1.前作以上に終わり方に納得できない。
映画を見た満足感がない。
さらに、脚本全体として、原作の取捨選択ができていないから、話がとっちらかってる。
特に、政の秦への帰還に、あんなに尺を取る必要があったのか。
さらに、これを中華統一を行う理由にしていたけど、全然理由になっていない。
武力統一するんだから、その過程で最低でも何十万人も死ぬんだよ?
敵だけじゃなく、味方だってたくさん死ぬはず。
こんな個人的な思い出を理由にしたら、家来は言うこと聞かなくなるでしょ。
それでも、この映画はすごく人気があるようなので、今後も続編がどんどんできそうな勢い。
そこで心配なのが、「俳優は年を取ってしまう問題」。
特に心配なのが、羌瘣と河了貂の女優二人。
今は原作と瓜二つの見事な少女感だけど、これから3年5年10年と経ったらどうするんだろう?
この二人だけ、今のうちに先のシリーズ分も撮りだめしとくべきじゃなかろうか。
この映画の退屈なシーンで、そんなことを考えてしまった。