3.とにかく物凄い出演陣。
オープニングで出演者の名前が出てくるところなんか、まさに豪華な連続打ち上げ花火の様!
次から次へと、大物役者の名前が出ては消える。
これはまったくもって爽快だった。
その役者陣の中でも、先頭をきるのが三船敏郎。
最初から最後まで出ずっぱり。
他の豪華な出演者達は、カメオを出演程度という内容で、不満を感じた。
東宝映画1000本記念作品ならば、一つのカットにこれだけの出演者達を一堂に並べて欲しかった。
細切れで別々のカットに色んな大物役者が出てきても、いまいちその豪華さを実感できない。
話はヤマトタケルの物語で、ヤマタノオロチとかお馴染みの名前が出てくる。
特撮にかなり偏った構成で、まるで円谷映画を観ているかの様だった。
これが普通に現代劇で、先に書いた様に、豪華出演者達が一堂に会するシーンが一つでもあったら、本当の意味で物凄い作品になったに違いない。