1.《ネタバレ》 私たちは一人じゃないんだ。人生は団体戦だ。良いじゃないですか、このテーマに沿って、それぞれの選手たちの(人生の)チームメイトの物語が語られて、何のかんの言ってもクライマックスの試合に、彼らみんなが駆けつけて彼女らの力になる。
いい話です。それに、一本の綱にみんなで掴まるというのが、人のつながりを象徴的に表しているようで、また良いですな。
ホント言うと、チームを続ける決意の裏に「勝って給食センターがらみの件をアピール」とか、作戦があるのでは?と思ったが、そんな自分が下衆でした。
予選的なものがもう一試合あっても良かった気はするが、彼女らの試合のキモは「人生の団体戦を戦う」って所にあった訳だから、闘っている部分で終わって正解!なのだと思う。
しかし一方、小学校の運動会くらいでしか経験のない、この競技についての興味を満たしてくれるような解説を、も少し見せてくれても良かったのではないか。綱は一直線にというのは聞いたことがあるし、専用靴のカバーの件は些細すぎる。