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ミスミソウ

[ミスミソウ]
2017年上映時間:114分
平均点:5.08 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-04-07)
ドラマホラー学園もの漫画の映画化
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タイトル情報更新(2023-01-15)【にじばぶ】さん
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監督内藤瑛亮
キャスト山田杏奈(女優)野咲春花
清水尋也(男優)相場晄
大谷凜香(女優)小黒妙子
中田青渚(女優)橘吉絵
森田亜紀(女優)南京子
戸田昌宏(男優)野咲和生
片岡礼子(女優)野咲花菜
寺田農(男優)野咲満雄
脚本唯野未歩子
主題歌タテタカコ『道程』
撮影四宮秀俊
製作日活(「ミスミソウ」製作委員会)
配給ティ・ジョイ
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1.《ネタバレ》 原作は読んでいないが、「先生を流産させる会」の内藤瑛亮監督の最新作ということで期待が高まる。また「咲-Saki-」(2017)で見た山田杏奈さんが主演という点でも注目される。
まず、生きた人間に灯油をかけて火をつけるとどれほど悲惨なことになるかは想像できるので、そういうことを面白がってやる人間を殺していくのは大変よいことである。しかしやるなら派手に残虐にやってもらいたいわけで、目に安手の作り物をかぶせただけでは驚きも何もなく、他の女子にももっと無慈悲で笑えるやり方はないのかと言いたくなる。そのあと男が腹から小腸らしきものをぶら下げていたが、どうせなら大腸までがめろりと出てしまって収拾つかなくなるとかしてもらわないと何のための残虐場面かわからない。
また小物を殺した後は変に間が空いてしまい、嫉妬でないとか好きだとかいう心情が唐突に明らかにされていたが、そんなことより全員殺すのが目的なのだろうから好機を逃さず殺してしまえという苛立ちが募る。最後に金髪女が生きていたのも裏切られた思いで、何で当初方針をまともに貫徹できないのかと怒りを覚える。
以上のように、見た人間の残虐性や攻撃性を刺激する映画のようだったが、それ以外に何か訴えたいことがあるかどうかはわからなかった。ラストで金髪女の映像にテーマ曲が大音量で被さった(やかましい)のもふざけた感じしかなく、どうも終始マンガを見せられている気分だったが、もとがマンガだからこれでいいのか。
なお、内容がないよう、という古典的オヤジギャグを使ってみたくなる内容のわりに、映像は無駄に美しいのがアンバランスな印象だった。

ところで、中学校の学年全員が幼馴染みというだけでなく、卒業後も「死ぬまでずっと一緒」という極端に流動性の低い地域社会が新潟県の山間部に行けばあるという発想は、東北奥地の湖に今も人知れず大怪獣が棲んでいる、というようなのと同程度のリアリティがある。田舎の閉鎖性が悲劇の原因と思わせたかったようでもあるが、それにしては登場人物の行動様式や出来事が田舎特有のものに全く見えないのは作り手側の知恵が足りない(「ガキ」)。放火殺人に関していえば、東京都足立区綾瀬の「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の方がよほど近いものを感じる。撮影協力に名前の出た新潟県柏崎市の旧高柳町や南魚沼市にとって不名誉な映画だろうと思ったが、自虐が好きでやっているのなら勝手にすればいい。
かっぱ堰さん [ブルーレイ(邦画)] 2点(2018-11-24 18:56:57)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 5.08点
000.00%
100.00%
217.69%
300.00%
4323.08%
5430.77%
6323.08%
7215.38%
800.00%
900.00%
1000.00%

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