1.《ネタバレ》 前半はエヴァの原点に返り日常の生活、戦後昭和の古き良き時代が描写され
良かったと思います。おせっかいかつ注意や温かい助言をしてくれる大人もいるし。
今では恐ろしくて若い子に注意も出来ない世の中になろうとしてます。
後半は得意の360℃バトルシーン等がありそれなりに楽しめたのですが、情報量が多すぎて
大多数の人が置いてきぼりでしょう。序、破は好きなんだけどQは???でとりあえず
今回が最期になるであろうという事で観に行ったという方も多いのでは。
とりあえず終わってますが、見終わった後、みなさん笑顔もなかったし、楽しめた
という感じでもなかったのではないかと思います。単体でこの映画を観ても何のことか
分からないでしょうし。AAAヴンダーが出て来た辺りからリアリティがなくなり内面世界に
入って行ってついていけなかった。AAAヴンダーのフォルムはとにかくひどい。
あとエヴァ沢山出すぎて何がなんやら。結局、ウルトラセブンとメトロン星人のちゃぶ台を挟んでの
対話の如く碇親子が対話をすれば、世界がこんな惨事にならなかったのでは。
碇ゲンドウの行動心理、人類補完計画がよく分からないので心に響かないな。まあ、庵野監督が
広げた風呂敷をとりあえず畳んだのでこの点数です。