1.久しぶりに期待外れだった邦画。
まぁ、メインキャストに二階堂ふみ以外に好きなキャストがいないって時点で想像はついたかもしれませんが。
しかも今時、DVDで日本語字幕なしだしね…この時点で嫌な予感はあった(笑)
私が思う邦画の嫌なところを見事に強調していた。画面が「暗い」、「揺れる」、そして効果的ではない「長回し」(効果的な長回しならアリだと思いますが、無意味なのはちょっと)
途中で、男性監督&男性脚本だからここまで合わないのかなぁ…と気付く。その組み合わせでもハマれる作品はあるが、女性監督や女性脚本で全く合わないという感覚はないので(恐らく、価値観が違っていても同性の感覚はかろうじて一致するからだと思う)こういった組み合わせは鬼門だなぁ…と。特に男性レビュアーが多いこのサイトでは高評価でも気が抜けない(笑)
ただ、この作品の目当てであった二階堂ふみは期待を裏切らず素晴らしかった。
10代~20代後半(?)まで見事に演じ分けて、演じ切っていた。
メガネをかけた姿は初めて見たので、こんな地味な感じになるんだ…というのも新発見(笑)
私のように二階堂ふみ目当てで見るのも良いかもしれないが、合わないと他が苦痛な場合もあるので、覚悟の上で。