16.ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド、ジョン・マルコヴィッチ、ブラッド・ピットとこれだけ豪華なキャストが揃っているにもかかわらず、内容がない映画を作れるというのはすごい。 ある意味、タイトルは的を射ている。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-11 02:43:19) |
15.《ネタバレ》 何とも人を食った映画だ。国家機密っぽいファイルを入手し、それをネタに金儲けを画策するフランシス・マクドーマンドとブラピ。その失笑を誘う遣り方に「お前ら、スパイ映画の見過ぎだよ」って言いたくなるが、映画の世界を真似るおバカな庶民を映画にした一種の二重構造。しかもタイトルが「読んだら燃やしなさい」。これは機密文書の漏洩防止と云うよりは、この映画の見方の指南です。↓【TANTO】さんも仰っているが「観終わったら忘れていいよ」と云う製作者からのメッセージだろう。どこへ転がって行くかは見えないが、その割にドキドキもハラハラもしないストーリー。そんな自虐気味なお話を豪華俳優を揃えてしっかり撮るんだから、さすがに前作でアカデミーを獲った余裕が感じられる一作。健康バカのブラピが見せ場なく撃ち殺され、それが却って妙な存在感となって残る。面白いかどうかは別にして作家性は出ています。個人的にはもう少し突っ込んでも欲しいところもあったが、それはたぶんこの作品の個性を損ないます。そんな変な映画です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-05-23 01:34:49) |
14.細かい笑いどころが多分あるだろうけどついていけずに終わった。ブラピのバカさ加減だけが印象的。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-04-17 22:02:31) |
13.CIA上官2人の会話のテンポが良かったです。お茶目なブラピを見たい人にはおすすめ 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-27 11:08:06) |
12.ブラピだけがコメディー担当だった気がする。内容としては、最後のCIAのおっさん達の会話が全てだった。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-03-09 23:23:55) |
11.《ネタバレ》 中途半端に終わっている。ストーリーも笑いも中途半端 せっかくの豪華役者がもったいなかった。 【東京ロッキー】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-02-28 23:37:09) |
10.予想はしていたが、ほとんど笑えない..暇つぶしにもならなかった... ただ、出演者は好演..さすがです... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-02-16 15:15:11) |
9.《ネタバレ》 笑えたのはディルドチェアーとブラピが突如、射殺されるシーンですね。陽気なブラピとヨアキム・ハンセンを髣髴させる威圧感が出ていて良かった。しかし、全体的にほんと笑えないコメディになっています。ラストも唐突に訪れるので、消化不良の方も居るかと思います。最期に勝利したリンダ・リツキにまったく感情移入できなかったので、あの結末には不満足!! それと、エンドロールが一番、頭に残っているのは映画としてどうかと思う。「すげぇ奴!!CIAメン♪」 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-12-12 11:15:55) |
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8.コーエン兄弟の映画は、普通人の日常生活に異物(変人)が突如侵入してくるというプロットの作品は面白いのですが、本作のように主要人物が変人ばかりというパターンはダメですね(他の彼らの作品にも似たようなのがありますが)。あと、初期のコーエン兄弟のコメディはもっと楽しめるおバカ映画だったのに、どうしてこんなに笑えないコメディを撮っちゃったのかなあ。やはり、オスカー受賞したことが影響しているのかもね。ブラピのファン以外は、観ない方が良いでしょう。ブラピの使い方だけは面白かったですね。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-11-03 11:35:33) |
7.《ネタバレ》 アカデミー受賞の真面目な映画を作った反動としての、コーエン兄弟らしいバカ映画を期待したんですが、なんとも中途半端な一本でした。 前半1時間は退屈そのものだし、これから面白くなりそうってところでなし崩しに終了。ラストシーンでCIAに述べさせる、複雑だが何も学ぶこともない事件というのが観客の意見と全く一致するでしょうが、それに面白くもないというのがプラスされることでしょう。こっちが登場人物の関係や、今後の展開を予測するために頭を働かせたのが、全く無駄に終わりました。 ただのごく普通のバカで、全くおいしくない役をあてがわれた中のブラッド・ピットの抜けた好演が光っていました。こんなキャスティングをしてしまうところとか、好きなんですがね。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-10-12 18:06:23) |
6.コーエンく兄弟のコメディとは肌が合いません。「レディ・キラーズ」のほうがまだ良かったくらい。全然面白くない。ブラピのコミカルな動きは面白かったけど。 「あーこの女優はファーゴに出てたなー」とか関係ないことばかり考えてしまいました。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-06-25 00:35:26) |
