイズ"Good Vibrations"
撮影ジョン・トール
製作トム・クルーズ
ポーラ・ワグナー
マイケル・ドーヴェン(製作補)
キャメロン・クロウ
パラマウント・ピクチャーズ
配給UIP
特殊メイクK.N.B. EFX Group Inc.
ロバート・カーツマン
グレゴリー・ニコテロ
ハワード・バーガー
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
美術キャサリン・ハードウィック(プロダクション・デザイン)
衣装ベッツィ・ヘイマン
編集ジョー・ハットシング
マーク・リヴォルシー
録音ポール・マッシー[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
父の出版社を相続して、マンハッタンの豪邸に住み、フェラーリーを乗り回すリッチマンのデビッドは、金と容姿に恵まれて我が世の春を謳歌していた。モデルのジュリーとの仲も良好だが、どこか物足りなさを感じる日々。そんなある日、デビッドのバースデーパーティーに親友の小説家・ブライアンが図書館で出会った女性、ソフィアを連れてきた。ソフィアに心を奪われるデビッドにジュリーは嫉妬する。そこからデイビットの完璧な生活の歯車がこじれ、現実と妄想・夢の世界がごちゃまぜになってしまう。
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1
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12.運よくオリジナル(オープン・ユア・アイズ)→バニラ・スカイの順に見ることができましたので正しい順で評価です。オリジナルはオリジナルであるという点でリスペクトに値しますが、本作バニラ・スカイは圧倒的な資金力と大物の手によってハリウッド大作に生まれ変わっています。双方ともヒロインにベネロペを使っている点が素晴らしいです。そもそも彼女ありきでリメイクしたと噂でしたし、確かに彼女しかいないと思える可憐さなのです。キャメロン・ディアスと並んでもぜんぜん引けを取りませんものね。

本作は変な脚色がないおかげでリメイクとして成功していると思います。オリジナルではチープに感じたシーンや唐突に感じたシーンが、本作ではスムーズに繋がるよう丁寧に作られています。ラスト付近では寂しさや悲しさも伝わる素晴らしい仕上がりになっていて、後味も全く悪くないものです。(ただ、あくまで主人公は自分勝手ではあるのですが・・)

この映画が深いのは、人間の本質を鋭く突いている点です。生と死を判りやすい形で映像化していますし、自分の全てだったものを失った時の人間の精神を深く追求しています。まあ、オリジナル版の脚本が素晴らしかったということでしょうが、リメイク版である本作のほうがよりインナーSFの古典的な映画として完成度の高い仕上がりになっているように感じます。他人には全くお勧めしませんが個人的には非常に大好きな作品、いや名作というべき映画だと思っています!(日本語版ブルーレイ化を熱望!!)

■2019/4にパラマウントよりブルーレイが発売されましたが、大画面でDVDと比較してもあまり違いが感じられない残念画質でした。むしろDVDのほうが若干発色が良いようです。ご参考までに。

