7.《ネタバレ》 オスカー・シンドラーがユダヤ人を救った理由が、安い労働力を得るためだったのか、人道主義からだったのか、人物像に不可解さをもたせた前半は良かったのですが、後半は全面ヒューマニズムに走り始めてから話が安っぽくなりました。特にO・シンドラーが転機となる赤いコートの少女のシーンですが、黒澤へのオマージュとか肯定的にとらえる方もいらっしゃいますが、完全に興醒めしました。シンドラーが泣きながらの演説や、シンドラーの墓にユダヤ人たちが花を手向けるラストなど、蛇足なんだよね、作品を薄っぺらくしています。 【爆裂ダンゴ虫】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-01-10 17:59:42) (良:1票) |
6.アメリカのためのナチス映画。 英語が鼻につく。 無駄に長い。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-08-31 23:50:11) |
5.ユダヤ人(イスラエル人)の教科書見たいな映画でした。白黒がすごいリアリティーを感じさせます。政治的意図がありそうな映画だったので途中で見るの止めようか考えながら見ていました。【見ながら、ユダヤ人も今の土地をイギリス人やアラブ人に対してテロ活動によって手に入れたのに、一方的な映画だなと】しかし、画面に引き込まれ、緊張して最後まで見ました。見終わって思ったのは、私には合わなかったなと言う事。この映画たしかに名作と呼ばれる訳が見て分かりました、最後のシーンにも涙ぐみました。でも、映画は楽しむものと言う観点を大事にしているので、この作品にはこの点で勘弁ください。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-18 14:43:58) |
4.《ネタバレ》 シンドラーを美化しすぎているように思えて物足りない。彼の中にもっと心理的葛藤があったのではないか? そこを描かないから薄く、偽善的との印象を与える。そもそも実話の映画化は説得力を持つ反面、人物の表層しか描けないというジレンマをも併せ持つ。遺族などもいるから美化せざるをえないためだ。あくまでシンドラーをモデルとして、架空の主人公を創造することが創作者の本来の姿勢ではないだろうか? 【恭人】さん 4点(2003-11-30 18:31:42) (良:1票) |
3.何の教訓も見出せない。この映画から何を学ぶというのか?下らん演出もひどい。物語を美化するな!英語喋んな!白黒にすんな!観客をひやひやさせようとすんな! 【aaa】さん 4点(2003-04-19 12:52:55) |
2.長い。つらい。私にはアメリカ映画の戦争をひたすら真っ向から撮るという姿勢が素直すぎて駄目なようで。 【なな】さん 4点(2001-10-24 21:57:49) |
1.「あまりに偽善的で最悪の映画」という故淀川長治氏の意見にほぼ同感。スピルバーグの感性の問題もあるのだろうが、どうもホロコーストを真正面から撮った作品ってのは苦手。簡単に映画に仕立ててしまうにはやはり重すぎる主題なのでは。 【モーリス】さん 4点(2001-06-05 15:16:29) |