1.《ネタバレ》 いいじゃない。
観たら絶対悔しくなる!
と思って観てなかったけど、ちゃんと悔しくなりにくいような長さ、退屈しない演出で楽しめた。
男女ともに魅力の有無ってのは元の容姿じゃなく、その立ち居振舞いに依るものだと感じさせられた。演技、役者ってすごい。
長澤まさみはかわいいし、麻生久美子の「もうB'zなんか聴かないからぁ」には笑いすぎて泣きそうになった。
(B'z?いやピーズ。のやりとりで苦虫噛み潰してきた僕の汚れた魂がふわふわと日曜の陽気に溶け込んでいった…。B'zもいいバンドだよ。もちろん!)
でも、あのシーンで痛いほどゆきおの気持ちがわかった僕は先行き不安。
そんなこんなな31才な僕には選曲がたまらなかった。
(くるりの東京とか大好きで東京の大学を受験した。落ちたけど。)
ロックとかサブカルとかちょっとかじった僕の世代の人間にはドツボだと思う。
世間一般的に「変態、チキン」ってよばれる男がしっかり時間つくって観るといい映画。
あと、まぁいないだろうけど、そんなこんななタイプの男を好きになった女の人が観ると気持ちがわかると思う。まぁ、がっかりして好きじゃなくなるかも。
でも、お願いだから決してあなたじゃ私は成長できないなんて強すぎるボディーブローは打たないで下さい。一生サナギになります。