ルパン三世 カリオストロの城のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ルパン三世 カリオストロの城

[ルパンサンセイカリオストロノシロ]
Lupin the Third: The Castle of Cagliostro
1979年上映時間:100分
平均点:8.21 / 10(Review 519人) (点数分布表示)
公開開始日(1979-12-15)
アクションコメディアドベンチャーアニメシリーズもの犯罪ものロマンスTVの映画化漫画の映画化
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タイトル情報更新(2024-10-28)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
山田康雄ルパン三世
島本須美クラリス
石田太郎カリオストロ伯爵
小林清志次元大介
井上真樹夫石川五ェ門
増山江威子峰不二子
納谷悟朗銭形警部
永井一郎ジョドー
宮内幸平園丁
平林尚三国際刑事警察機構(インターポール)長官
寺島幹夫ドイツ代表
野島昭生日本代表
阪脩イギリス代表
緑川稔召し使い
加藤正之印刷主任
峰恵研大司教の運転手
あずさ欣平大司教
リチャード・エプカー石川五ェ門(英語吹替/Manga Enternatinment社版)
原作モンキー・パンチ
脚本宮崎駿
山崎晴哉
音楽大野雄二
鈴木清司(選曲)
作詞橋本淳(作詞家)「炎のたからもの」
作曲大野雄二「炎のたからもの」
主題歌ボビー「炎のたからもの」
製作藤岡豊
トムス・エンタテインメント
配給東宝
作画大塚康生
田中敦子〔作画〕(原画)
友永和秀(原画)
美術シャフト(仕上)
小倉宏昌(背景)
山本二三(背景)
小林七郎
小林プロダクション(背景)
編集鶴渕允寿
録音東北新社
加藤敏
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
欧州の小公国カリオストロ。巧妙な偽札「ゴート札」の秘密を狙うルパン(声・山田康雄)一行は、悪漢に襲われているクラリス(声・島本須美)という美女を助けた。彼女は大公家最後の公女で、玉座を狙うカリオストロ伯爵(声・石田太郎)に、強制結婚を迫られているのだという。大公家と伯爵家が一つになるとき、莫大な財宝が現れるという伝説があるのだ。ルパンはクラリスに協力し、伯爵の陰謀と公国の謎に挑む。宮崎駿監督。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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180.《ネタバレ》 私の世代のルパンはピンクジャケットでしょうか。でも全然観てなくて、夕方の再放送の赤ジャケが一番馴染みがありました。
夏休みとかの午前中に放送されていた、もっと古いルパンが緑ジャケですね。チャーリー・コーセイの歌が格好良く(子供には可笑しかったけど)、インパクトが有りましたね。
ルパンのTVアニメは当初、ハードボイルドな怪盗&殺し屋という大人向けの作風でしたが、あまりの低視聴率から監督が自主降板。テコ入れで参加させられたのが宮崎監督。大人向けに完成しているルパンというキャラを、視聴率のために子供向けに軌道修正して創り変えられたそうです。健闘及ばず、緑ジャケのルパンは23話で番組打ち切りという結末を迎えました。
再放送で人気が出たルパン。本作公開当時、テレビでは赤ジャケのルパンが放送されていました。赤ジャケのルパンは155話もの長寿番組となり、以降映画やTVスペシャルでは、赤ジャケがルパンの代名詞となっています。

では何故、カリオストロでは緑ジャケに逆戻りしてたのか?宮崎監督はおそらく、自分が育てた(産んだわけではない)不遇な緑ジャケ・ルパンの、最後の大冒険・引退の物語として、本作を創ったんじゃないでしょうか?そうであれば、本作の優しいルパンが、モンキー・パンチ氏の創ったアダルトなルパンとも、コミカルな赤ジャケとも違うことが観えてきます。

