1.最終日に漸く観ることができました。単なる焼き直しとも聞いていたのでDVDで十分と考えていましたが、信頼するに足る人から『二回観た、すごい』と聞き、その翌日に観ました。その人には感謝です。■最高の出来だと思います。■テレビ版では弱いだけみたいな印象のシンジの奥底にある強さ、そして綾波レイの伝えたい想いが山のようにあるのに、うまく伝えられない、不器用で、無口と無表情の奥にある悲しみ、しかし守りたい人のためなら自分の生命を、なんのたらいもなく投げ出す強さ、そのようなテーマがこれまでのものよりも、数段わかりやすく的確に表現されていたと思います。ラストの綾波レイの微笑みは、生涯記憶に残り、おりにふれて思い出すに足るいい笑顔だったと思います。静かに行く者はよく行く。アスカなら絶対他人のために自分を犠牲にしたりしないし、ミサトならもっと執拗に自分もシンジも助かる方法をジタバタ模索しただろう。レイはあっさり『さようなら』・・・・・泣けた。 悲しすぎる。だから綾波レイは・・・・いい!!