クライマーズ・ハイ(2008)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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クライマーズ・ハイ(2008)

[クライマーズハイ]
The Climbers High
2008年上映時間:145分
平均点:5.56 / 10(Review 111人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-07-05)
ドラマサスペンス小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-02-27)【イニシャルK】さん
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監督原田眞人
キャスト堤真一(男優)悠木和雄(遊軍・日航機事故担当全権デスク)
堺雅人(男優)佐山達哉(社会部・県警キャップ)
高嶋政宏(男優)安西耿一郎(販売部)
山崎努(男優)白川頼三(北関東新聞社社長)
尾野真千子(女優)玉置千鶴子(地域報道班)
でんでん(男優)亀嶋正雄(整理部長)
遠藤憲一(男優)等々力傭平(社会部長)
マギー(男優)(男優)吉井弁次郎(整理部)
滝藤賢一(男優)神沢周作(地域報道班)
田口トモロヲ(男優)岸円治(政経部デスク)
矢島健一(男優)守屋政志(政経部長)
蛍雪次朗(男優)追村穣(編集局次長)
中村育二(男優)粕谷隆明(編集局長)
堀部圭亮(男優)田沢善吉(政経部デスク)
小澤征悦(男優)安西燐太郎(安西耿一郎の息子・成人)
野波麻帆(女優)黒田美波(元・社長秘書)
西田尚美(女優)安西小百合(安西耿一郎の妻)
皆川猿時(男優)伊東康男(販売局長)
矢柴俊博(男優)
原田遊人(男優)テレビレポーター
神尾佑(男優)
山田明郷(男優)稲岡信也
田村泰二郎(男優)
露木茂テレビニュースのナレーション
原作横山秀夫「クライマーズ・ハイ」(文藝春秋社)
脚本原田眞人
加藤正人
成島出
音楽村松崇継
佐々木次彦(音楽プロデューサー)
主題歌元ちとせ「蛍星」(イメージソング)
挿入曲ナット・キング・コール「モナ・リザ」
撮影小林元
製作ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(「クライマーズ・ハイ」フィルムパートナーズ)
配給東映
ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイク中田彰輝
特撮オダイッセイ(VFXスーパーバイザー)
美術福澤勝広
大庭信正(装飾)
衣装宮本まさ江(スタイリスト)
編集原田遊人
録音柴崎憲治(音響効果)
その他NHK(映像協力)
あらすじ
御巣鷹山に日航機が墜落した! 北関東新聞の記者である悠木和雄は、この事故記事の全権デスクに任命されるが・・・。実際にあった墜落事故をもとに、地方新聞社で奮闘する人間たちの姿を描く。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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3.良かった!ここまでしっかり社会派してて、それでいて仕事や人生について語っている映画ってアメリカの映画とか見渡してみても、そうないんじゃないかなあ。舞台が新聞社としたら思いつくだけでも「ザ・ペーパー」「大統領の陰謀」等。この映画は負けてない。上映時間の長さも全然感じなかった。日本にこういう作品が出来たことを皆、誇りに思わないかんと思う。堤真一の演技も素晴らしかった。何より、志の高い原田眞人監督に拍手。色んな映画がありますが、こういう映画は私にはたまらない。10点!
トントさん [DVD(邦画)] 10点(2009-03-11 22:44:33)(良:1票)
2.《ネタバレ》 冒頭、土合の駅の484段の階段を、堤真一が、一歩、一歩、ゆっくりと登るわけですが、これは彼の60余年の人生の歩みを象徴するだけでなく、事故で死んだ520余人の一つ一つの命と重ね合わせているわけです。そこに静かにピアノのテーマ曲が流れて、なんだか、御巣鷹の尾根の慰霊碑にまずは手を合わせてから映画が始まる印象でした。・・・・・原作などは未読ですが、映画でのテーマは、「決断」、つまり100%の確証が得られないスクープを載せるのか、断念するのかの決断に設定されているように思います。もし掲載を決断していれば、これは記者たちのスカッとした英雄譚になるわけですが、堤が載せないことを決断するために、本当の勇気とは何か、というような、なんか渋い話しになります。ただ、最後のテロップが存在することで、堤の決断も、一つのあり得る決断だったのだなという臨場感が伝わります。・・・・・・ニュージーランドのシーンは余計なシーンには見えるけど、人間、最後は仕事を離れて一個人として生きなければならないのだから、納得できないことはありません。・・・・とにかく、新聞社の中の、人と人とのぶつかり合い、そしてそれぞれの言い分が説得的で、非常に面白い。原田監督という人は、娯楽性を保ちつつ、考えさせる映画を作るのが上手です。
王の七つの森さん [DVD(邦画)] 10点(2009-03-11 22:43:44)
1.とある真夏の日、地方新聞社の編集局フロアが一本の電話を皮切りに、徐々に、確実に、ざわめき始める。
編集局内の人物の配役は、映画ファンにとっては「堅実」と「豪華」が相まみえるベストなキャスティングで、彼らが織り成すその序盤の緊張感を見るだけでも、総毛立ってくる。

