6.要するに「プライベート・ライアン」のジャクソン二等兵がやりたかったんでしょ。冒頭のスターリングラード攻防戦の圧倒的なテンション、密度には血がたぎりました。しかしそれ以後の失速ぶりが尋常ではありません。ソ連VSナチスのスナイパー合戦という最高の題材をとってるんだから、ケレン味爆発のバトルアクションか、もしくは「山猫は眠らない」のように超クールな仁義バトルに徹するか、どちらかにすればよかったんですよ。なのにどうでもいいドラマを入れようとするもんだから、結局何がやりたいのかわからなくなってます。スナイパーの描き方もあんまりで、エド・ハリスに先回りされて絶体絶命のジュード・ロー。焦った顔がアップになったかと思うと、次のシーンではスナイパー仲間のいる隠れ家に戻ってるんですよ。「フォーンブース」のコリン・ファレルが見たら泣くでしょうね。これはヨーロッパのインテリ監督に大作を撮らせた制作陣のミスです。レニー・ハーリンにでも撮らせてれば、ひょっとしたらギラーミンの「レマゲン鉄橋」クラスの映画にしたかもしれません。 【ザ・チャンバラ】さん 2点(2004-06-16 15:55:27) (良:1票) |
5.エドハリスじゃなければ、大変な事になってたよ~てか何この映画、戦争映画じゃなくて ?何が言いたい??メッセージもなければ…ジョセフ・ファインズとかイイ役者出てるのにね~ |
4.戦勝国でありながら自国民を2000万人葬った、ボリシェキ・スターリン体制下のソ連の粗雑な戦闘ぶりが、作品にある程度は反映されていた。しかし、シャワーを浴びて次々と狙撃されるドイツ兵の無様さは何だ?私の知る限り、当時スターリングラード戦区にあのような老兵やデブばかりの部隊の存在なぞ聞いたこともなく、第6軍を基幹としたドイツ軍各部隊はもっと機敏な集団だったはず。史実の歪曲を常套手段とするハリウッド映画にまたもやいっぱい食わされた、といったところか? 【山本 五十七】さん 2点(2003-04-17 01:44:54) |
3.「なんなんでしょ一体」って感じ。アクション?反戦?ラヴドラマ??しかも他の人の多くが指摘している通り、会話は「英語」。つまり、色んな人が楽しめる「娯楽」映画。「戦争(反戦含む)映画」を見に行った自分としては最悪だった。「パールハーバー」と同じ感想。ちなみに、英語で話すのに違和感を感じない人は、もし「パールハーバー」で日本人が英語で会話していたら、を想像してみればいいと思う。 【カート】さん 2点(2003-04-07 03:38:10) |
2.非常に残念。アメリカ映画ってなんでこうなんだろう、って本当に考えちゃいます。現実をねじ曲げるっていうことは、エンターテイメントにおいてある程度必要なのかもしれません。けどバリバリ共産圏で、スターリン治世下のロシアの若者が英語喋ったら駄目でしょう、っていうかアメリカ人やん。設定が突っ込め過ぎ。メッセージもクソもあったもんじゃない。期待してた自分がバカでした。この映画以来、絶対にアメリカ製作の戦争映画は見ないと決めました。2点は迫力のある戦闘シーンの点数です。 |
1.徴集されたロシア兵とナチスのエリート将校の対決。これだけにテーマを絞って見ればまあ。。。学の無い主人公とドイツ将校が英語で語り合う場面に違和感を感じなければどうにか見れますが。。。エド・ハリスはとてもカッコよかったですが、ナチスの兵士というのは必ず悪役にせねばならない規定でもあるのかと勘ぐりたくなりますね(苦笑 |