26.劇場上映時には感動のあまり号泣した思い出があります。その後も関連図書を買ってもらったりして、長い間この映画は自分にとって名作であり続けたのですが、今は評価が180度変わってしまいました。人間の都合で見捨てておきながら、たまたま死なずにいたら「よくぞ生きていた!」って、そりゃないだろ!世の美談には眉に唾つけにゃならんなと思いました。ストーリー・演出は偽善の教科書にふさわしい。でも、ヴァンゲリスのメインテーマ曲・南極の風景・犬たちの頑張りは良かったので5点献上。 【次郎丸三郎】さん [映画館(邦画)] 5点(2003-09-01 16:52:16) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 公開当時10歳くらい。 死というものへの関心。 『○○物語』ってタイトルの感じ。 東京タワーで見たタロ・ジロたちの像。 再見にあたり 色んな事を思い出しました。 俺の昭和とでも言いましょうか。 置き去りにされた犬たちの話なので、顛末はあくまでフィクションな事。 子供心になんとなく判ってはいましたが、それでもこの映画、ホント大ヒットしたんですよねー。 命の尊さとたくましさを伝える映画って感じかな。 現代ではこの手法はなかなか受け入れられないかもしれません。 【ろにまさ】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-05-10 23:38:00) |
24.2頭の樺太犬タロとジロ生存のニュースは、当時小学校6年だった私もしっかり覚えている。それこそ瞬く間に日本国中に感動と驚きをもたらした。まさに「奇跡」であり、今で言えば、なでしこジャパンがサッカーで金メダルを取ったときのようだった。 それから二十数年後この映画が制作され、勤務していた学校の高校生らと一緒に学校鑑賞として見たのだが、感動は今ひとつ、やはり現実のニュースには遠く及ばない。 さらにまた二十数年後DVDで鑑賞し、撮影秘話(大変な苦労での撮影だったらしい)などを聞くと別の意味で感動した。撮影の大部分は他の土地で行われ、南極ロケはほんの一部分らしいが、それでもすばらしい大自然である。 私のこどもの頃は、米ソが競い合って人工衛星を打ち上げたり核実験を行っていた時代、国際地球観測年として戦後間もない日本も参加したのだが、米ソに比べると日本は大変お粗末なものであった。観測船「宗谷」は最新鋭の砕氷船どころか、老朽船に近い船を改装したものであり、氷をわる能力も米ソの砕氷船の5分の1以下だったらしい。毎年のように氷に閉じこめられ、米ソの砕氷船に助けてもらうという有様だった。 その辺の事情を知らないと、なぜ犬を助けなかったかを理解できないと思う。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-08-18 18:10:29) |
23.《ネタバレ》 実話と言ってる割にフィクションの部分が多いような。分かっているのはタロジロが生きていた事、他の犬の死体が確認された事ぐらいだと思うんですが。何番目にどの犬が逃げ出して、いつ戻ってきて、いつどこでどの犬が死んだかとかも全部架空の話ですよね。まあ映画ですからその点はおいといて人間の身勝手さが目に余ってあまり感動できませんでした。犬が可愛かったので5点。 【次元転移装置】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-09-28 13:10:45) |
22.《ネタバレ》 映画がなんとなく暗い感じがする。感動するかと思ったがそうではなくただのドキュメンタリーという感じ。高倉健が犬のお詫びと子犬を渡しに行った先の少女達の態度にイライラしてしまった。とにかく犬がかわいそうに思えるのと、パッとしない作品。ヒットした作品とは思えない。 でも、最後まで飽きずに見れたし映像演出は悪くなかったと思った。 【スワローマン】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-04-16 13:23:03) |
21.動物が好きな私としてはテレビでやるとつい見てしまう。 けなげな犬たちはいい。でも人間がいただけない。 いちいちやることが杜撰でいかにも典型的なお役所仕事といった感じ。 本当にそれしか選択肢がなかったという感じがもっと描かれていれば人間にも感情移入できるのに。 貴重な犬を借りておきながら、結構あっさりと犬を置き去りにしてしまう。女の子に犬を連れて謝りにいく健さんに愕然とする。健さんにこんな芝居をさせるな。健さん後ろ!。こんなセンスのやつらは切っちゃえ。それから犬たちの銅像の除幕式で人間を間抜けに映していたのはせめてもの皮肉であったことを願う。 その後、樺太犬は絶滅してしまった。英雄とたたえながら、命がけで協力してくれた犬たちの繁殖の労は惜しんだといういことを記憶しておきたい。映画としては4点だがかわいい犬たちに1点プラス。 【アホをどり】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-03-19 08:53:35) |
