32.滅多に映画見ても泣かないけど、映画館で泣いてしまった。 ちなみに一緒に行った彼女も、隣に座ってたにーちゃんも、後ろのおばちゃんも泣いてた。 せつなさと、あたたかさの溢れた本当に良いえいがでした。 【ろん】さん 10点(2005-01-23 21:52:11) (良:5票) |
31.《ネタバレ》 開始20分で、最初の涙が流れました。 期待していなかったのもあったかもしれませんが、私の人生の中で最短記録で泣いた映画です。 記憶を失った妻・澪と、巧と佑司の期間限定の生活が始まるわけですが、3人が少しずつ「家族」になっていく過程や、澪と巧がもう一度最初から恋をして、結ばれていく過程がとても美しく神秘的に描かれていました。 夫婦が2人きりの時に描かれているのは「恋愛」で、そこに息子の佑司が加わると「家族愛」が描かれる。 ある意味理想の愛のかたち、と言えそうです。 「ぼくのせいでママは死んじゃったんでしょ?」と佑司がいうのに対し、澪が「佑司はね、ママに幸せを運んできてくれたの。望まれて望まれて生まれてきたんだよ」と返す。そのシーンの竹内結子の声は「母親」の愛情で満ち溢れていたと思います。 巧が「澪を幸せにしてやれなくてごめん」と言えば、澪はにっこり笑って「似たもの親子ね」と言ってから「あなたの隣にいられることが、私の幸せだから、私はあなたと出会ってからずっと幸せだったよ」と続ける。このシーンの竹内結子はちゃんと「女」であり「妻」であり、何より「恋人」の声だったと思います。 それと、高校時代の澪と巧が初々しくて、もどかしくて、でも切なくて、そのシーンも微笑ましかったです。 「きみの隣は、いごこちがよかったです」と巧が書けば、未来で澪が「あなたの隣にいられることが、私の幸せ」と返す。 夢か未来か現実かわからなくなるくらい、全てがきれいにリンクしていると思います。 最後、巧は澪の気持ちを知るわけですが、タイトルでもある「いま、会いにゆきます」の本当の意味を理解した時、これまでには感じたことのないさわやかな感動が生まれました。 ハッピーエンドではないです。しかし、そこには確かに「幸せ」があります。 大切な人と一緒にいられる時間は永遠ではない。 でも、だからこそ、その時間は輝きを増すのかもしれないと思いました。 また、森の緑や雨が、これほどまでに美しいとは知りませんでした。 雨の季節が、ちょっぴり好きになれそうです。 本当に、素敵な作品でした。 【みさえ】さん 10点(2004-11-11 10:05:32) (良:2票) |
30.《ネタバレ》 胸を締め付けるこの切なさ。それとは反対に、自分でも信じられないほどスッキリとした喜び。この二つの正反対な感情が同時に存在し、それら二つが心の中でグルグルと回り続けています。こういう感情を余韻に浸ると言うのだろう、と今始めて知った気分です。そんな、相反する二つの感情を僕に抱かせた理由はいろいろとありますが、殆どはラストに込められていました。まず切なさの理由は、澪が約束通り雨の季節に現れ、そして約束通り去るまでの微笑ましいくも切ない秋穂家の生活をスクリーンを通して観てしまった僕は、澪のいない秋穂家の生活を想像するだけでとても辛くて、息が詰まるほど悲しかった。さらに澪という女性が抱く、数年後に訪れる死と別れを知りながらも、巧と佑司と一緒に居たいと強く願い、想う、その信じられないほどにたくましい信念と強い心があまりにも感動的で、言葉には表せないほど胸に突き刺さり、急激に訪れた切なさが大粒の涙として僕の目から零れ落ちました。男であるはずの僕が、女性である登場人物にこれほどまでに感情移入し涙を流したのは、僕の映画観賞人生で始めての経験です。そして、秋穂家に12年という長い年月が流れ、12年という年月は、佑司の身長を倍近く高くし、潰れる予定のなかったケーキ屋を潰れさせていった。そんな澪の居なくなった秋穂家に訪れる12回目の雨の季節。きっと秋穂家では毎年この季節が待ち遠しくて仕方なかったはず。アーカイブ星から届く澪からのバースデーケーキ…我が子を宝物のように大切に想う母の愛情が詰まったバースデーケーキ。これを観た瞬間、また涙が溢れてきました(こうやって思い出しながらキーボードを叩くとまた涙が溢れてくる)。そして、立派に成長した佑司の姿を観て、きっと巧は澪の分まで佑司にたくさんの愛情をそそぎ込み、そして片時も離れず平凡だけど一日一日を幸せに過ごしてきた事を窺い知る事が出来た。あのラストは、どんなに歯を食いしばって我慢しようとしても、僕は涙を止める事ができませんでした。これだけ書いても、まだ書きたらない想いが胸の中にまだまだ残っています。この映画は素晴らしさがはみ出してしまうほど本当に素晴らしい映画なのです。もう一度言います、『いま、会いにゆきます』は本当に素晴らしい映画なんです。ぼくは、この素晴らしい作品がたくさんの人の目に止まり、たくさんの人に感動してもらえる事を強く願っています。 【ボビー】さん 10点(2004-11-01 22:14:46) (良:2票) |
