1.《ネタバレ》 余りの脚本の酷さに終始笑いっぱなしでした。中学生が書いたのかという位酷い、ホントに。とにかく主人公三人(といっても二人の存在感が皆無なので実質一人か)が人間的にダメすぎです。空からビラをばら撒く、当り屋として金を騙し取る、山に高射砲を撃ち込む、村興しのイベントを雪崩で破壊する、等々の犯罪者三人組をこの脚本では何を思ったのか「馬鹿だけど憎めない根はイイ奴等」として描いてるもんだからチャンチャラ可笑しいです。
そういうわけで脚本の酷さは折り紙つきですが、雪で覆われた綺麗な山々の風景や、スキーの滑降シーンは素直に楽しめました。逆に言えばこの映画を観るくらいなら、テレビでやっているスキー番組を見ればそれで事足りるという事です。それ位どうしようもなく残念な映画でした。