最初のカジノでルパン一味は「ざっと50億」もの大金を手に入れます。モナコだから円ではなくフランかな?'79年あたりは1フラン=50円~60円。これはもう一生遊んで暮らせるお金です。泥棒稼業の“退職金”としては充分な金額だったハズ。
だけどルパンは偽札だからって捨ててしまいます。自分たちの“退職金”が偽札だったなんて恰好悪いコトが出来なかったんでしょう。
「次元、次の仕事は決まったぜ!!」カリオストロ公国のゴート札。ここを攻略したって偽札しか手に入らないはず。尻尾を巻いて逃げ出した、駆け出しのチンピラ時代の精算なのか。思い残しを無くすことが、今のルパンが考える“仕事”なのかもしれません。そう考えると、たまたま出会った少女を悪い奴から助ける事も、今のルパンには立派な“仕事”なんでしょう。
派手なベンツから安い大衆車フィアットに乗り換え、100円ライターを使ってシケモクを吸い、カップうどんを食べる。そして何より不二子を“追わなくなった”ルパン。不二子とは実に1年ぶりの再会。
豪勢なもの、精巧な偽札、不二子との縮まることのない男女の関係さえ、今のルパンには宝物では無くなっていたのかもしれません。

カリオストロのダム湖の秘密を暴き、無垢なお姫様と一緒に暮らす未来も掴めたのに、彼女を抱きしめることなく立ち去るルパン。
「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」ルパン三世の長い歴史の中で、クラリスの心ほど価値のあるものがあっただろうか?
「おめえ、残っててもいいんだぜ?」返事をしないルパンが、不二子の収穫、偽札の原盤を見て元気を振り絞る。そして追いかけっこはいつまでも続く…
宮崎監督が育てた緑ジャケットのルパン三世は、宮崎監督の考える最も価値のあるものを盗んだからこそ、このカリオストロの城が最終回なんです。
K&Kさん [地上波(邦画)] 10点(2023-05-27 01:23:31)(良:1票)
179.気持ちいいアニメーション、テンポのいい展開、魅力的なヒロインで言うことないです。
Donatelloさん [DVD(邦画)] 10点(2017-07-17 00:59:17)(良:1票)
178.《ネタバレ》 少年時代、尊敬する人は?
なんて問いに、ルパン、と答えるほど
実力も能力もあるのに
どんな状況でも余裕と遊び心を失わない
ルパンメンバーの飄々とした姿にいっぱい憧れました。
厳しい状況である時ほど明るさを失わない。
大げさでなく、人としての指針でした。

「どっちにつく?」「オンナァ」「だろうなw」
「本格的に攻めてきやがった」「ああ、面白くたってきやがった」
「まぁ、ゆっくりしようぜ、どうせ出口はねぇんんだから」
「じたばたしたって始まらねぇや。おやすみ、とっつぁん」
「ほんじゃま、握手、と」「馴れ合いはせん」「あれま」

こういう会話ができる自分でありたいと
そして、そういう人に囲まれる自分でありたいと思いました。
こっちゃんさん [ビデオ(字幕)] 10点(2016-09-10 01:44:15)(良:2票)(笑:1票)
177.《ネタバレ》 小学生のころから何十回も観ています。感想は当時から変わらず「こんなに面白く、感動できるアニメは無い」の一言です。原作のイメージと違う、あんなのルパンじゃない、という意見をよく聞きますが「ルパンの面白さ、ブランド」をここまでのし上げたのはこの映画ではないでしょうか。でないとこんなに何回もTV放映され、高い視聴率を得ることなんて出来ないはずだし。この映画の素敵なところは登場人物も含めて「やさしさ」にあふれている所でしょうか。子供のころ観たときもそれがひしひしと伝わり感動しました。大人になった今でも「大人のやさしさ」が分かるようになりました。この映画を幼少のころから観ていると事件、犯罪というものが世の中から無くなるんじゃないかと思ってしまうほどです(いいすぎか)。少なくとも子供には是非観てもらいたい映画です。
金田一耕助さん [DVD(邦画)] 10点(2015-02-11 22:26:59)
176.《ネタバレ》 冒頭からカジノを飛び出して全力で駆け抜ける障害物競走、重力法則を無視したカーチェイスの荒唐無稽な破壊力と面白さ、ポール・グリモーの「やぶにらみの暴君」を彷彿とさせる城砦の美しさや空間表現、マニアも唸る重火器の描写、銭形軍団の奮闘、スリリングな居城への潜入、負傷と復活、対決・・・こだわり抜いた王道ストーリーはやはり何度見ても面白い。

絶望に満ちたはずの奈落の底から「待ってろよ」と不敵で頼もしい横顔を見せるシーンのカッコ良さといったら!そこには「1st」シーズンの狙った獲物は絶対に奪う、殺る時は殺るという殺し屋の、プロフェッショナルの素晴らしき誇りと意地も感じられる。
泥だらけになろうが血まみれになろうがコイツは死なない。何度でも逃げ、何度でも飯を美味そうに頬張っては蘇ってくる!

