5.この映画では人間の傲慢さと息子の自立を描いた作品ではないでしょうか。
まず、父親の矛盾した姿。 文明を嫌ってジェロニモに来たのに結局、文明を作ったり、山奥の部族に自分の知識をひけらかす。 世界の帝王であるアメリカを嫌っているくせに未開の地の帝王になろうとする。 ハリソンフォード演じる父は、矛盾していて傲慢な姿で人間の深い心理をついているかもしれないと思いました。
次に息子、チャーリーの自立。 戸惑いながら父の言うことにしたがっていたチャーリーが、だんだん自分の意志で動き出します。「俺はどうだ?」と聞かれて「最高だよ」としかいえなかったのに最後には「大丈夫だ」と父を気遣う姿勢を見せています。この台詞でチャーリーは自立し、世界が広がったのだなと思いました。
明るくなる映画ではないので点数は低めですが、メッセージの強い映画でした。でも、ちょっと演出がなぁ。言いたいことは良いはずなんですが、見てて飽きが来てしまったシーンもあったのでこの点数。
ハリソンフォード、そしてリバーフェニックスの演技は素晴らしかったです。 父に戸惑ったり、弟達を気遣うシーンなど名演技でした。
【うらわっこ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-01 20:17:34) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 小さな国家の独裁者。その結末はまるでヒトラーのよう。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-28 22:46:38) |
3.メチャメチャわがままで家族をかえりみない父親ってのはどうなのよ?父親ってのは家族を守るのが第一優先でしょ!それを我が道を突き通そうとするがあまり家族を犠牲にするのはどうも解せないです。逆にそんな父親に健気に従う母親の方がズーと偉い! 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-21 10:26:53) |
2.こんな頑固というか思い込みが激しい親父いたら迷惑だろうな。リバー・フェニックスは戸惑いを上手く演じていたと思う。 【hrkzhr】さん 5点(2004-03-24 12:40:54) |
1.善人も困った頑固オヤジも演じることができるのはやっぱり凄いんだね、ハリソン。でも、頑固オヤジを引き立たせたのはリバーでしょう。本当に残念、大きな損失と思います。 【たーしゃ】さん 5点(2003-04-16 23:44:36) |