2.《ネタバレ》 つまらなくはなかったですが、何がテーマで何が伝えたいことなのか、つめがとても甘い作品だと思いました。一日を10年に見たてて経験成長する少年の心の動きには無理があります。ファンタジーとは言ってもついて行けませんでした。イタズラが過ぎても優しすぎたり嘘や沈黙でごまかしたり、そういうことに少年が傷ついているからなんでしょうが、だからと言って口が悪くプロレスラーと嘘つくオバさんにそこまで惹かれたりとか、そのおばさんに院長がお願いごとをしたりとか、これもあまりにも…。このオバサン、なんで離婚して元レスラーらしき男と居たりするのか、愛とか優しさとか嫌いだなんて冷めてるのか、よく分からないし、分からないなりに彼女が結局変わって行くのはミエミエだけど、元レスラーらしき男とどうなる感じもなし、とって付けたような「私の周りには愛がいっぱい」にはポカンと冷めてしまいました。