5.とても良い映画でした。
1.ミシェル・ファイファーとジョージクルーニー
この2人の魅力がとてもよく出ていると思います。この映画の中でどちらも温かく、人間味にあふれています。個人的にははまり役かつ名コンビだと思っています。
2.メラニー・パーカーとジャック・テイラー
完璧なキャリアウーマンのメラニーと、新聞記者でひょうきんなジャック。この2人の微妙な距離感や、徐々に徐々に近づいて行く様子が非常によく描かれています。嫌よ嫌よも好きのうち、というような焦ったさや、恋に気づき始めたときの2人の様子は、まるで10代の初恋のよう。
3.サミーとマギー
それぞれメラニーとジャックの子。この2人も最初はお互いを嫌がっていたけれど、だんだんと仲良くなっていきます。2人はやんちゃだけど、時には恋のキューピットになります。この2人がいないと話になりません。
4.ストーリー
とにかく明るく軽い、Happyなストーリー。ラブコメディーはこうでなくっちゃ、と個人的には思います。見ていて楽しく、元気になれる映画が好きです。
秀逸なストーリーかと言われればNoですが、そのストーリーの不完全さが作品全体の質を上げている印象です。
5.ニューヨークと音楽
ニューヨークの街をとても魅力的に使っています。ニューヨークと美しさとスタイリッシュさがあますところなく映し出されています。クラブ21やサークルライン、アップル銀行などニューヨークに憧れている私にはたまらない映像でした。
また、劇中の音楽も素敵です。One fine dayやMama Saidなど、映像にピッタリの名曲が流れてきました。この映画を、僕の中で最高の作品に押し上げているのはこの項目だとおもいます。
と、いうことで10点です。