84.《ネタバレ》 これは羊の続編ではなく全くの別物だ。羊たちに漂ってたぞくぞくする冷たい緊張感はどこへやら。披露されるのは通り一遍にグロテスクな殺人描写。ああ ジョディのクラリス。繊細で必死で凛とした勇気を携えていた彼女。憧れでした。J・ムーア扮するFBI特別捜査官にはクラリス・スターリングとは別な名前を名乗ってもらいたい。生真面目なおばさんにしか見えないんだ、どうも。肉付きのいい身体でもたもたランニングしないでほしい。どこがFBIや。ああそれに鉄格子の中にいながら他人の生死に影響をおよぼすのがレクター博士の真骨頂だったのにな。スリのタマ潰したりとか、露悪的で興ざめだ。博士とクラリスで恋愛沙汰にするのも嫌い。羊のときは博士が師のような、父性のような礼儀のある距離がちょうどよかったのに。文句ばっかりつけたけども、この監督らしく映像は洗練されて重厚感ありました。 【tottoko】さん [地上波(字幕)] 5点(2011-12-24 02:30:28) (良:2票) |
83.もし、アンソニー・ホプキンスが日本に来て「ウニ丼」をムシャムシャ食べているのを見たら、「脳みそぶっかけ丼」を食べているのかと勘違いしそう。 【STYX21】さん 5点(2003-12-06 01:19:04) (笑:2票) |
82.(ちょっと長いよ!) 「2001年」と「2010年」が全くの別物のように、これも「羊たちの沈黙」とは全くの別物。確かにリドリー・スコットらしく雰囲気の完成度は前作よりも遙かに高いと思います(予算も高いし、地下牢とフィレンツェじゃだいぶハンデがあるけど…)。しかしこの映画には雰囲気だけで点数あげられないな、ちっとも「面白く」ないもん。「特殊メイクのしすぎで逆に存在感無くしてる人の復讐劇の返り討ち」という、どこかで聞いたことのあるようなストーリーではどこを面白がればいいのか? しかも今回の主役はレクターであってクラリスじゃないので(しかもクラリスはメロドラマの主役のような立場になってる)、「異常犯罪」「捜査」「推理」「プロファイリング」「深層心理」「逃走」といった「面白さ」のファクターがどこかに行ってしまっている(ハラハラもワクワクもなし。因みに原作未読です)。既に超人と化してしまっているレクターが主役ではとても感情移入など不可能(【十口水尺】さんに同じく「手錠」のシーンも大いに問題あり)。クラリスを主役に脚本を書き直せば、その心の葛藤を描くだけでもずっと「面白い」映画になる筈なのに…、残念。「羊」に10点献上した身なればこそ並の評価(少なくとも「2010年」より面白くないので)、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2001-10-18 20:54:56) (良:2票) |
81.《ネタバレ》 原作既読。あの『羊たちの沈黙』の続編ということで期待半分、不安半分。監督がリドリー・スコットだからか、案の定、生理的嫌悪感を煽るグロシーンが際立って、前作のようなある種の"品"がなくなってしまった。冷淡で青みがかったスタイリッシュな映像や冒頭の銃撃戦、フィレンツェの荘厳さを描いた美意識は買いたいが…。なお、原作にはラストのアレを凌ぐ凄惨な腑分け死体があり、監督が監督なので映像化するかと懸念したが、(尺の理由もあって)撮影しなくて懸命。レクターに屈服しなかったクラリスの強さを示した原作とは違うラストは映画版に軍配かな。やはりレクター博士は牢獄にいないと恐くない。でも、これはこれは嫌いではないし、ラスベガス経由で手紙が届き、クラリスが「彼の感性では堪えられない街」と評するシーンにはクスッときた。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-12-20 21:52:48) (良:1票) |
80.《ネタバレ》 普通のモンスターキャラクターと化してしまったハンニバル・レクターにがっかり。クラリスもジョディ・フォスターでは無くなり、天才であるが未熟でもあった彼女の魅力が無くなってしまった。また話がただのレクターとクラリスのラブストーリーになってしまった事も残念。 【民朗】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-06-28 00:52:54) (良:1票) |
79.アンソニー・ホプキンスにグルメ番組のオファーとかってきっと来ないんだろうな。 【Minato】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-14 00:34:40) (笑:1票) |
