隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESSのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

[カクシトリデノサンアクニンザラストプリンセス]
The Last Princess
2008年上映時間:118分
平均点:4.83 / 10(Review 41人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-05-10)
アクションサスペンスアドベンチャー時代劇リメイク
新規登録(2008-01-20)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-06-25)【イニシャルK】さん
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監督樋口真嗣
助監督尾上克郎(セカンドユニット監督)
キャスト松本潤(男優)武蔵
長澤まさみ(女優)雪姫
阿部寛(男優)真壁六郎太
椎名桔平(男優)鷹山刑部
宮川大輔(男優)新八
甲本雅裕(男優)佐川出兵衛
生瀬勝久(男優)博打打ち
高嶋政宏(男優)本庄久之進
國村隼(男優)長倉和泉
古田新太(男優)人買い
上川隆也(男優)宿場襲撃隊隊長
ピエール瀧(男優)軍資金堀の侍
皆川猿時(男優)太平
橋本じゅん(男優)
赤堀雅秋(男優)
徳井優(男優)
大塚明夫ナレーション
脚本菊島隆三(オリジナル脚本「隠し砦の三悪人」オリジナル脚本家)
小国英雄(オリジナル脚本「隠し砦の三悪人」オリジナル脚本家)
橋本忍(オリジナル脚本「隠し砦の三悪人」オリジナル脚本家)
黒澤明(オリジナル脚本「隠し砦の三悪人」オリジナル脚本家)
中島かずき(脚色)
音楽佐藤直紀
北原京子(音楽プロデューサー)
主題歌布袋寅泰The THREE「裏切り御免」
撮影江原祥二
清久素延(応援撮影)
製作富山省吾
島谷能成(製作総括)
亀井修(製作総括)
島本雄二(製作総括)
西垣慎一郎(製作総括)
東宝
小学館
電通
日本テレビ
読売テレビ
ジェイ・ストーム
読売新聞社
東宝映画(製作プロダクション)
プロデューサー奥田誠治(エグゼクティブプロデューサー)
市川南〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
山内章弘
配給東宝
特殊メイク原口智生(特殊メイクコーディネート)
特撮大屋哲男(VFXプロデューサー)
佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
三池敏夫(美術)
美術清水剛
編集上野聡一
照明吉角荘介
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12.良く言えば分かり易く、悪く言えば幼稚なお話しでした。いくつかのシーンには迫力があり、個人的には思ったよりも悪く無い印象です。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 5点(2010-02-09 12:47:13)(良:1票)
11.黒澤をリメイクしたいんじゃなくて、オリジナルに影響を受けたスターウォーズをやりたかったわけです。隠し砦の三悪人という題材を使ってそれにインスパイアされたスターウォーズを元ネタに再びはめ込んでみました、と。
副題からして真面目にやる気がないなという感じですし、黒澤映画への侮辱云々とののしる以前の問題です。全くバカバカしい、スターウォーズごっこをいい大人がやっとるだけの映画です。

しかし

樋口監督の最高傑作です。
GOさん [DVD(邦画)] 5点(2009-01-13 23:40:44)(笑:1票)
10.《ネタバレ》 「椿三十郎」に続く黒澤時代劇のリメイク。同じ脚本を使ったリメイクになっていた前作と違って、こちらは「隠し砦の三悪人」の脚本を原作にした映画になっていて、もう何年もオリジナルを見返していないというのもあるが、思ったよりはそれなりに面白かった。でも、やはり何か軽いし、松潤演じるオリジナルと違う主人公である武蔵と長澤まさみ演じる雪姫とのロマンスが描かれるあたりは何か違う気がする。オリジナルは「スター・ウォーズ」に多大な影響を与えたことで知られているのだが、悪役である椎名桔平の衣装など「スター・ウォーズ」を意識した部分もあるのは好きでやっているのだろうけど、なんか無駄な部分で凝っている感じでちょっとどうなんと感じてしまった。それにオリジナルで有名な「裏切り御免」というセリフが主題歌のタイトルにまでなっているが、本編中で軽々しく何度も口にしているのは違和感がある。三船敏郎が演じていたオリジナルの主人公である六郎太も登場するが、演じるのが阿部寛というのはイメージ的にもよく合っていて、この配役は素直に良かったと思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2022-10-08 22:56:54)
9.《ネタバレ》  映画をリメイクするというのは、勇気のいる事だと思います。
 それが原作小説や原作漫画の存在しない「オリジナル」の映画であり、しかも名作と呼ばれる品であるならば、尚の事。

