29.《ネタバレ》 原作は未読でしたが、十分ストーリーも理解できましたし、
登場人物のキャラ設定もしっかりしていて、本当に素晴らしい映画でした。
この映画を見ると、自分の好きな人への気持ちが再確認できると思います。
迷い・悩み・不安、そういった負の気持ちをやわらげ、
純粋に人を愛することの喜びや一緒にいることの大切さを改めて感じさせてくれます。
当たり前の事が一番難しくて、でも誰もが一番求めている事なんですよね。
本当に心が温まりました。
映画のコピーどおり「好きな人に”好きです”と言いたくなる」映画でした♪
まぁ、なぜ雨の季節に戻ってきたかは有り得ない(でもステキ♪)奇跡ですが(笑)、
それでもすんなり受け入れられるのは、きっと湖や森、雨の幻想的な雰囲気があったからだな~と思います。
主人公の二人はもともと運命の糸に繋がれていたのかもしれないですが、
ただ運命に身を任せるだけでなく、お互いなりに努力しているのが微笑ましいです。
運命は、自分の手で作れるものなんだ…ということも感じられて好感が持てました。
夫婦愛だけでなく、家族愛、親子愛が描かれているのもこの作品の素敵なところでした。
主題歌をオレンジレンジが歌っているそうですが、良い意味で期待を裏切られました。
それまでは理解し難い曲が多かったのですが、この歌は映画にマッチして良かったです。
ずっと心に残る映画です。
いつか自分に子供が出来たら、家族皆で一緒に見て、
愛の大切さを分かって貰いたい…そんな映画でした。