43.今更ながら初鑑賞です。これ、リドリー・スコットだったんですね。女性差別に対してのプロテストっぽい作品を撮ったというのが、意外な感じがして。米国南部の風景描写は素晴らしく、ブラック・レインもそうですが、異国の地を魅力的に撮るのが彼の特質でもあり、今回も遺憾なく発揮されています。お話は女同士のロードムービーで、その間の力関係が様々な出来事を通じて変わってくるところなどよく描かれて飽きさせませんが、そもそものところ、この二人が親友関係にあるのがあまり腑に落ちなく、若干引っ掛かりました。シングルで強く独立している女性と片や亭主関白な夫に隷属する専業主婦の対照的な二人の接点があまり想像できず、高校時代くらいからの親友の体で話を進めてくれたら文句なしだったのですが。あと、テンポも今ひとつで、後にアメリカン・ギャングスターやゲッティ家の身代金で見せたような引き込まれる安定したナラティヴを知っている身としては本作でアカデミー6部門ノミネートされたが脚本賞だけ受賞というのも至極妥当な結果だと思います。最後のキスも自分はそんな違和感はなく、のちにスーザン・サランドンが述べたように死に行く二人の絆の確認だと受け取れました。妙に彼女たちに寄り添っているハーヴェイ・カイテルの役柄は不思議と納得ができ、存在感のあるいい演技だったと思います。 【エリア加算】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-02-12 17:33:16) |
42.《ネタバレ》 脳天気な2人の何も考えないドライブの旅といったところ。バーでトラブって殺してしまったところはこれからどうする?と期待したのだが、あとからもドンドンと馬鹿な行動を繰り返して、1時間後くらいには詰んでましたね。でも馬鹿なりに楽しい雰囲気で嫌いではないです。ラストはやはりそーっかてなオチでこれも悪くないですね。 【SUPISUTA】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-01-08 19:32:30) |
【TERU】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-12-04 21:55:50) |
《改行表示》40.初めて見たとき、なんでこうなるのと、びっくりしたことを覚えている。 先日20年ぶりぐらいにDVDを借りてみようとした。 話が進むに連れて、その時の感覚が少しづつよみがえり、切なくなり、 もうこれ以上観れないと思い、30,40分のところでDVDを取り出してしまった。 罪を犯し追い詰めれれる話はいくらでもあるが いつもはあまり感情移入は出来ないのに この映画だけはじわじわと何かを突き付けてくる。 私にはそんな特別な映画だ。 【プエルトガレラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-10-08 12:29:28) |
《改行表示》39.《ネタバレ》 人に勧められて見たのですが、まあ、大方の予想通り、ラストありきの無理やりな流れが目立ちました。1991年ってそんなに女性軽視の風潮残っていましたっけ?もうずいぶんと男女平等の時代だったように思いますけどね・・ 女性軽視につながりそうですが、、なんだか全体的に雪だるま式に悪くなる過程がとにかく軽くて「やっぱ女は・・」的な印象が目立ちました。もう少し思慮深い行動をした上で今の結末になるのなら納得ですが、どうも自業自得としか思えないストーリーや描写がてんこ盛りです。(まあ、この映画で描かれている男も大概バカで最低な男ばかりですがね・・) 切ない余韻も含めて、言いたいことはよく分かるし一流役者揃いなのはGoodです。でも別の監督のほうが良かったかもしれませんね。ちなみに、マイケル・マドセンの役どころが全く理解できませんでしたが、、でも、大好きな役者さんです。。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-09-20 18:20:41) |
《改行表示》38.《ネタバレ》 ルイーズが恋人とコーヒーを飲みながら別れるくらいまでは良い映画だったが、それ以降は 2流の映画になってしまった感じ。惜しいと思う。 特にガソリン車を撃った経緯は3流映画。選択肢がなくなり、自由を求めた者たちが どんどん自由を失って、最後に、崖から飛ぶことしか残らなかった。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-10-27 00:03:17) |
37.《ネタバレ》 イギリス出身のリドリー・スコット監督による、アメリカはテキサスのロードムービー、映画ファンなら絶対にチェックしておきたい一作。 もともと映像美には定評ある監督だけに、彼が撮るアメリカの広大な風景、それだけでも観てよかったとは思える、、ケド。そのストーリーはアメリカン・ニューシネマ調ときてるので、「明日に向って撃て!」ならぬ「崖に向って飛べ!」だし、「俺たちに明日はない」ならぬ「あたしたちに明日はない」のようでもありますが、相応しくは、「テルマ&ルイーズ」(VS男たち) 、というべき内容でした。なので、どうしてもあの「ラストシーン」がやりたいがために、そこに向かって、何が何でもこの "構図通り" にストーリーが運んでいきますが、脚本としてはやや破綻ぎみ。 例えば、逃亡を続けている犯人は女の二人組、とわかった時点で普通なら婦人警官を一人は配置するはずです。 それに言ってしまえば、男好きなテルマの火遊びの代償が高くついただけの軽率なお話しで、もとから人生太く短くで「死」を覚悟していたような、ボニーとクライドやブッチとサンダンスといった過去の同胞たちからは、「こっちに来るな」(一緒にしないでくれ) と突き返されそうな気がします。 →2021/12/21追記。 本作、「午前10時の映画祭」で再鑑賞したけど、近くの女性がラストが近づくにつれて、しゃくり上げるほど泣いておられました。私には理解し難い涙ですが、こういう、男と女のわかりあえなさ、これこそがこの映画の (根深い) テーマなんだろうな、、という気はします。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-14 21:39:26) |