■2023/7にパラマウントより4K化されたUHDソフトが発売されました。こちらは全体的にシャープで鮮明に記録されていました。ブルーレイが非常に悪かっただけに嬉しさも大きいです。ただし、公開年を考えると画質はかなり悪いほうで、本作より4年も前に公開された「ディアボロス/悪魔の扉」などはブルーレイソフトでも非常に鮮明かつシャープで発色も良いものです。ご参考までに。
アラジン2014さん [DVD(字幕)] 9点(2023-07-26 16:13:40)
11.《ネタバレ》 ハリウッドのメイクアップ・アーティストは、トムの顔いじるのが好きなのでは。マイノリティー・リポートでもトムをおじさんにしてたし、今回は事故後の整形顔。いじりがいのあるイイ顔ってわけね。で、キャメロンがかわいかった。トムとセックスしながら笑っているところは俺のツボでした。かわいい。ヒロインのペネロペもかわいかった。特にトムとキスした後ペネロペがひとりになり、恥ずかし嬉しそうな、女の子っぽい振る舞いをするところなんか、うわっ、かわいい、と思った。で、話。極論「社会不適応者あるいは全然もてない奴はマスかくか、死ね」ですか…。あまりにも惨めな主張ではないでしょうか。でも、この映画は好きです。落ちぶれ者を中心軸に物語を進めながら物事の本質を解明していく、というこの構成が、この視点が巨視的で、俺には人の愚かさを勉強する良い題材であった。なんというか、ソクラテスや孔子の言葉を弟子が書き留めていったときの勉学法に似ている。この語り手の弟子のような感覚で俺は見ていた。反面教師的な面白さに溢れた快作だと思います。<追加>初見ではトムはリアルな夢に戻ったと思っていましたが、DVDの監督による解説によると、な、なんと現実に戻ったとのこと(「本当を生きたい」という訳がどちらともとれた)。それを知ってから見ると、このラストには感動。人は現実の中で夢や理想を求めて生きる。理想とは人間にとって生きる糧だと思う。しかし、この映画でトムはリアルな夢の世界、つまり理想の世界の中で現実を求める。この勇気に完敗だった。ソフィアとの理想の生活を彼は夢見てたのに、ゲ、現実に戻るだって…。確かに、悪夢があまりにも強烈で夢の世界にはもうこりごりだったのかも知れないし、顔は治ると言われていたね。しかし、トムのラストでの様子を見ているとどうもそういう理由からではなさそうである。現実ではもう金持ちでないことは救護員に聞かされ、精神科医や恋人にしっかりと別れを告げ、トラウマの高所から飛び降りている。彼は、夢という惰性に従って生きるのではなく、過酷な現実を生きようとした。例えるなら、何の不自由もない天国ではなく、不自由な地獄で生きようとしたのである。これほど勇気のいる決断があるだろうか。俺ならリアルな夢の世界を選んでいたと思う。本当、涙、涙、この決断に…。こういうことを高潔というのです(セント・オブ・ウーマンのパチーノより)。
ooo-oooo-oさん 9点(2004-12-07 21:19:38)
10.ラスト15分は楽しめました。今の生活がもしも「リアルな夢」だったらなんて本気で考えちゃいました。ペネロペも光っていたけどやっぱりキャメロンですね。
ゆきむらさん 9点(2004-04-06 02:33:52)
9.《ネタバレ》 サスペンスだと思ってみていたら、エンディング近くになってSFだったと云うことで、あまりの事に噴飯してしまいました。しかし、あとからゆっくり考えてみると「夢と現実の境界がわからない」映画としては、非常に良くできたストーリー展開だと思います。何度も見ると味わいが深いです。どこからどこまでが夢なのか、現実なのか、劇中で提示された以外の解釈もできる映画です。DVDのコメンタリーも良いです。
カオナシ3号さん 9点(2003-10-04 21:53:17)
8.なんか物凄く感情移入出来る映画でした。ペネロペクルスがかわいかった。
トゥルーさん 9点(2003-06-20 03:47:14)
7.<ネタばれあります>最後のほうの、車で留置所からビルに向かうシーンで流れている曲がとても良いのですが、サントラに入っていません。誰かわかる人がいたらおしえてください!/原作よりもわかりやすかった。「高いところが嫌いなのは落ちたときの衝撃がこわいから」'The sweet is never as sweet without the sour.'というセリフが物語の核心を突いていると思う。リメイクのほうがやわらかいタッチで、音楽の使いどころと選曲がものすごくいいけど(特にgood vibrationのところ)ろ、トムクルーズの絶望感が今一つ。何回も見てしまいます。批判が思いのほか多いのが悲しいです。
史郎さん 9点(2003-06-13 19:00:58)