29.《ネタバレ》 巧と澪、お互いの一途な愛に感動せずにはいられませんでした。 澪が数年後に自分が死んでしまうという運命を知ってしまっても、それでもなお愛する巧と祐司との人生を選びたいと決心するシーン。 何故この映画のタイトルが「いま、会いにゆきます」なのか、本当の意味が分かった時の暖かい感動。 映画のイメージにピッタリな透明感のあるBGMにも癒されました。 心洗われる本当に素敵な映画です。 【ぽんピー】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-03-09 20:27:21) (良:1票) |
28.4年半前に映画館で観て感動し映画鑑賞を始めるきっかけとなった思い出の作品です。胸を打つ純な感動は何度観ても褪せることはないですね。二人が佑司を授かるまでの過程において、一つの場面を互いの視点で繰り返し語られる構成が素晴らしいです。邦画の頂点、二作しかない最高評価の傑作! 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-01-06 23:29:59) (良:1票) |
27.《ネタバレ》 ただ不思議な(設定には突っ込まないで観なきゃならない)話かと思ったら、“そう言うことだったのか”っていう続きがあって完璧にヤラレました。大切な人と一緒に観たい、勧めたい映画です。初めて映画館で3回観た映画になりました(3回ともエンドロールが終わって客電がつくまで誰一人席を立たないと言う感動的な経験もしました)。悲しい展開ではあるのですが、見終わって元気が出るのは、エンディングの歌も手伝っていた様に思います。『ラスト・プレゼント(韓国映画)』が好きな私としては、こういう展開はハマります。 【MID】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-27 22:26:14) (良:1票) |
26.かなり泣かされた。映画館で観終わった後、彼女にティッシュをもらおうと思ったら一袋使い切っていた。。原作本もこの前読んだら、けっこうエピソードは違いがあるけどそれはそれでよかったです。 【ぱんちどらんかー】さん 10点(2005-02-20 21:40:32) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 よく映画見て泣くほうだけど、ここまで泣かされたのは始めて。 バックで流れている劇的ビフォーアフターの音楽担当している松谷卓の音楽が控えめながら最高にいい味出しています。いまでも音楽聞いただけで「うるうる」してしまいます。なのでエンディングのORANGE RANGEはあまり関係なかったです。エンドロールの絵本の前時点で、十分に泣けてたので、ちょうどよかったです。 それから、脇役のみなさんもけっこういい味だしてますよね。たとえば担任の先生(YOU)。 大好きなシーンは、逆さのてるてる坊主のところ。(どこぞのくそがきが先生にちくるのね。)。 「かわいいじゃん!」 けっこうぐぐっときましたよね。もちろん洋菓子店の店長さんもよかったし、たっくんの同僚の事務のおねえちゃんも、いっつも昼寝してる(笑)たっくんの上司も、担当のお医者さんも。でもどうせらな6月の雨の季節に公開して同じ季節感で見たかったです。SFファンタジーとしては黄泉がえりの2番煎じっぽいかもしれないですが、こちらのほうがよかったです。また純愛系としてもセカチューよりもずっとこちらのほうがいいです。一番大切な人とほんとに一緒に見たい映画だと共感できました。あ・・・でも最近の若い子は学生時代にこんな淡い恋愛はしていないのかなぁ・・・だとすればこの映画のよさもあまりわからないかもしれないですね。 |
24.もうやばい、マズいです。彼女と二人で号泣。突込みどころを補って余りある感動と余韻。オレンジレンジの映画にそぐわない歌でさえ打ち消された。早くDVDを出してください。 |
