66.《ネタバレ》 (ずっと前に書いたレビューより)TVでやるというので、「そういや未見だったな」って思って、ジュースでも片手に見るか、、、。
でも目的といえば、ただのダコたん目当てであった。
ダコタ・ファニング好きなのに「アイアムサム」以外はまだ彼女の主演作を見ていない。
ダコタ目当てだけど、CGを使った、いかにも最近の映像といった感じで、いやでもテンションが上がるし↑↑。
しかし、なんとも面白みのない作品ではあった。
これは昔の「宇宙戦争」を観たときにも、そう思ったけれど。
もっとくる、はずのものがこない、、、それは観る側の原因かもしれないけど、、、
メカとかけっこうカッコイイ。でもそれはもはや最近のハリウッド映画の多くに言えることなんですよね。
CGのカッコ良さはハリウッド映画の武器ではあるのですが、そういった表面ばかりを作り込むと、その奥に隠れたメッセージとかストーリーなどは、伝わりにくくなってしまうこともあると思います。
いかにも「オリジナル版よりもグラフィックあげてきてますよ、カッコイイでしょ?」的なアレですか?、、、
ダコタちゃんにもガッカリしたんですよ。
ちょっと反抗期?みたいな、ワガママッぷりが、、、嫌われている感じが、、、冷たい感じが、、、
うおぉぉぉ!アイアムサムのダコタどうしたぁぁぁぁ~!?
あ、でもツンデレ系が好きだったら、丁度いいのか。
それから、あのバカ兄。妹よりも反抗的で父親のことを「アンタ」とか他人行儀、父親の車を勝手に無免許で乗りまわして、父親は仕事にいけないみたいな、そんなん、オレが父親だったら訴えるな。
離婚かぁ、、、うわぁ、、、。
「お前ら!俺の話を聞け~~!!!」って、何度か思う(俺の♪俺の♪俺の♪話を聞けぇぇ~、の歌がよみがえったのはいうまでもない)。
この作品では人間の嫌な部分とか汚い部分をいくらか見るかもしれないです。
オリジナルの方でも印象に残った、物の奪い合いや車の奪い合い(乱闘?)、、、
結構きつい。
生きるためには争わねばならんのね。大切な人のためにも奪うのですね。
オリジナルよりもグロい。けっこうグロい。
バカ兄貴「いってきます!」みたいな、、、ああ、イライラ、、、ダコタん一人になってもうて連れ去られそうになったやないか~い!!
でも最後は抱きしめる。それがアメリカの理想の父親像かい。