36.うん、やっぱりラストあるからこそ二人の逃避行が引き立つのですね。 【noji】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-04 10:06:26) |
《改行表示》35.《ネタバレ》 いちいち断るのも面倒くさいですが、フィクションのクライムロードムービーをして観るならば、結構面白かったです!最後の結末も含めて、言いたいことはわかります。 ただ、どうしても考えてしまうのが『おかんにコレやられたらたまらんだろうな』ってことっす。いい歳こいて何やってんだか…ってね、ただこの映画、主人公が若かったとしたらこの良さがでないだろうしなぁ。。。と、まぁ、なんともぶっ飛んだ作品ですが、単純にガス抜き娯楽ムービーとして観ればよろし!ってことですかね。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-05-02 16:26:41) |
34.面白いっちゃあ面白いんですが、手放しで絶賛する気は起きない。二人の結末はもっと違ったもののほうが似合いそう。あまり感情移入できない。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-05 16:09:40) |
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《改行表示》33.《ネタバレ》 犯罪のエリートになっていく二人。 主役の二人ももちろん良かったのですが、ハル刑事やジミー、ダリルも脇役のくせにキャラが立ってて良かったです。 特にハル刑事とジミーは良かった。 ハル刑事はだんだん昭和の刑事に見えてきました。 ジミーはかっこいい。あんな男になってみたいです。 登場人物の個性がはっきりしていて、見やすいし、面白い映画だと思います。笑えるところもあります。テルマがダリルに電話するシーンは爆笑しました。 ですが、好きなタイプの話ではありません。 このタイプの話だったら、もう思い切ってハッピーエンドにしてくれたほうが個人的には楽しめました。「ええ!そこからまさかの展開!?」みたいな感じで。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-30 05:18:20) |
《改行表示》32.二人の女性の、自己開放していく様を描いたロードムービー。 監督の術中に見事にハマってしまい、前半は専業主婦のバカっぷりにイライラさせられっぱなし。 後半は普通に面白かったし、演出も良かったのではないかと記憶している。 中盤のキーポイントとなる出来事は、立場を逆にしたほうがよかったような気がするんだけど、 これもあえて狙ったのかな。現代の女性は強く逞しく生きるタイプと、昔ながらの弱いタイプと、 二極化している感じは受けるので、そういった意味でわざと両極端のキャラを配したのかも。 しかし、専業主婦はイラついたなぁ。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-02 03:11:30) |
31.夫の電話の出方だけで警察を察したところは笑った。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-13 23:00:16) |
30.「モンスター」にやや似たような感じだなと思ったら、やっぱりアイリーン・ウォーノスをモデルにした映画だったんですね。かなり脚色されて格好良く描かれていますね。テルマの変わり方がとても面白くて好きですね。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-20 23:54:12) |
《改行表示》29.平凡な女二人が事件を起こし、だんだんと開き直って解き放たれていく姿が爽快です。前 半、中盤はイマイチテンションが低くてあれなんですが、どんどん面白くなっていく展開なので、そこそこ楽しめました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-18 18:17:59) |
28.《ネタバレ》 破滅的なラストなのに、解放された様なハッピーエンドな印象で不思議でした。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-16 01:08:18) |
《改行表示》27.その気があるような素振りをしておいて、いざとなったら拒否して殺す。 どう考えても過剰防衛だし、殺された男には同情する。 しかも、いい男になら体を許すというやりたい放題。 なんだか理不尽な犯罪劇に付き合わされて不愉快な感じだったけど、ラストは少し涙腺が緩みそうになった。 まあ、でも、自業自得だけどね。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-26 13:36:12) |
26.最後の車ジャンプは、なぜだかとても憂鬱になる。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-10 19:59:35) |
25.最後の大袈裟アクションには興冷めしたものの、それなりに楽しめた一作。スーザン・サランドンは名優ですが、ジョーナ・デイビスの親友役としては少し老け過ぎでしょう。小生もナンパするならジーナ・デイビスです。 【赤松五太郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-16 06:58:06) |
《改行表示》24.罪を重ねる度に、生き生きとしてゆくテルマ。 彼女らにとって犯罪は未知の世界への旅立ち、過去からの解放。 その弾けっぷりを見るに、妙な爽やかさを覚える。 ただ、共感はできない。 ラストはグッと来る反面、しこりが残った。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-03 08:46:03) |