 本作に関しては、元ネタである1958年版の後に、立て続けに観賞する形を取ったのですが、中盤以降の展開を大胆にアレンジしているのが特徴ですね。
 最初、主人公の名前は「武蔵」で松本潤が演じると聞いた時には「えっ、何それ? 全く新しい人物を主役に据えるの?」と思ったものですが、蓋を開けてみれば「太平」の名前を「武蔵」に変えただけ、と言っても差し支えない程度の変更でした。
 アイドルに疎い自分でも知っているようなビッグネームが主人公とヒロインを演じている訳ですが、ちゃんとある程度「汚れた」デザインを心掛けており、役者当人の顔立ちの違いはあっても、全体的なイメージはそれほど離れてはいなかった事も好印象。
 特に男性側に関しては、美男子であるにも拘わらず髭ぼうぼうで小汚い乞食のような格好で終始通した事には、思わず感心。
 「追っ手を欺く為に」とか何とか理由付けして、途中で髭を剃って髪を整えて、小奇麗な身なりに変身するのも可能だったでしょうからね。
 その点に関しては、オリジナル版の下層階級と上層階級の対比を守ろうとしたのだろうなと、誠意を感じました。
 女性の肌の露出度が下がっているのは、残念といえば残念ですが、まぁコレは元々がサービス過剰というか「ちょっと黒澤監督、助平な観客に媚び過ぎじゃないか?」と思っていたりもしたので、肌を晒さない衣装にした気持ちも分かります。
 他にも、色々と小ネタも盛り込まれているし、スタッフはオリジナル版を愛し、リスペクトした上で真面目に作ったのだろうなと思いました。

 ただ、どうしてもある程度は比較しながら観てしまうので、気になる点も多かったですね。
 まずは、演出が物凄く分かり易くて、大袈裟な点。
 六郎太に斬られて死んだと思われた武蔵が、実は生きていたと分かる場面なんかも、勿体付けてさも驚きの展開みたいに描いているのですが、いくらなんでもそれは生きてるって分かるよと、ついつい苦笑してしまったのですよね。
 こういう万人向けの演出は好ましいと思っているのですが、本作は流石に分かり易過ぎたのと、その頻度が高過ぎるように感じられて、食傷気味になってしまいました。
 また、一本の映画として観た場合には意味不明に感じられる「オリジナル版のパロディ演出」も多くて、好きで盛り込んだのは分かるけど、何もそこまでしなくても……と思ってしまいましたね。
 武蔵と新八が籤引きをするシーンなんて、オリジナルと違って目の前で姫様が無防備な寝姿を晒している訳でもないのに、道端で急に始めるものだから、唐突感が否めない。
 極め付けは「裏切り御免」の使い方で、いやいや今までそんな喋り方してなかったじゃない、オリジナルにあった台詞を無理やり真似させてるの丸分かりだよ! と、冷めた気持ちになってしまいました。

 でも、リメイクならではの長所も幾つかあって、関所をオリジナル版と同じ手法で通過出来てホッとした後に、突然呼び止められてドキッとさせられるサプライズなんかは、素直に驚かされて、嬉しかったですね。
 阿部寛演じる六郎太も貫録があって良かったし、兵衛さんが元ネタと思しき悪役の鷹山なんかも、面白いキャラクターだったと思います。
 何より興奮したのが、オリジナル版でほぼ唯一の不満点だった「クライマックスでの主役不在」が解消されている事。
 ちょっとそこの「姫を助け出す」パートが長過ぎるよ! と思ったりもしたのですが、それでもやっぱり、喜びの方が大きかったです。
 民を信じて金を預けた姫様が裏切られる事なく、笑顔で出迎えられた結末も、それに伴う主人公との別れなども、良かったと思います。