昔、地元のTV放送局でカメラアシスタントのアルバイトをしていたことがある。
放送局と新聞社では、根本的にその性質は大きく異なるのかもしれないが、何か突発的な事件の報が飛び込んできた時の緊張感はやはり独特で、フロア内にピンと糸が張るような感覚をよく覚えている。
それが国内事件史に残る未曾有の航空機事故となれば、その糸の張りつめ方は半端なく、各人が努めて冷静であろうとすることで生じる異様な“静寂”と、そこから始まる“怒濤”の情報錯綜の様が見事に表現されていると思う。

1985年。御巣鷹山の日航機墜落事故を題材に、事故を追う地元新聞社での人間模様を、熱く、真摯に描き出した横山秀夫のベストセラーの原作小説も、この映画を初めて観た少し前に読んでいた。
個人的には、ベストセラー作品の映画化に「成功」した稀有な事例だと思っている。

何よりもこの映画の成功を決定づけた要素は、やはりそのキャスティングだ。
それは、それぞれにキャスティングされた俳優たちが、揃いも揃って素晴らしい演技を見せた事に他ならない。
自らの出自と会社との軋轢の間で板挟みになりながらも、信念を貫き、未曾有の事件に向き合う主人公を演じた堤真一をはじめとし、野心溢れる県警キャップを演じた堺雅人、紅一点の新米記者に尾野真千子(最高!)、辣腕上司役の遠藤憲一、新聞社社長に山崎努、田口トモロヲ、堀部圭亮、滝藤賢一、でんでん、マギー……決して流行のスター俳優を揃えたわけではない本当の意味での“オールスターキャスト”だと思う。

描き出されるストーリーは原作同様に、大事故に直面した人間たちの徹底的にリアルな心理描写を主題にしているので、安直な盛り上がりは許されない。
クライマックス、大スクープを手中にした主人公は、最後の最後まで「チェック、ダブルチェック!」の慎重な信条を貫き、ついにはそれを回避してしまう。
観客として「ええ~」と一寸思うが、見返す程にこれこそが真摯な人間描写だと思える。
安易な娯楽性に走らず、それを貫いた原作者も監督も脚本家も、それぞれが一様に技量が高く、巧い。

いまひとつ世間的な評価が低いことが気になるが、何度観ても、その当時の夏の熱さを伝えてくる紛れもない傑作だと思う。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 10点(2008-07-07 00:21:50)
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【点数情報】

Review人数 111人
平均点数 5.56点
021.80%
110.90%
276.31%
3109.01%
4119.91%
52018.02%
61917.12%
72219.82%
81412.61%
921.80%
1032.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.42点 Review7人
2 ストーリー評価 3.90点 Review11人
3 鑑賞後の後味 4.16点 Review12人
4 音楽評価 4.16点 Review6人
5 感泣評価 3.85点 Review7人
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