1.《ネタバレ》 たま~に若かりしときのノスタルジーを求めて、こーゆー青春ものを見てしまう。
そして見たあとにいつも思う。
自分にはまったくなかった青春時代であると・・・。
まあ、漫画原作、しかも少女漫画原作みたいですから、そりゃそうだ。
映画の出来とか、ストーリーとか、特筆すべきものはこれといってありません。
とりたてて非難すべきところもなければ、かと言って人におススメできるようなものでもありません。
お暇な人や、学園青春ものがお好きな人はどーぞといった感じです。
あと、ばっさーが好きな人。もう本田翼のプロモと言っても過言ではないくらい、ばっさーな作品です。
個人的には、前半の売店のシーンが好きです。
売店のおばちゃんから、『あんた、お金払いなさいよ。』と言われて、『払いました』と言ったのに、信じてもらえず、周りの友人たちも助けてくれないシーン。そこに颯爽と現れる東出君、『こいつ払ったよ。』。いや、ベタだけどい~ですね。
で、それだけで終わらず、ばっさーの友人たちを一喝したあと、売店のおばちゃんに向かって『謝れよ』の一言。
このシーンはスカッとします。
でもここが割とピークで、こっから先はどっちつかずなグダグダ男になりさがっちゃって残念。
まあ、悲しい過去があるのはわかるけどさ。原作未読なので、原作を読んだらこのキャラも素直に受け入れられるのかな?
後半はお約束のオンパレード。
よくある『親しい人の死』によるお涙頂戴ものへとストーリーがシフトしていくのです。
まあいいけどね。
本田翼が好きだという理由だけで、この映画を見たわけですから。