20.犬たちの生き様と死に様のお話。やっぱり高い点は付けられない。氷から落ちて死んだ犬のシーンは、やっぱり下から引っ張ったのかな。やけに悲しそうな顔してたし。 【マックロウ】さん 5点(2004-06-15 13:07:31) |
19.次々と死んでいく犬たちが痛ましい。あざらしと一緒に海に落ちちゃった犬が一番不憫。でも大きな目で見れば自然の摂理だろう。あんなところでは普通は犬は生きていけない。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2004-06-01 16:19:38) |
18.《ネタバレ》 感動するものかと思ってみたら、、アレ?自分勝手な人間に鎖につながれたまま置いていかれた犬たちがかわいそうなだけ?まぁ、汗だくになりながら高倉健がお詫びして行ったのが、少し救い? 【おれおれ41】さん 5点(2004-05-23 03:22:22) |
【ボバン】さん 5点(2004-02-03 00:26:42) |
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【its】さん 5点(2004-01-07 01:59:48) |
15.犬好きなので、この実話を基にした物語は人間のエゴを感じて好きになれません。鎖を外していかないあたり殺す気だったのでしょうね。自分を死ぬほど辛い目に合わせた人間がのうのうと戻って来ても、状況が理解できないとはいえ、犬は文句すら言えないとは悲しいですね。5点は壮絶だったであろう撮影に献上します。子供ながらにドキュメンタリーを見るようなリアルな映像に感動しました。 |
14.『泣かせよう!泣かせよう!』という製作者の意図がどうしても気に入りませんね(脚本もいいし完成度はいいんですがね・・・)。それに犬を使うなんて卑怯だよ!俺、本当に泣いてしまったじゃないか(笑)。また高倉健さんの必死な演技見てるだけでも涙腺が・・・やられてしまうじゃないか! 【ピルグリム】さん 5点(2003-12-03 23:23:34) |
13.ヴァンゲリスの音楽が良かったですね。小遣いためてサントラLP買いましたよ。ストーリーとかは、まあよく知られた話ですから。今だったら「プロジェクトX」とかでやってくれたらその方が感動するかもしれない。音楽で+1。 【tubird】さん 5点(2003-11-23 18:42:27) |
12.コメント、評価に困る作品。劇場で見た時は号泣してしまったが、先日TVでもう一度観て、「何じゃコリャ」と思ってしまった。氷の海に沈んでいく場面は一生忘れられません。 【かまるひ】さん 5点(2003-11-13 20:40:13) |
11.タロ・ジロが生きていて、帰ってきた人たちと再び逢えた、というのはイイが、他の犬の死に方が悲壮感を出すため「まぁよく考えましたね」という感じで、イヤだな。当時劇場に観に行って満員で入れず、隣でやっていた「ネバーセイ・ネバーアゲイン」の担当さんが「こっちはガラガラですよ~」と必死に呼び込みしていたのを思い出す。それを聞いた私は近くでやっていた「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」を立ち見で観て、大満足して帰った。 【ロカホリ】さん 5点(2003-11-01 18:45:53) |
10.劇場でボロ泣、以後動物モノで狙ってるのは見ないぞと心に誓いました。動物は反則です。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-09-15 21:38:54) |
9.コメントしづらい作品だ。感動ととれば人間側の美談となり、犬好きの自分としては、犬側の無念も無視出来ない。日本は夏でも、南極は一番寒く苦しい時期。全くの正反対。本当に見ていて辛かったよ。 【西川家】さん 5点(2003-08-18 03:20:30) |
8.佐藤浩市が出てるんだ・・・。へえ・・・。それにしても高倉健ってそんなにいい役者さんだろうか?ウチの弟も言ってたけど、渡哲也の方がイカスぜ。 【池田屋DIY】さん 5点(2003-07-14 21:09:14) |
7.実話自体に感動できない自分がいる。ほとんどの犬たちは人間に奉仕したあげくに人間の都合で「犠牲」になってしまい、本当に気の毒としかいいようがない。それで一年だか、えらい時間が経過して再会して、勝手に感動してるのは人間の方。よくぞ生きていてくれたって言っても、なんだかなぁ・・・フランクに観ようとしても、どうしてもそういう思いが残る。まったくもって美談ではないと思うなり。当たり前だが劇中の犬は可愛いらしいと言うよりも、さすがに逞しいという印象が強い。本作の随所における氷原の雄大で美しい映像は、それなりの価値がある画だと感じた。 |