5.《ネタバレ》 監督本広克行・脚本上田誠は『サマータイムマシン・ブルース』を産んだ名コンビ。伏線の張り方、小気味良いリズム、設定に比べあえて小さく畳む風呂敷等、なるほど『サマータイム』を彷彿とさせます。ただ気持ちの良いクリーンヒットだった『サマータイム』と比較すると、本作はポテンヒットのイメージです。おそらくは、細部の詰めが甘いせいではないかと。例えばクライマックス。エスパーたちがそれぞれの能力を駆使して、主人公にサンタクロースを見せてあげるシーン。ここで「なるほどそうきたか」と唸るような超能力活用法を見たいワケです。ところが予想のハードルを越えて来ません。オチにしてもそう。子供たちの顔芸で感動を誘うのは安直では。主人公を蜘蛛から救う件のオチなんて、なかなか洒落が効いているグッドアイデア。このクオリティを細部まで行き届かせて頂きたいと。それが出来る監督&脚本家のコンビだとも思うので。長澤まさみという特大の“太陽”を擁してポテンヒット止まりでは如何にも勿体ない話です。 【目隠シスト】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-12-15 20:28:36) |
4.《ネタバレ》 他の方とほぼ同じです。前半は長澤まさみは空気ですが場面転換が頻繁で期待感煽ってくるのでまだ飽きはしません。後半はカフェde念力に場面を固定してバカバカしいコント(たまにクスッとくるのでコメディとしては成功したのでは?)とたまにうるっとくる場面(ヨネの回想だけですが)を挟んで、最後はサンタさん(+蛇足のUFO)で終了。間延びした感はぬぐえず、サンタが山場じゃやや物足りない。勝手な創作ですが例えば「能力がバレてTVの取材などに晒されてry場面を東京に移してなんかでっかいことやってハッピーエンド」みたいなもう一山が欲しかったです。ま、クスッと笑える場面もあったのでゆる系コメディとしてはまぁまぁの出来だとは感じました。 【liptonton】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-10-18 04:08:28) |
3.《ネタバレ》 コメディ要素満載ですが終盤は感動的な展開もあり、2度おいしい映画になっています。「サマータイムマシン・ブルース」の本広克行監督という事で、緻密に構成された伏線、ストーリーは見事でした。喫茶店「カフェ・ド・念力」で、AD桜井に超能力がばれないようエスパー達が奮闘するのがこの映画のメイン。…なんですがそこに行くまでが少し長かった気がします。 【nyaramero】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-05-02 12:32:31) |
2.《ネタバレ》 ほのぼの楽しめました。スプーンが曲がらなくたって一瞬で人の心を掴む長澤まさみさんの笑顔は充分超能力レベルです!エスパー仲間で透視だけ軽んじられてしまうのは、やはりオトコのヤッカミでしょうか(笑)こんな優しい人たちだらけならテレパシーもいいかもね。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-12-25 21:36:24) |
1.劇団、ヨーロッパ企画の舞台を元にした映画。前作、サーマータイムマシンブルースが面白かっただけに、パワー不足は否めない。つまらなくはないけど、特筆すべき点もなし。 【ぬーとん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-10-31 01:29:16) |