1.《ネタバレ》 映画の概念を根底から覆されるような、トホホなつくりだった。
こう、ハコ書きしようとした小説がつながらなかった感じ?
冗長でなぜ描写されているのかわからないシーンが多く、グダグダだった。
冒頭から嫌な予感がしたが、序盤の土の国での対決シーンなど、ハラハラし通しだった。ってか、3者入り乱れた中で、順番に台詞を言ってお行儀よく殺陣がはじまるとか、学芸会を思い出しました。こう、場面として崩壊してるってば!
さて、興味深かったのは、キャスト。
それぞれの国に、人種が入り乱れていて、説得力がない。冒頭からして、欧米人の兄妹たちに混じって、モンゴロイドっぽい人々がいたんだもの。火の国はインド、土の国はアジア、気の国はインド+ミャンマー?? とりあえず、どの国も何かしら混ざってる。カオスを感じた。
さらに、印象に残る役者がいなかった。正直、演技力に難アリだと思った。
だが、もしかしたらもしかすると、ナイト・シャマランの逆襲かもしれない。ハリウッド的人選とハリウッド的演技に異議を唱えたということなのかもしれない。
実は行った劇場が混んでいて、仕方なくこの映画を観たのだけれど、うーん第一章とか銘打ってありましたが、続くの?
3Dの超吹替え版とやらで観たんだけど、この吹替えもグダグダ>< 苦笑するほかなかった。