24.《ネタバレ》 黒木瞳の演技がすごすぎて、こんなに上手いのかと見入ってしまった。ほとんど台詞が無い役なので、表情と体の動きだけで恐怖や不安や救いを表現しなければいけなくて本当に難しい役だったと思う。水に全てを込めた演出もすごいと思った。どんどん引き込まれていったが、10年後のラストシーンが拍子抜けだ。結局、屋上の水槽の中の遺体はどうなったのか、母はどうなったのか様々な疑問に答えることなく、「母はずっと私を守ってくれていた」の台詞だけではなんとも消化不良になってしまった。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-08-22 23:57:14) |
23.まじめなホラー映画って少ないよね。もっとどんどん作ってほしい。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-25 22:47:38) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 前半は悪霊に襲われる恐怖より、シングルマザーの子育ての大変さの方が胸に刺さってしまう映画であった。 これ、仮に悪霊がいなくても、ママはかなり大変だったよね。 出てくる人はなんだかクズみたいな奴ばっかりだし、悪霊よりも、出てくる人間の方に恐怖や不快感を覚えた。 天井の水漏れを隠して部屋を貸した不動産屋や、水漏れしてるというのに何の対応もしない管理人、人格に問題のありそうな幼稚園の職員、性格の悪そうな元旦那、どいつもこいつもひどい連中ばっかり。「霊なんかより本当に怖いのは人間だ!」とでもいうのか。人間のみなさんがもっとまともだったらあの親子もあんな目に合うこともなかったのに。マンションの廊下であれだけ大騒ぎしても他の住民が気持ち悪いほど誰も出てこないし。みんな冷たいなー。 さて、メインとなる悪霊のお話は、ありふれていて、あまりに目新しさがない。意外性は何もなく、何だ、まんまじゃないか、と。また、どうしてもツッコミたくなったのだが、子供が行方不明になったなら、マンションの貯水タンクなんて真っ先に捜索されそうなものだよね。 最後で首を絞める少女霊の姿はあまりに弱々しく、恐怖感ゼロ。ちょっと蹴飛ばしたら吹っ飛んでいきそうなんだが。恐怖感は全体として物足りなかった。 ただ、普通のホラーとは一風違って親子の愛情がテーマになってて、そのあたりが心に来るものがあってよかった。 クライマックスはドラマチックな展開になっているし、少々食傷気味なホラーお決まりの救いようのない、後味の悪いラストにもなっていない。悪霊すらも親に捨てられ母の愛情に飢えていて同情できる部分がある。 母が娘を守るため、廃墟となった団地のあの部屋で10年も悪霊と暮らし続け、そしてこれからもそうやって生きていくというのは、親の愛情の深さが心に刺さるし、同時に悲しくもあり、また、恐ろしくもある。いろんな感情がないまぜになる非常に心に残る結末だったと思う。 後は、黒木瞳の名演技が光った。大人になった郁子の俳優がブサイクすぎて泣けた(そこそこ名のある女優のようだが)。一緒にいた脇役の友達のほうが可愛いかった。 【椎名みかん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-02-25 16:22:30) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 コンクリート感がいいですねぇ。 集合住宅の質感と仄暗い水の印象が素晴らしい。 離婚調停中ということで、やや弱り気味の黒木さんでしたが美しさはさすが! ホラー要素は派手さこそ無いもののジワジワくる感じが良かったです。 結局は母親が犠牲になって娘を守る(守り続ける?)オチのようですが、ちょっと、ねぇ。 オバケちゃんには怖がらせられて、顛末を知るにつけ同情もしたのに、成仏しねぇのかよ!と。 いくら子供のオバケちゃんとは言えあまりに節操ないんじゃない? 畏怖の念を抱かせるような、内面からジワジワくる怖さは良いけど、首根っこ掴んで水まみれに脅してくるオバケなんてキライです。 給水塔にプカプカ浮かんでるくらいのオチで良かったのでは? 雰囲気はとっても良いので最後の方で失速したかな。 ちなみにわたしはこのオチなら10年後シーンはあっても良かったかなとは思います。 【ろにまさ】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-09-06 23:19:15) |
【珈琲時間】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-02-21 08:30:14) |
19.団地の怖さみたいのが、もうちょいあると良かったなー。 【k】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-23 22:07:43) |
