6.《ネタバレ》 まずアガサ・クリスティの「検察側の証人」が浮かびまして、「おぉーやられた~~」と心地よく騙されるのかと思ったら・・・
ナンダコレ、めっちゃ軽い娯楽作品でした。キムタクはキムタクのままで二宮和也も含め頭のキレる検察官には見えません!!
スタイリッシュに描きたかったのかどうかしらないけど、あのセリフ回しがイライラするし、おまけに早口なので何言ってるかきちんと聞き取れません。だからなのかアマプラでは日本語字幕入りとして配信してますね。
なんだろう、なんか見るもの全部がしっくりこなくて落ち着かないんです。
で、直接絡んでこない人物なのに突拍子もなくヘンな人が意味なく多すぎです。
内容なんですが、最上があそこまで危険をおかすほどの根拠が全く見えません、説得力が皆無なんです。
学生時代世話になった下宿屋の娘が最上にとってどのようなどれほどの存在なのか語られてませんよね。
起訴できなかったことに対する怒りってことなんですかね。
そうなら検察官としてどうなんですかね?闇の人間とも持ちつ持たれつな関係ですし、
「もう検察官辞めればいいのに、ラストで辞めろよ」と後半からずっと思ってました。
そして吉高由里子はなんであんな重そうなボブヘアにされたのか疑問。
本作と「藁の楯」どっちにもかつての仕置人山崎努が出てるのね。