11.《ネタバレ》 音楽のせいなのかわからないけど緊迫感とか極限状況感はあまりなかった。 だいたいこのテの映画は一人宗教感丸出しのアホが場をかき乱すんだけどそんなキャラも出てこない。 逆に言うと実話ベースってのはこういうことなんだなと。 これは映像だから仕方ないんだけど、まずあんまり寒そうに見えなかった。 後日調べたら零下40度ってマジかよと。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 5点(2019-06-08 12:51:48) |
10.《ネタバレ》 飛行機に残った人たちにそこまで疲労感を感じないのは残念。もっと疲弊し、汚れているように演出しても良かったのでは。○一連の流れの中でチリに抜け出すまではかなり重要だと思うのだが、かなりあっさり。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-15 16:55:48) |
9.《ネタバレ》 そもそも、極限状態のサバイバルにおけるカニバリなんてのは、色々なもので見聞きしているわけで、その部分の衝撃度は、私にとってはほとんどゼロ。むしろ、神に祈って行為を自分に納得させるところが、なるほど信仰を持つ人とはこういうものなのだ、と教えてもらった。そして、何より、この話でもっと描くべきは、ナンドらがアンデスの山越えをするところでしょ。あの勇気ある行動がなければ、助からなかったんだから。カニバリは手段であって、山越えこそが命を救ったのでしょ。あそこで、あの連なる険しい山脈を見てそれでも越えようと意を決したのは、仲間の肉を腹に入れたからこそだと思うが、だからと言って、皆がそうできるもんじゃないはず。そこをもっと力を入れて描いて欲しかった。で、もっと言っちゃえば、DVD特典映像の生存者達の話を見れば、本編を見る必要性が低いってこと。これってどーなんでしょ。あんまり詳しい「実話の実話」は、入れないほうが良いんじゃない? 売り方が間違っている気がする。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-20 23:25:36) (笑:1票) |
8.想像で、オレならこうするとか言うのではなく、「オレはあの時こうした」と言えるような経験をしてみたい。まさに「生きてこそ」、生き残ったからこそ言える言葉なんだ。当事者のそんな言葉には凄い重みがあるはず。 「生きてこそ」言える言葉ってどんなだろう。オレも言ってみたい。聞いただけでは所詮、「へぇ~」「気持ち悪い」「お疲れ」「よかったね」ぐらいしか思えないだろう。当然この映画を見た感想もそんなものだよ。これで感動してたら、自分の平和ボケ具合に感動どころか呆れてしまいます。 【 - @】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-09-05 23:15:40) |
7.ストーリーも結末もすべて観る前にイメージしていた通りだった。これが実話ではなかったらもっとつまらなく感じていたと思う。こういうことが実際ににあったというのは、ほんとすごい。もし自分が同じ立場だったら…。やっぱり考えているだけで終わってしまいます。 【Syuhei】さん 5点(2004-08-26 17:23:52) |
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6.“生きてこそ”というより、オレたちはただただ死にたくなかった。動物の本能として。死体を喰って生き延びるか、それとも喰わずに生き絶えるか。しかしオレが死んだなら、誰かがオレの死体を喰って生き延びるだろう。そりゃあ、極限状態で引き起こされる凄まじい葛藤はあったよ。だけど、死体を喰って生き延びるしかなかった。絶望の中から何とか希望を見い出したかった。神に許しを請い、自己正当化するのに精一杯だった。一体誰がオレたちを責められよう。…これが死なずにすんだ人々の、偽ざる本心ではないだろうか。実話ということもあり描き方が難しいのはわかるわけですが、極限状態で選択を迫られる人間としての苦悩や葛藤をしっかり描いて欲しかった。しかし、亡くなられ食べられた人々や生き残った人々の配慮ということもあり、この映画のような作風にせざるを得なかったのかもしれませんね。 【光りやまねこ】さん 5点(2004-07-29 10:22:31) (良:1票) |
5.昔、友人にこの映画を観たと言ったら、「どう、気持ち悪かった?」と1番に聞かれた。思うに、この映画に関しては世間では「人肉を食う映画」というキワモノな部分だけが1人歩きしているような気がする。だけれどこの作品において考えるべきはそこではなく、それが意味するものが何かということだ。はっきり言って別に好きな作品ではないけれど、今思い起こすと妙に思うことがある作品だな、と思う。「人を食う」ということは宗教的戒律を破ること、つまりは破戒だ。しかし私は宗教とは神の視点だとか戒律ではなく、人の意思が作り上げた常識とモラル、つまりは自縛でありイデオロギーなのではないかと思う。こういうことを言うとマジで怒られそうだけれど(汗)、宗教と神は全くもって別の所にあるのではないかな、と。アンデスには神がいるという。きっとその神こそが、本当の意味での神。人間の思想でどうこう料理出来るような域を超越した何か。モラルや常識という宗教の自縛に苦悩する人間達をただただ包むような存在。この作品にはそんな、宗教的境地など超越した神の目線を感じる。死んで行く人間も、生きて行く人間も、その他のあらゆること全ても平等な目でただただ見ている神の視線。だから人間がどう足掻いてもどうでもいいんです。人間は弱く勝手でいいんです。きっと、生きてこそ、なのです。生きてこそなんぼ、なのですよ。 【ひのと】さん 5点(2004-01-26 19:50:40) (良:1票) |
4.自分の理を持って「絶対喰わない」、っていうのは多分できないんじゃないかな。宗教の力というのは、つくづく凄いと思った。 |
3.もっとしっかり見るべき映画だったのかもしれない。私も人肉を食べる描写がどうも・・・。見た当時は心が弱ってたのかな。もっと心理的な面や葛藤の部分を目をそむけずに見るべきだったかもしれない。それにしても、よくぞ「このような題材」を映画化したと思う。その取り組みの勇気に、凄さに感じ入るものがあった。ただ、やはり苦手な映画である事は率直な感想なので、ここは素直に心に感じたままの採点にしました。 【はむじん】さん 5点(2003-06-08 01:06:47) |
2.極限状態において人の肉を食べることは倫理として認められ得るのか否か。武田泰淳あたりも小説で取り組みましたよね。そういうことを色々考えさせられるわけだが、それでは映画としての出来はどうだったか、というとこれが?なわけです。ドキュメントでも小説でもなく、何故映画としてこれを見せなければいけなかったのか、それが伝わらない。 【まこ】さん 5点(2003-03-26 06:11:07) |
1.生きるてるという事は、それだけで十分に意味があって大変なものだと思いました。生きる力をずっと失くさずにいたいです。 【たーしゃ】さん 5点(2003-03-01 02:19:37) |