そう、コイツはルパンじゃない。紛れも無い“ルパン”だ(どっちだよ)
奴(パヤオ)はとんでもない物を盗んでいきました。あなた(視聴者)の心です。
ルパンを本当にブッ殺した男、宮崎駿。
義賊になってしまったルパン、
出番が少なすぎる五右衛門、
風の谷出身の傭兵と化した峰不死子(誰てめ絵)、
イケメンすぎる銭形警部、
そして次元の作画の安定ぶりは異常。

その前に「アルバトロス」も「さらば愛しきルパン」もルパンじゃない(良い意味で)。
パヤオらしい子供の好奇心をくすぐるワクワクするエンターテインメントに作り変えてしまった。

この映画のルパンは、歳を取った一人の人間。
「1st」はシリーズのような悪党では無くなり、泥棒稼業からもそろそろ引退しようかな・・・そんな時のルパンだった。

カリオストロでクラリスに助けられて以来、何の因果か再び恩人の住む美しき城に戻ってきた。
恩人から大切な物は盗めない(もっと大事なものを盗んじまうけどな)。

それでも城にどう潜り込もうか怪しい算段を立てている時のルパンの活き活きとした表情!城の住人や警官隊に気づかれないための慎重さ、そして走り出したら止められない人間離れしたパワーを発揮する瞬間は「1st」の強靭な顎でワルサーP38をスライドさせた時に緊張を奔らせたあのルパン以外の何者でもない。
その常識を破壊するようなエネルギーは愛してしまった女のためにバズーカ抱えて喰らい付く「ラピュタ」や呪いに立ち向かう「もののけ姫」にも繋がっていく。