18.ホラーの割にはビビる場面は少なめだし、ビビらない。自分の場合、ラストあたり、黒木瞳が幽霊少女に「私がママよ」と言ったのがしっくりきませんでしたが、レビューのある方のコメントを読み、「私がママよ」って言う発言は自分の娘を守るためだった、ということはわかり、すっきりすることができました。 【SOS】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-11-26 08:06:57) |
《改行表示》17.親子愛が中心で、最後のもの悲しい終わり方といいなかなか好きな作品である。ただ、誰もがつっ込みを入れるであろう「何故引っ越さない?子供を非難させるのが第一だろ」という足枷が常につきまとうため、肝心のホラーに集中しにくい。個人的には、蛇口から髪の毛だけは考えても描いてはいけない禁断で、それはおぞましい思いをさせて貰った。クライマックスも流石にやり過ぎの感がする。黒木瞳は相変わらず素晴らしかった、演技・存在感が変な行動すべてをカバーしていた。何より”永遠”程怖いものは無いと改めて感じた。 【まさサイトー】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-11-26 05:00:46) |
16.中田監督がまだマトモなホラーを作っていた時代だよね。水が溜まった浴槽に空気がボコボコ浮いてくるシーン。この安っぽい演出にヘッポコの片鱗が伺えたケド。画像が少し粗めなのが少し良い感じである。 【真尋】さん [インターネット(邦画)] 6点(2004-07-17 00:33:15) |
15.怖かったけど、エピソードが切なかった 最後成長した娘がアパートに戻るところが凄い切ない… 【れみ】さん 6点(2004-07-03 19:24:55) |
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14.黒木瞳ががんばっています。演歌調のホラーですね。 【エンボ】さん 6点(2004-02-15 02:29:22) |
13.そんなに怖くはなかったけど、つまらくもなかった。ああいう都会風のじめっとしたところ好きです。子供の幽霊はハリボテっぽくて興ざめした。写真の顔もわざとかオバケですって感じの顔で現実味なかったし。あれが普通の顔写真だったらもうちょっと怖かったかも。和製ホラーに弱いです。 【YU】さん 6点(2004-01-16 20:27:46) |
12.普通のホラー映画だけど、貞子とは違った恐さがあって、ドキドキした。ゾクゾクもした。 【スマイル】さん 6点(2003-12-03 07:00:16) |
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《改行表示》10.ここで酷評されているほどヒドい内容ではない。 「リング」以降の邦画ホラー流行りのせいで斜めに見られがちだけど、この独特な「湿った不気味さ」などはハリウッドホラーには出せないし、舞台も「団地」という日本人にとって馴染みのある風景で、日常のなかに不吉な影を潜ませているような、過剰にならない恐怖演出が上手い。 ただラストで安直なお涙頂戴物語になってしまったのが残念。もっと怖がらせる方に特化して欲しかった。 【FSS】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2003-09-17 04:57:49) |
9.雨や水が効果的に使われていて、夏場の雨のようなジメジメする怖さと不快感があった。子供の幽霊ってある意味大人の幽霊より怖い気がする。でもノイローゼぎみの黒木瞳も別の意味で怖かった。子供のいくちゃんが可愛い。 【ピンク】さん 6点(2003-08-26 20:03:36) |
8.二回目の鑑賞は割と平気だったかな。映画自体の怖さよりこの季節に水責め映像を見せられたことに(((((;゚Д゚)))))ガクブルでした。 ハリウッドリメイクか・・・。母親率いる旅の仲間が給水塔に赤いバッグを捨てに行く話にされそうだなぁ。 【池田屋DIY】さん [映画館(字幕)] 6点(2003-08-16 09:55:07) |
7.期待していただけに非常にがっかりさせられた。ホラーとしてではなく、ファンタジー風の作りのほうが良かったんじゃないかな。4点くらいだけど、子役の女の子の存在感と演技でこの点数に。 【境界線】さん 6点(2003-08-15 23:17:24) |
6.《ネタバレ》 私は怖いと思うシーンよりも切ないと思うシーンの方が多くあったと思います。夫と別れてひとりで娘を育てていかなければならない女性が、昔の子供の頃の出来事をオーバーラップさせながら、自分はちゃんと子供を育てなければならないのに、周りで変なことが起こり、やがて母親の愛を求めさまよう幼い子供の幽霊と共に逝ってしまうという内容にとても切なくなりました。ただひっぱりすぎる演出があまり好きじゃない人やとても恐いホラーを期待する人にはオススメできないですね。 【はがっち】さん 6点(2003-08-15 22:51:31) |
5.これぞ世界に通用するジャパニーズホラーの傑作だ! |