23.《ネタバレ》 ジャンルはファンタジーで、絶対にありえない話だし、オイオイそりゃないだろ…と思わず突っ込みたくなるシーンも多々ある。しかしそういった疑問が愚かしくなるくらい、張られた伏線の謎解きが爽快だった。勝手に片思いだと思い込んでいた二人が、実は両思いだったというくだり、そして「いま、会いにゆきます」の本当の意味が分かった時のさわやかな感動。最後まで見てはじめて分かる冒頭シーンの意味。あまりにも早すぎる自分の死期を知りながらも前向きに生きようとする澪(竹内結子)。涙を流しながらもこんなにスッキリ晴れ晴れとした気持ちになった映画は初めてだ。また、カメラワークは(テレビドラマ出身/映画初演出の監督にも関わらず)いかにも映画的で、ファンタジーらしいキレイな映像も良かった。音楽も(エンディングテーマを除いては)壮大でありながら心に響く繊細な調べが心地よかった。このような映画的な映画を劇場で見たのは久しぶりだ。しかもそれがテレビ界の人間によってであるからなんとも皮肉である。こういった優れた人材に触発されて、くだらない独りよがりの映画ばかり作っている本職の人たちにもそろそろ目を覚ましてもらいたいものだ。しかしなんといっても、一番驚いたのは、エンドロールが完全に終わって劇場が明るくなるまで誰ひとり立ち上がらなかったということだ。こんな経験をさせてくれただけでも「いま、会いにゆきます」を見た意義があるだろう。 【zahrky】さん 10点(2004-12-25 22:48:56) (良:1票) |
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22.最初の記念すべき投稿がいい映画でよかったです。ラストの背伸びをするとこなんて微笑ましくてよかったです。しばらくこの余韻が消えそうにありません。 【どっくん】さん 10点(2004-12-12 01:20:20) (良:1票) |
21.大切な人と見にいってよかったです。今好きな人tpいられることが改めて幸せに思えます。 【のりまき】さん 10点(2004-11-21 15:22:57) (良:1票) |
20.《ネタバレ》 邦画にお金だして見に行くなんて何年振りでしょう?邦画なんて招待券でももらわなければ行くことは無かったのに!しかしこの映画には何かを感じました。梅雨が明けて澪が消えてしまうところまでは「まぁ、いい話だけど普通だな」という印象しか有りませんでしたが、その後の15分程のエピソードにはやられました。澪と巧が結ばれた理由。死んだ澪が現れた理由。祐司の絵本、日記、そして最高に良かったのが、一面ひまわりのなかで、澪が巧に言った言葉、単純だけど涙が溢れました。澪は自分が死んでしまうのを知っていたのに、あえて巧と結ばれるのを選んだ、その真っ直ぐな愛に感動せずには要られません。 【みんてん】さん 10点(2004-11-20 01:48:47) (良:1票) |
19.《ネタバレ》 原作は未読でしたが、十分ストーリーも理解できましたし、 登場人物のキャラ設定もしっかりしていて、本当に素晴らしい映画でした。 この映画を見ると、自分の好きな人への気持ちが再確認できると思います。 迷い・悩み・不安、そういった負の気持ちをやわらげ、 純粋に人を愛することの喜びや一緒にいることの大切さを改めて感じさせてくれます。 当たり前の事が一番難しくて、でも誰もが一番求めている事なんですよね。 本当に心が温まりました。 映画のコピーどおり「好きな人に”好きです”と言いたくなる」映画でした♪ まぁ、なぜ雨の季節に戻ってきたかは有り得ない(でもステキ♪)奇跡ですが(笑)、 それでもすんなり受け入れられるのは、きっと湖や森、雨の幻想的な雰囲気があったからだな~と思います。 主人公の二人はもともと運命の糸に繋がれていたのかもしれないですが、 ただ運命に身を任せるだけでなく、お互いなりに努力しているのが微笑ましいです。 運命は、自分の手で作れるものなんだ…ということも感じられて好感が持てました。 夫婦愛だけでなく、家族愛、親子愛が描かれているのもこの作品の素敵なところでした。 主題歌をオレンジレンジが歌っているそうですが、良い意味で期待を裏切られました。 それまでは理解し難い曲が多かったのですが、この歌は映画にマッチして良かったです。 ずっと心に残る映画です。 いつか自分に子供が出来たら、家族皆で一緒に見て、 愛の大切さを分かって貰いたい…そんな映画でした。 【港のリョーコ横浜横須賀】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-11-15 11:34:27) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 原作で涙したので、映画でも開始直後にうっすら涙をうかべてしまいました。 