78.むぅぅぅ。何と言って良いのか非常に難しい映画。ジュリアン・ムーアは敢えて新しいクラリス像を創造しようなどという欲をかかずに素直にジョディ・フォスターを演じようとしているところに大物ぶりを感じさせてくれた。小物ほどオリジナリティを出そうなどと考えて喘ぐものだと思うが、彼女の女優魂は尊敬に値する。全体的に、決して出来の悪い作品ではないし、ドル箱作品を撮る時のリドリー・スコットらしくきっちりしっかり撮っていると思うのだが、残念ながら問題のシーンには人間として「面白かった」と言うことはできない。人として、これを面白がったらダメでしょう、と思ってしまう私は古い人間なんでしょうか。いくら途中が良く出来ていても、二度と観たいとは思わない。観てしまったことを心の底から後悔する映画だが、観なかったら観なかったでやっぱり後悔はしたと思うのできっぱり諦めることにする。が、重ねて言うけどもう二度と観ないよアタシは。 【anemone】さん 5点(2003-12-06 02:14:03) (良:1票) |
77.この映画に期待したのはラストシーンのグロとレクターの絶対悪的な怖さだったんですが、後者が味わえなかったんで点数辛め。でも原作もレクターの過去をものすごくちゃちい人情モノにしてたのでしょうがないか。 【ぽぽ.net】さん 5点(2003-08-04 01:17:59) (良:1票) |
76.《ネタバレ》 ハンニバルの異常性を描くのには成功しているのですが ただそれだけ おもしろみもなく、意外性もない グロテスクなだけ 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-10-12 18:04:30) |
75.原作がしっかり作られているので、充分に楽しめるクオリティには達しているのですが、つまらん改編を加えたせいでクラリスもレクターもキャラクターの軸足が完全にぶれてしまった点がやはり気になります。 特にレクター博士の心理描写の改編は致命的で、結局彼のカニバリズムに対するスタンスや、クラリスとレクターのお互いの関係が全く意味不明になってしまいました。 もはや単に猟奇的なシーンを撮りたいが為に改編したようにしか思えず、本当に残念です。 てか機内で他人の食べ物にあれほど興味を持つ子供は、どう考えても異常でしかありませんよね。 彼にとってのカニバリズムは、そんな単純なものではないですよね。 【Fukky】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-14 17:16:43) |
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74.《ネタバレ》 僕の大好きな映画の続編なんだけど、期待していた分、ちょっと残念な出来でした。だらだらと続く冗長な退屈な映像は見ていて辟易だし、前作で神々しいまでの魅力を放っていたジョディ・フォスターは出ていないし、ゲイリー・オールドマンもいまいち地味だし。やっぱりリドリー・スコットって僕には合わない(エイリアンだけは大好きだけど)。最後の脳味噌ソテー・シーンだけはインパクトがあったのでぎりぎり5点。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-08 17:51:49) |
73.《ネタバレ》 内容自体は結構グロい。しかしテレビ版で久々に再見したら、悩みそソテーシーンがカットされてた。そりゃわかるけど、それやられちゃったら…ねぇ。 【ろにまさ】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-06-02 01:32:10) |
72.フランス映画的なまったりとした間が長すぎて途中途中でだれてしまう。 テンポが悪いのかそれが狙いなのかは別として内容に飽きてしまいサスペンスなのか ホラーなのかと余計なことばかり考えてのめりこめなかった。 単なるグロさだけが印象に残った。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-04-17 15:09:21) |
71.心理的な恐怖を描いていた前作に対して、本作はスプラッタな恐怖を描いたと言うことでしょうかねぇ? エイリアンでの素晴らしい恐怖を表現したリドリー・スコット監督の手腕とは思えないほど稚拙と思ってしまいます。 アレグラがどうなったのかと、飛行機で食していたクルミは誰のだったのか興味があります。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-04-14 01:08:25) |