6.今さらコメントでごめんなさい。こーゆうサイトあるとは知らなかった。02年9月にmiuさんが「トムがエレベーターホールに向かって走っていくときに流れていた音楽は?」とのコメントがあり、もうわかっているかもですがあれはビーチボーイズの「Good Vibration」です。バニラスカイ、ノレルひととノレナイひとにわかれるとは聞いてましたが評価もひどいものですねー。私のまわりにもあまりいい評価はないっす。でも私個人としては好きです。たしかに途中ながすぎ!そしてトム様様みたいなところはありマイナス一点。点数の高い所以は楽曲の選択。好みです。先にかいたビーチボーイズの流れるシーンにしても、本人(ディビッド)はパニクって誰か助けてくれーってときにあんなノリノリな曲かけるかぁ?!っていう・・・その他にも、場面と曲のギャップを感じさせるところいくつかあって。そんなところが魅力的でした。バニラスカイってタイトルや、(バニラスカイってちょうど夜明けのころ、つまり夢と現実のさかいめってことらしい)モネ使ってたりするところも個人的に惹かれたし、映像もキレイだった。映画はひとそれぞれな感想があっていいんだけどあまりにも酷評多くて少し悲しい!内容も夢オチではあったけどもそのひとことでかたづけたくないものを感じました。一回みてわけわからんってひとは、是非2回はみてほしいなぁ。私も一回目はよくわからなかった。わけわからん=つまらんとしてしまうのはもったいないと思う。キャメロンの演技はよかったなぁ。コワかった。
さきさん 9点(2003-01-04 23:58:13)
5.オープンユアアイズより幻想的でよかった。トムの演技もgood
ハトムギさん 9点(2003-01-03 15:37:30)
4.ビデオで見ましたーーかなりよかったです。考えさせられる意味で。夢落ちってことで批判が聞こえなくもないですが、、、あれを夢って簡単に取るかどうかの違いが大きいですね。、考えるのが好きじゃない人も向いてないかもしれないですね。あれを自分達が簡単に見てる夢というものと判断すると、、安っぽいかもですね。まぁ、夢という商品を買ってるという点、また、夢の中のヘルプデスクなるもんも存在しますし。もう簡単に夢っていうのとは違うと思いました。自分がもしあの状況に立たされたら、顔が崩れ、彼女、回りの人にどう思われるのか、。そして、ペネロペが葬式で見せたあの顔、、キャメロンとペネロペが交互に出てくる最後のほう、、なんで?って感じで相当考えさせられました。そこも引かれたとこでした。映画見終わった後に(ここがポイント)、映画を思い出すたびに発見がありますし、そういうことか~みたいな。よかったです。
よいと思うさん 9点(2002-12-01 20:20:25)
3.面白かったと思います。内容もややこしいけど、難しくはないと思いましたし。原作を知らないので、映画をみた素直な感想です。音楽も良かったですね。
おにぎりさん 9点(2002-10-28 22:40:52)
2.いつもビデオ見る時は話やかっこいいシーンをメモりながら見ている僕としては、話自体は難しいものではなかったです。結論も僕としては明確でしたよ。最後の周りの音と瞳に写ったものを見れば。とりあえず、ペネロペかわいすぎ。
トム・ハンクルーズさん 9点(2002-10-11 11:05:17)
1.私は好き~!!【KARIN】さんの「星新一の世界」はナルホドねっと思いました。個人的には、謎めかしたまま終わるよ~なやつよりも、こうしてスッパリと解説付けてくれた方が納得できて好きですぅ~。なんか「見た人間に判断をゆだねる」っていうのはそれなりの材料があればふむふむと思えるんですが、「無責任にゆだねられても…」ってのも結構あるでしょ~?後味スッキリしていーかんじでした。キャメロンとペネロペのダブルキャストっぽいシーンが一番お気に入り、色の対比も考えてあって「ほほぅ」って楽しめました。あ、【ぱぴこ】さん、わたしもトムクルのニヤけた顔はかんべーんって思いました。
ちっちゃいこさん 9点(2002-01-16 22:40:02)
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【点数情報】

Review人数 340人
平均点数 5.43点
030.88%
1133.82%
2154.41%
33610.59%
44713.82%
55616.47%
66117.94%
74814.12%
83610.59%
9123.53%
10133.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.20点 Review10人
2 ストーリー評価 5.47点 Review17人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review16人
4 音楽評価 6.53点 Review15人
5 感泣評価 3.33点 Review12人
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【アカデミー賞 情報】

2001年 74回
オリジナル主題歌ポール・マッカートニー候補(ノミネート)"Vanilla Sky"

【ゴールデングローブ賞 情報】

2001年 59回
助演女優賞キャメロン・ディアス候補(ノミネート) 
主題歌賞ポール・マッカートニー候補(ノミネート)"Vanilla Sky"

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