巧(中村獅童)の病気のことは、ちょっと説明不足で、分かりにくいかな。まぁ、この映画では重要な要素ではないでしょうけど。高校時代を演じた浅利洋介が獅童にかなり似てる・・ 佑二を演じた武井証も適役。よく見ると、前髪が不ぞろい。これは巧が切ってるから、という小ネタなんでしょうね。「アーカブイ?」「そうなの?」「ファッチアーモ・ポコポコ」なんてせりふも聞いてみたかったですが。 同級生の美山可恋があまり目立っていませんでしたね。YOU演じる先生はかなり変。「帰っていいよ」・・ってそんな(笑) 原作では「夏なのにスーツが冬物」と指摘できない永瀬さんを市川実日子が好演。 原作に出てくるノンブル先生やアレックス(ヒューウィック?)にも会いたかった気もしますが、小日向文世演じる医師はいい味出してましたね。「ゆっくりでいいんですよ」 親子3人で写真を撮るシーンは、韓国映画『ラスト・プレゼント』の1シーンに似ていました。『ラスト・プレゼント』のパンフレットに「こんな、泣ける話を書きたい」と寄稿していた岡田惠和なりのオマージュだったのでしょうか。ラブレターの詰まった宝箱は韓国映画『ラブストーリー』へのオマージュにも見えます。 一面のひまわりのシーンが印象的。ここは原作では作者の実際の経験に基づく「花火大会のシーン」なんですが、あのキスシーンは素敵すぎる。「大丈夫。」 原作のラストに出てくる「手紙」は別の小道具に変えられています。その為、ちょっと意味合いが違ってしまうのですが、映像的にうまくいっていたと思います。あの澪の「決断」。ズキュンとやられてしまいました・・ ORANGE RANGEの主題歌『花』の歌詞も素敵ですね。エンドロールに「澪が描いた絵本」もかぶさる為、スタッフロールは全然記憶に残りませんでした(まぁ、涙で曇ってもいたんですが・・)。しばらく席から立てない人も続出。 最後に「いま、会いにゆきます」という言葉の意味を知った時、涙が止まりませんでした。 夫から妻への愛、子供から母親への愛、妻から夫への愛、母から子への愛。いくつもの「愛」が作品を優しく包んでいます。 悲しいけれど、優しい涙。この映画を観ると、きっと大切な人に会いたくなるはず。 【ムレネコ】さん 10点(2004-11-11 23:12:25) (良:1票) |
17.見ているときは、突っ込みどころがたくさんあるような映画に思えた。しかし見終わった後はそれがすべて消えていた。それは決して理屈で解消されたわけではなかったのに・・・。 後半どんどん感情が高まっていって最後は涙ぼろぼろだった。でもそれは切ないとか悲しいという涙ではなかった。究極の愛というか、何か心に響くものを感じたからだった。 結子さんに惚れてしまった。佑司くんがとてもかわいかった。獅童さんがとてもうらやましかった。 自分でもまさか10点をつけるとは信じられない映画だった。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-05-25 16:25:40) |
16.感動の後のネタばらしが非常に爽快です。2度目は違う目線で見られるという良作だと思います。 【SEISMIC】さん [DVD(吹替)] 10点(2007-07-26 21:56:43) |
15.竹内結子きれい!きれいすぎる!男としちゃこのまま芝居では終われないよ。絶対っ!そら結婚するわな。素直に泣けたいいお話でした。 【FHARCYDE】さん [DVD(吹替)] 10点(2006-01-19 10:47:55) |
14.ファンタジーをどうやってラストにつなげるか楽しみにしていたのですが、なるほどとうならせる作りだったと思います。私の中では納得のいくラストでしたし、涙が止まりませんでした。見終わった後に幸せな気分になる映画ですね。大好きです。 【ひなた】さん [映画館(吹替)] 10点(2006-01-08 21:43:29) |
13.滅多に泣かない映画ファンの友達が映画館で泣いたという、私の中である意味伝説を作った作品です。強引にDVDで見せられたんですが、あの雨の"しとしと"とした質感や水を吸った土の匂いすら伝わってきそうな映像と、役者陣の素朴で気持ちの篭った演技が素晴らしいです。特に竹内結子のしっとりとした演技が好きだなぁ。普段、邦画をよっぽどのことがない限り見ない私ですが、この作品には「邦画だからって馬鹿にして申し訳ない」と謝りたくなりました。 【ふゆ】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-09-24 02:02:52) |