70.原作もそうですが、そこに愛は必要ない。 もっと研究の対象みたいな感じのほうが、 あの悪魔にはしっくりときます。 |
69.ジョディじゃない…。中途半端な恋愛の描き方が不満かな。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-04-28 19:30:28) |
【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-19 04:03:32) |
67.ストーリーに面白みがありません。レイ・リオッタが自分の脳味噌を食べるシーンだけが印象に残りました。ジョディ・フォスターのクラリスが観たかったですね。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-31 04:13:48) |
66.《ネタバレ》 これは・・・なんていうか・・・ビデオ屋でやってるのを最初から最後まで立ちっぱなしで見ました。すいませんアホで。最後の方なんか足が痛くてちょっと集中力途切れたけど頑張りました・・・(超アホ) なんかそのままジョディ・フォスターがやってくれるのかと思ったのにジュリアン・ムーアかよ!!!ってとこで興ざめ。せっかく羊達の沈黙で良い感じの二人が最初からなしになったみたいでなんかあんまり上手く溶け込めなかったなあ。 最後らへんとかも前作より緊張感とかがなくって本当にただグロイだけっていうかなんやねんあの人食い豚は!怖いがな!(汗)しかも自分脳みそくっとるがな!みたいな突込みがずーっと続いて終了みたいな。 なんか夢中で見るんじゃなくて「あー・・・あの脳みそとかどうやってやってるんだろ。まさか本当に自分のは食えないしなーてゆーかおいしいの?」とかよけない事ばっか考えちゃってあんま面白くなかったです。 立ちっぱなしだった自分がアホみたいです。でもただで見れたからまあ良いや。(やっぱりアホ) 【ハリ。】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-05-21 18:31:21) |
65.《ネタバレ》 評なこの作品も観ていなければ「羊たちの沈黙」も評価できないと、 こちらは初めて観賞しました。 前評判が悪かったことからなんの期待もしなかったので、 そんなに悪いつまらない作品とは思わなかった。 けれども2回観ようとは思わない。 やはり誰もが思うように主役が今イチ(今3くらい) これならば全く逆の発想でニコール・キッドマンとか別の個性でもよかったのでは? 「ターミネーター3」とどちらがいいかというくらいダメでしたね。 クラリスの真剣な強気とか弱さと無邪気さが・・ まるでジュリアン・ムーアはただのインテリFBIに見え、 メリル・ストリーブに見えてしまいました(爆) クラリスの姉とかの設定に変えてもよかったり・・ この違和感は最後まで付きまといました。 あとゲイリー・オールドマンのあの役は・・なんであんな役ばかり(泣) レクターが自在に犯行計画を実地してゆくので、 羊たちのような怖さは全く感じず、 恐怖よりは不快感のみのグロ映画になってしまった。 脳ミソを食べるシーンなどは「魔宮の伝説」のほうが優秀だし、 おかしくて逆に笑えてしまったくらい。 よかったところは刑事が賞金目当てでレクターを売ろうとしたくだり。 あれはダンテの歌曲にかけての制裁なのですが、 これはこれで羊たちのクラリスに対するトラウマ探しと同じですね。 こちらでは先祖の首吊りのトラウマを使うわけですが、 もう完全にホラーしていますね。 羊たちではゲイ団体から抗議が起きたそうですが、 こちらはカトリックから抗議が起きそうな感じです。 これではカトリックは悪の宗教みたいな描かれ方で、 これを主体にむしろホラーにすればよかったと(苦笑) その場合クラリスは必要ないわけで、 結局今回の2作目も私はいらないとさえ思っている。 あれだけレクターが活躍すればいらないかなと。 むしろ出さずにでも映画として成立できそうです。 レクターの回想シーンや独り言にしたら面白そうだ。 よかったのはあと・・音楽くらいですね。 とにかく私はやはりリドリー・スコットとは「エイリアン」以外は相性が悪い。 大きな理由に画面の青黒さが苦手だということ・・ ヤヌス・カミンスキーの撮影する最近のスピルバーグの作品も色は苦手。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-04-02 12:51:55) |