1.いくら何でもこりゃひどい。SEXをするのはいい。いっぱいSEXをするのもいい。エロを追求するのもいい。でも長すぎる。しかも登場人物が言っていることが恐ろしく空疎であり、ストーリーもちゃちである。言葉なんて覚えるんじゃなかった。なら、もう少し台詞を減らしてください。
馬鹿な有閑マダムが暇を持て余してSEX中毒になった上、大学助教授の仮面を付けた安っぽいスケバン変態教祖に唆されて立ちんぼになる映画。このスケバンの言ってることが全く意味不明なのだが、マダムは盲従する。そのあまりの低能ぶりの描写は面白かった。だが、それだけのことを2時間半かけて映し出す必要もなかろう。登場人物が全員馬鹿すぎて、誰にも感情移入できないまま、時間が過ぎるのが苦痛だった。馬鹿を映すのもいいが、一人くらいまともな神経の持ち主がいないと段々つまらなくなってくる。話が通じないのだ。デリヘルの男だけは少し話せそうだったが、結局雰囲気に流されちゃうし。
特に、最終章には笑いしか出なかった。野ションって、おいおい。色々なAVを継ぎ接ぎしたような映画。でもおっぱいがいっぱいで眠くはなかったから2点付けよう。