不二子も「捨てられたんじゃない。捨てたの。」
俺このセリフ大好きなんだがなー。不二子らしくて。

そしてあのセリフを銭形が・・・いや警部だからこそ言えるセリフ。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 10点(2014-06-18 20:40:31)(良:3票)
175.《ネタバレ》 大好きな映画。●『ルパン三世』はモンキーパンチのコミックが原作。だがこの映画、宮崎駿のほぼオリジナルで、キャラが全く違う。原作ルパンは、背中から撃つし、美少女を抱く。宮崎ルパンは、カップメン食って、やさしく微笑む。全然違うが、不満はない。●大塚康生の作画が好き(宮崎の原画も多いが)。居酒屋で呑んだとき、描いてもらった不二子の色紙が宝物。大塚さん、優しくて腰の低い人で驚き。憧れる大人です。★10点!
激辛カレーライスさん [地上波(邦画)] 10点(2014-01-01 04:12:01)
174.私はルパンに対して拘りは無いんで、純粋に映画として見た場合は名作中の名作だと思います。
レッドデヴィルさん [DVD(邦画)] 10点(2013-08-02 02:05:40)
173.まさに神作品!信じられない品質です。テレビ版ではルパンを追いかけるようにプログラムされたロボットのように描写されていた銭形を人間として描写したという点がこの作品のエポックメイキングな点だと思います。手塚治虫先生が嫉妬したという宮崎監督。監督の真骨頂は一言でいえば「粋」だと思います。登場人物が粋なんですよ。その粋なかっこよさがみんなの心に響くんです。
承太郎さん [地上波(邦画)] 10点(2012-02-26 04:35:20)
172.もう好きで好きでしょうがない作品。
この映画で批判があるとすれば「こんなイイやつ、ルパンじゃない」でしょう。
しかし、この映画を何回も観ている自分にとってはこれこそがルパンです、恥ずかしい銭型警部です。それでいいと思った。
ヒナタカさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2010-12-05 00:23:47)
171.マーヴェラス
くまさんさん [地上波(邦画)] 10点(2010-09-23 01:56:04)
170.数々のジブリ作品を差し置いて、何だかんだ言って宮崎作品の中で一番繰り返し観ている作品。どんなに好きでも、何度観ても飽きずに夢中になれる映画ってそうそうないと思うが、あるんだなこれが。とにかく、どのキャラクターもキャラが立ってて実に魅力的。お調子者だけど人間力ピカイチのルパン、「相棒」に求められる資質を100%クリアしてるような次元、男子の夢を決して壊さない無垢なクラリス、口数少なくもイザという時には頼りになるワビサビの分かる男五右衛門、逆に言わんでいいことをわざわざ口に出す無粋な銭形・・それぞれが、とびきりらしくていい。今のところ、日本のアニメ映画でこれを超える作品に私は出逢っていない。
lady wolfさん [DVD(邦画)] 10点(2010-08-16 15:45:43)
169.いや~悔しい、ほんと悔しいっ!何が悔しいかって、自称ひねくれ物の自分が全く批判出来ない程の作品だから。粗探しすれば「ルパンらしくない」ってトコでしょうけど・・・実はこんなルパンも大好きなのでした。
maicoroさん [DVD(邦画)] 10点(2010-02-16 00:06:15)
168.《ネタバレ》 テンポの良いストーリーと、爽快なアクションが魅力の映画。ドラクエの勇者みたいなルパンも全然ありです!(ドラえもん映画ののび太みたいに)ルパンと銭形がクラリス救出に階段を駆け上がるシーンと音楽は、何度見ても鳥肌もの。
zackさん [DVD(邦画)] 10点(2009-12-03 10:22:41)
167.《ネタバレ》 まず、皆様のレヴューと重複するところがあるかもしれませんが、どうぞご了承下さい。マンガから始まった「ダーティ」なルパン像とキレイに洗練されたルパンとこの映画には二つの想いが交差します。きっと本来であればエロく汚いルパン像が本当なのでしょうが(オリジナルのマンガを見たのはかなり後になってです)、まだ子どものワタシがまっすぐに面白く感動したことはまぎれもない事実であります。どこをとっても素晴らしく、ある意味計算された構成は人の心を動かす力をもっていると言って過言でないと確信します。当時発売されてた映画の映像をそのまま本にしました的(笑)な本はセリフをおぼえてしまうぐらい愛読してましたねぇ…(懐かしい~) ※ここからは超個人的な感想です(ゴメンナサイ)実はこの映画は今は亡きオヤジと観に行った思い出深い映画であります。映画が好きだったオヤジとこの頃はなぜか映画館によく行ってました。今思えばワタシの横に静かに座って観ているオヤジの姿がなぜか印象に残っています。父親になった今、思わず考えてしまう歳になってしまいマシタネ
Kanameさん [映画館(邦画)] 10点(2009-09-18 21:46:43)
166.ルパンシリーズでは最高、宮崎作品としてもラピュタと並ぶ冒険活劇の最高傑作。登場人物のキャラクターが秀逸。主題歌も名曲。最後に胸がキュンとなるけど、見終わってもの凄く心が晴れやかになる気持ちのイイ作品だと思います。
文句なし10点!(^0^)
鉄仮面さん [地上波(邦画)] 10点(2009-01-26 22:41:07)
165.《ネタバレ》 傑作だろう。何度観ても良い。

テレビのルパンよりも大人で、格好良くて頼りになる。がむしゃらだけどあと少しのところで力が足りない。いつもよりもルパンは人間くさい。それでもスーパーマンで、紳士で、ほんのちょっとだけ悪な彼はやっぱりルパンだ。

けど、きっとルパンの日常はあんなに格好の良いものではないんだろう。クラリスを連れて行くことができなかったルパンにはきっとずっと忘れることができない傷が残ったんだと思う。エンディングが切ない。