5.《ネタバレ》 ○テンポが良く、設定こそ面白いのに、脚本よりこの力に頼った結果、中途半端な映画となった。途中からの展開に違和感があり、方向性が分からず、オチも微妙。もう終わりか、と言う悪い意味で早かった。○軽快なコメディ映画と思いきや、暴力描写がかなりリアル。予告編に騙されて行ったカップルが可哀相だ。○ブラッド・ピットはアホ青年役を好演。この役だと20代に見える。とは言え、映画の本筋とは関係がないのは残念。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-06-16 16:54:39) |
4.《ネタバレ》 自らの欲望のためにそれぞれが策を講じ右往左往するブラック風味満載なコメディ。関係なさそうでありながら複雑に絡み合いつつ収束を迎えるのは上手いけど、面白いと思うか、ドン引きするか、なんとも思わないかは観る人を選びますね。権力をもった側にとって、その他は雑魚でしかないんだなぁと思わせるラストはある意味怖かったけど。 恋人とデートとかブラピのファンだからという理由で見るには不向きなので注意。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-05-07 21:08:45) |
3.《ネタバレ》 他のコーエン作品のレビューでも同じ事を書いているが、面白い設定の割には、あまり面白さを感じさせない不思議な作品になっている。騒々しさだけは伝わってくるが、基本的にはあまり中身がないためと思われる。徹底的に自己中心的でアホな連中を登場させたり、徹底的なブラックさでグロく攻めてくれれば、多少は評価できるが、評価できる部分が見当たらない。本作のラストにおいて自己評価しているが、「何の教訓も得られない作品」としか言いようがない。コーエン兄弟はアカデミー賞を受賞したので、あえて“中身がない作品”を作ろうとしたのだろうか。 この手の作品は、“単純な複雑さ”が求められるものだ。本作は、単純なことを回りくどく描いているだけのような気がする。 Aの行動をBが疑い、Bのその行動をCが疑い、Cのその行動をDが疑い、Dのその行動をAが疑うようなものが“単純な複雑さ”といえるケースになるだろう。 「全身美容整形手術費用をフランシス・マクドーマンドが欲しい」という基礎となる根っこがあり、「マルコヴィッチから金をふんだくる」というところまでは悪くはないが、そこから話が上手く転がっていない。CIAやロシアといった面白いファクターもあるのに、有効利用されていない。マルコヴィッチは、マクドーマンドのことをギャングかロシアのスパイと勘違いして、動揺して金を準備して、そのマルコヴィッチの不審な行動を、妻のスウィントンは離婚のための資産隠しと誤解するというように上手く転がせないものか。“データ”も“金”というアイテムも上手く活かせていないので、面白くなりようがない。 それ以外にも、執筆者であるマルコヴィッチは気づいていないが、ブラッド・ピットが手に知れたネタが実は重要機密が書かれており、CIAとロシアをも巻き込んだ騒動になるという王道ネタにすれば、まだ面白くなったのではないか。 オチに関しても、上手くオチているようには思えない。 「実はAが○○だった」というどんでん返しもなく、バタバタした挙句に訳の分からない拍子抜けのオチで逃げてしまった感が強い。CIAがマクドーマンドの主張を飲む理由も分からず、最低な“オチ”といえる。「実はマルコヴィッチはロシアのスパイであり、マクドーマンドの行動がロシアの利益に合致した」でも、「実はブラッド・ピットが○○○でいなかった」でもいいので、“オチ”をマジメに考えて欲しかった。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-05-06 21:37:31) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 こういうタイプの作品で一番困るのは登場人物のうち誰にも感情移入できないパターンだと思っている。そうなるともうストーリーを追いかける気すら失せる。結局あざとさばかり印象に残った作品だった。 あ、アホのブラピは良かった。特に最期の笑顔。 |
1.《ネタバレ》 『ノーカントリー』の時も感じたが、はっきり言って駄目なんじゃないかと思う。ただ無責任なことだがどーして駄目なのかがよくわからない。凄く簡単に言うと「つまらない」ってことなんだけど、その「つまらなさ」自体すら理解することが出来ないから困る。 まず脚本も演出もまったく巧くない。群像劇ということで点と点は何らかの形で繋がってはいるが、それは巧さとは何にも関係ない。 コーエン兄弟って本当にキャラクター創造の人たちで、それって役者が勝手にやってくれることなんだけど、それを脚本とか演出でがちがちに固めて造り出そうとするから駄目なんだろうなと思う。この人はこういう人でっていう縛り付けが強すぎるんだな、きっと。映画ってキャラクターショーではないのだから。 ま、結局それがコーエン兄弟らしさなのかもしれないが、となるとそれを楽しみにしていないと何も楽しくないってことになるのか?だったら見なけりゃいいということか?しかし哀しいかな、確かに過去のコーエン兄弟の映画は楽しかった、好きだった、だから今も見ているという人は大勢いるだろう。もはやコーエン兄弟とウディ・アレンは年中行事になりつつある。これは正直良くないことだ。このことについては最近よく考えるが、どーしていいやらわからない。もしかしたら「もう見ない」という断固たる決意が必要なのかもしれない。 それはさて置、あと主な登場人物たちが最後誰も出てこなくなるってことでこの映画はいいのかと思うのだが、それは観ているこっちからすれば何の感慨も沸かなくなるんじゃないのかと、まあ出てこなくてもいっこうに構わないんだが、ならばその最後の感慨ってものを観客に感じさせるのにあのCIAの幹部のふたりにすべてを負わせるっていうのは無理があるってことなんだと思う。そこにはキャスティングミスということもが多少なりある。主な登場人物があまりにも有名過ぎて、あのCIAの幹部ふたりは添え物でしかない。添え物にすべてを任せるなんてのはあまりにも無謀すぎるだろと。 Googleアース的に始まって終わろうとそんなことはどーでもいいんだが、あれの意味を考えると更にこの映画がつまらない映画だと露呈してきそうなので、止めておくことにした。だからきっともうコーエン兄弟の映画は楽しめないんだって思う。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-05-03 05:18:24) |