 その他、友人から「ダースベイダーのそっくりさんが出るよ」と聞かされていたもので、覚悟して観賞していたら「これ、蒲生氏郷じゃん!」とツッコまされたという余談もあったりして、何だかんだで楽しい時間を過ごせた映画でした。
ゆきさん [DVD(邦画)] 5点(2016-06-08 11:32:52)
8.しばらくの間、長澤まさみと気付かなかった。それよりも阿部寛と宮川大輔がハマり役でしたね。内容は至って普通といった感じ。それなりに面白かったが、見どころは?と聞かれると…
ライトニングボルトさん [地上波(邦画)] 5点(2010-01-10 16:29:40)
7.《ネタバレ》 5点以上は無理でしょう。松本潤が主演を張ると単なるアイドル映画であり、長澤まさみもそれに同じ。案外、宮川大輔の方が予想より良い演技をしていたと思います。見所は阿部寛の刀さばき程度かな。全体的に安っぽく、画面の切り替えの際の妙な手法がチグハグにさせているようにも感じる。唐突な恋愛シーンやラストの大爆発からの生還等、強引である。少なくともあの大爆発で六郎太が生きていることなんてないでしょう。余談ですが、チョイ役で出演しているKREVAですが、見つからねぇよ。
マーク・ハントさん [地上波(邦画)] 5点(2009-11-30 18:03:31)
6.《ネタバレ》 よくもまぁ、あの傑作をリメイクしたようと思い立ったもんだこと、、、。その勇気は買いたいと思います。
しかし、比較するのもおこがましい。とにかく緩い。内容的に、松潤だけ見れればそれでいいわ~という層にのみ
耐えうる作品。長澤さんが一肌脱ぐぐらいやってくれれば、もう少し点数上がったかもしれないのにね。
あろえりーなさん [地上波(邦画)] 5点(2009-11-16 19:47:31)
5.《ネタバレ》 いまいちどこが見所なのか分からない映画であった。特に盛り上がる箇所もなく時系列に沿って淡々と物語が進んでいくだけ。なんだか誰も彼もが人間味がなかった気がする。何も伝わってこない映画。ダラダラと観ることを目的に観るような映画です。
いっちぃさん [地上波(邦画)] 5点(2009-11-15 16:41:12)
4.まー、そこそこなんじゃないでしょうか。これはこれで……。w 細部を突けばツッコミ所だらけですが、2時間を退屈させずに観せるだけの勢いはありましたんで。ただ、黒澤のオリジナルとは比べるべくもないですが。
『椿三十郎』は、椿という主人公が明確なために、織田におんぶに抱っこして織田がその重みに堪えかねて潰れた感がありましたが、こっちは複数の主人公クラスが動くので、一人ひとりに掛かる負担は軽減され、何とか持ち堪えたかな、と。
それより気になったのは、どなたかも書いていらっしゃいますが、椎名吉平の衣装と言い、音楽と言い、『スターウォーズ』の影響が強いこと。最後、崖から見下ろしてる山の民がイウォークに見えて困ります。w また、話のポイントを松潤と長澤のラブストーリーに持って行ってしまったためか、“三悪人”って誰のこと? 状態になってしまってるのも残念。
TERRAさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-04-18 22:34:48)
3.《ネタバレ》 惜しいですね~。黒澤作品を見ていないので、まったく比較せずの感想ですが。阿部ちゃんの眼力や、椎名さんの悪役っぷりは申し分なし。アイドル松本潤を、あそこまで汚れっぱなしで登場させ(その汚れっぷりは、最後まで宮川大輔と何ら変わりがなかった)、長澤まさみのサービスシーンが一切なくても、意外に楽しめていたストーリーが
あの瞬間(そう、馬に乗って彼らが飛び出してきた瞬間)に崩れ去り、大笑い(失笑気味)へと変換されてしまった。あれだけ苦労してエレベーターで脱出した空間を、馬の一蹴りで戻ってくるのかよ…。ありえないよー監督詰めが甘すぎるよ(泣)まあラストのくくり方は嫌いじゃないですけど。主題歌も含めて、観終わった後味は悪くはなかった。でもやはり素材と脚本がもったいない感じがするなあ…。
ゴールドベリさん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-09 02:12:06)
2.《ネタバレ》 火祭りの前に「武蔵!おめぇ~、ベッピンの嫁さん連れてどこ行くだぁ?」と言われた
台詞に全てが表されていました。我々世代には其れこそ衝撃的とも言えるデビュー
を果たした「上原美佐」さんの近寄りがたい美貌とはまったく異なった庶民的
美貌の雪姫様でした。あの「裏切り御免!」のきめ台詞を何処で使うのかなと
思っていたら、案の定あんな別れに「使いやがって!」とそれこそ思いました。
話はかなりぶっ飛んでいて、ホモの代官が出てきたり、金の延べ棒と思っていたのは
鉛だったり、山名側住民も殺される殺される!黒澤作品も青少年向き、いにしえの東映時代劇と似たものに成り下がっていました。それにしても主人公達は汚すぎです。画面から埃+黴の臭いがしてくるような衣装で、うんざりしてしまいました。ただ、刑部役の椎名さんという役者さんには注目しました。もう少し冷酷無比で凄みをきかせれば
語り継がれる極悪役になれたかも・・・?
亜酒藍さん [映画館(邦画)] 5点(2008-05-12 17:44:39)
1.《ネタバレ》  時は戦国、弱肉強食の時代。とある地方に互いに国境を接する三つの国があり、その一つ、覇権拡大を目論む山名が、早川攻略の先駆けにその隣国・秋月を攻略する。一方、そのおかげで城内から逃走できた金掘りの武蔵と新八。迷い込んだ滝のほとりで秋月の黄金を発見したが、秋月の武将・真壁六郎太に捕まってしまい、逃げるためにある秘策を提案、共に山名から早川へ強行突破する・・という話。なんでもかのスターウォーズの下敷きとなった、知る人ぞ知る、知らない人でも名前くらい知ってる黒澤作品、のリメイク。