また彼らに会いたいと、素直に思わされるあの引き際には何度観ても感動させられる。あの寂しさは何度観ても同じだ。現代に現れる彼らに会うことはできても、1968年のあの彼らに出会うことはもう無いのだろう。
黒猫クックさん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2009-01-02 14:38:42)
164.記念すべき初の満点。ルパンらしくないとかセリフがくさいとか、そんなことはどうでもよい。全てのキャラクターが生きており、ストーリー・映像も文句無し。これからも何度も観たくなる大傑作。
nojiさん [地上波(邦画)] 10点(2008-12-24 22:38:01)
163.この頃の宮崎駿には神が降臨していたに違いない。若くてやる気と才能とバイタリティ、
そしてアイディアに溢れていた。しかしそれを出させていたのはルパンというキャラとその世界観。それを作ったのはモンキーパンチ。いかにこれが宮崎作品と言われようが、結局根底にあるのはモンキーパンチのものである。そうか、神が降臨していたのはモンキーパンチの方だったのか。
チョッパーさん [地上波(邦画)] 10点(2008-10-31 20:07:36)
162.《ネタバレ》 とにかく、おもしろい。
小学生のころ、テレビで放送されているのをビデオに撮って何回もみました。回数はもう覚えてないですが20回は見たでしょうか、よく姉に「また見ている」といって呆れられていました。
テレビでも、定期的に何回も再放送されていますし、テレビ局の人もこの映画のエンターテイメント性を高評価しているのでしょう。
躍動感とスピード感あるれるアクションシーンの数々。カーチェイスと屋根を飛ぶシーンで腹筋が壊れるくらい笑いました。
明暗使い分けた静のシーンも良い。塔のてっぺんでクラリスと再開するシーンは何度見ても心が温まります。
奥行きというか、空間がよく表現されているというか、遠近感を感じるアニメだと思います。
また、五右衛門に甲冑を切られたときに現れた暗殺のプロ集団の顔が、どこにでもいる普通のおじさん顔だったことに妙にリアリティを感じました。
脚本がよくできていて、よくこんな風に話が作れるものだと見るたびに唸ってしまいます。
観終わったときこんなに寂しい気分になる映画も他にないですね。冒険が、映画の世界がもう終ってしまうのかという寂しさ。
不二子と銭型がカッコイイところも意外性があってよかったです。
エンターテイメントとしてはこれ以上のものを見つけるのは難しいのではないでしょうか。おもしろさだけを言えば、ハリウッド映画に負けていないだけでなく、古今東西のあらゆる映画の中でも超トップクラスだと思います。
楽しめることだけが映画を評価する唯一の尺度であった幼いころに評価していれば、100点を上げたい。楽しい時間を得られるということは映画の最大の醍醐味と思うので、この映画を限りなく高く評価したい。しかし大人になって鑑賞したとき、映画の中に意味やメッセージ性は私は見つけられなかった。そこだけが減点になりうるかな。だから差し引きで10点。
庭師のおジイさんがハイジのおジイさんに似ていた(声は同じ?)ので、ハイジを作った人が監督なのかとなんとなく思っていました。宮崎駿さんには是非、エンターテイメント性をとことんまで追求したルパンの映画をもう一度つくってもらいたいです。
だいちゃんさん [地上波(邦画)] 10点(2008-10-31 17:12:39)
161.《ネタバレ》 ストレートで本当にステキな映画です。文句のつけどころなどあるはずもなく、素直に何度見ても楽しめます。銭形のとっつぁんのラストのセリフが名シーンとして有名なんですが、その直前のルパン達がすっとフィアットに乗り込んで、普通に「さよ~なら~」って手を振るシーン。この別れのシーンの方が実は好きです。ルパンの溢れる程のクラリスに対する想いに反して、あまりにあっさりとしたこのシーン。感情的な別れよりもずっとずっと心に残ります。
光路郎さん [ビデオ(邦画)] 10点(2008-09-13 00:04:11)
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【点数情報】

Review人数 519人
平均点数 8.21点
071.35%
120.39%
250.96%
381.54%
450.96%
5193.66%
6305.78%
76913.29%
810019.27%
99418.11%
1018034.68%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.96点 Review30人
2 ストーリー評価 8.52点 Review50人
3 鑑賞後の後味 8.98点 Review55人
4 音楽評価 8.59点 Review44人
5 感泣評価 6.92点 Review27人
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