2.《ネタバレ》 藤澤周平の時代劇ということで、「たそがれ…」や「隠し剣…」を期待していたのに、残念でした。考えてみれば、演出者が違うのだからあたりまえなのだが、どうも違う。やっぱり、方言を使っていなかったからだろう。との結論になりました。それから、木村佳乃はどうもねえ。というより、出番少なすぎです。少年、少女時代と大人になったからがあまり似ていないので、なんか違う話みたいで。子役を使わずに、本人に若作りさせたほうがよかったかも。時代劇だから、髷でかなりごまかせるでしょう。逆に、最後のシーンは会話から10年くらい経過したことは、わかるのだが、もっと老けさせるとよかったのに。なんか、凝り過ぎて、どうしたの?という映画でした。