5.SFサスペンス映画と思いきや、よくあるジャンキー映画でした。ただ、映像が実写とアニメ(デジタルペインティング?)を合体させた奇抜な表現のために、ほかのジャンキー映画よりサイケデリック感が出てると思いますが、残念なのは、せっかくこーゆう奇抜な表現をつかったなら、もっと奇抜な世界を描けたと思うのに、中身は単なる実写の人間にアニメ(ペインティング?)を重ねただけ。SFな世界じゃなくて町並も今の時代と同じ。冒頭の体中虫が這うシーンや、色々な人間に移り変わるスーツなんかのおもしろい映像もあることにはあるんだけど、ちょっと少なかったです。大半はどーしよーもないジャンキーのダラダラした生活につき合わされます。まー、ジャンキー映画はそーゆうもんなのですけど、観てるほうもダラダラしてきます。それゆえにクライマックスのたたみかける展開はよかったです。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-11 22:05:21) |
4.ヤク中の演技が上手かった。ぐらいで、内容は正直微妙。最後に、ヤクへの忠告映画ってことを知って、ならいいかな~くらい。新しい映像はまぁがんばってるなーとは思いましたが、、、とにかくなんともいえない映画 【マキーナ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-25 22:11:40) |
3.《ネタバレ》 実写っぽいアニメが新鮮だが、右脳と左脳が分裂する薬物とかがあんまりピンと来なかったかな。虫がブワァッと噴き出すとことかグロテスクな描写の映像はリアルでした。日本のアニメはやっぱりいいなぁ~と再確認(笑) 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-28 20:26:37) |
2.これはとても不思議な映像体験。原作未読ですが、この脚本は・・・。敢えて映像にする意味があったのか「?」とか思ったり。ドラッグを捜査する捜査官が自ら溺れていくのは新鮮味もないけど、その分この作品自体は新鮮です。全編アニメなんだけど、普通に実写で撮ってからそれを基にアニメにしてるんですよね。何故そんな面倒くさい事したのか狙いは分からないんですが。で、展開は若干分かりにくく、中だるみもあり、展開も地味なので他のディックの映像作品(「ブレラン」「トータルリコール」「マイノリティリポート」)みたいなものを期待して観たらガッカリするかもしれません。ただあの人物が実はウィノナだったのか等、見応えはあり、終わり方も切ないながらある意味での救いも感じます。キアヌは「マトリックスやったばかりでまたSFはイヤだ」と言って初めは断ったみたいですが、同じSFでも全然違う!この作品の方が現実味を帯びた内容です。面白いと思えるかどうか、賛否両論は必至の作品です。ご覧になった方のレビューが楽しみです。 |
1.・・・なんだか非常に刺激的な映像体験でした。ドラッグで2時間弱位トリップしてました、ってな状態とでも言ったらいいのか・・・。観終えた後、この映画がご贔屓映画「スクール・オブ・ロック」や「恋人たちの距離」の監督だった事にも二重の驚きでしたね。でも、なにゆえこんなわざわざ手間のかかる事をしたんだっ?って疑問も最後まで頭をもたげ、衝撃と疑問符が交互に鑑賞中襲ってくるというトランス状態で、映画の内容とは全く乖離した部分で僕の頭を悩ませてくれた映画です。ウィノナの最初の登場シーンの台詞は、例の「あの事件」のパロディかと笑わせてもらいましたが、やっぱり最近の彼女はなんとなく痛々しさが見え隠れしてますね。ロバート・ダウニー・Jrは過去の経験を生かした(?)ドラッグ中毒演技が巧かったです。キアヌも良かったけど、こういうタイプの映画だと、彼らの演技でさえ自由に操作出来てしまうんじゃないかって考えてしまいます。外観変化自由自在のウェットスーツみたいな洋服(?)の造形がイマイチ。これまでにない、変わった種類の意欲的実験作には違いないけど、じゃあ好きかどうかと聞かれると、う~ん・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-12-10 10:44:31) |