 監督は、「日本沈没」「ローレライ」の樋口真嗣。主人公武蔵(たけぞう)には嵐の松本潤、その相棒にお笑いの宮川大輔。秋月の雪姫に長澤まさみ、そのお供・真壁六郎太に阿部寛。敵・山名国大将に椎名桔平。そのほか、高嶋政宏、國村隼、KREVA、黒瀬真奈美、生瀬勝久などを配してます。
松本潤君は(長嶋風)んーどーでしょー? まぁ役を損ねず頑張ってたのでは。長澤まさみは、いつもの甘えたような口調を封印してちょっと違った一面を出せましたね。阿部ちゃんはまぁ申し分無しかなぁ。椎名桔平は、○ース○ーダーを逆輸入したようないでたち(黒マントは無理矢理な感があるけどw)で胡散臭そうな敵役で適役? 高嶋政宏は「うい奴・・」の男色役人・・w

 まー概ね楽しめましたが、山の踊りのシーンはちょっと長過ぎ。あと、瘴気?(天然ガス?)が引火して山ごと大爆発ってゆーのは科学的見地から見てどーなんでしょ? その他諸々気になるとこありますけどw
多分作品自体どうしてもオリジナルと比べられ厳しい寸評必至かも。でもそれは十分承知で作られたのでしょうけど・・。既に先駆として、角川&東宝、森田芳光&織田裕二のかの作品があります。永きに亘りタブー感あった黒澤作品のリメイクがこれからどんどん作られていくのかもしれませんね。。
尻軽娘♪さん [試写会(邦画)] 5点(2008-05-07 00:52:40)
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 4.83点
000.00%
124.88%
237.32%
349.76%
4614.63%
51229.27%
6819.51%
749.76%
800.00%
924.88%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.14点 Review7人
2 ストーリー評価 4.45点 Review11人
3 鑑賞後の後味 4.45点 Review11人
4 音楽評価 4.22点 Review9人
5 感泣評価 1.42点 Review7人
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