《改行表示》12.《ネタバレ》 こういう映画って、やっぱり「もし自分があの立場だったら」って考えますよね。 ナタリーはなぜあの写真(ツーショット)をまだ飾っていたのか? もう愛していないなら、あんな幸せだった頃の写真なんて破り捨ててしまいたい と思うはず。子供たちの為?そうではないと思う。 あと、フランクが暴力を振るわれても決して警察沙汰にしなかったこととか。 【ジョン・コナー】さん 7点(2005-01-05 04:47:30) |
11.《ネタバレ》 多くの言葉よりも静寂で語り掛ける作りは、数々の賞を受賞したこともうなずけ、非常に好感が持てた。しかし、最後の最後で悪い意味で観客の期待に応えてしまったのが減点。あそこは是非、観ている者をイライラさせてでも、ああいうスッキリとした終わり方にするべきではなかった。そこに至るまで、答えを探しての葛藤だけだったのだから、何もアクション映画でないのだし、最後まで答えは必要なかったと思う。印象的なのは、息子が死んでからしばらくの、悲しいみの種は日常のそこかしこに転がっている、というシーンの連続に心打たれた。信号で停車したときに前の車のナンバープレートが仮免。それだけで人は、息苦しくなるほど悲しくなる。 【永遠】さん 7点(2004-04-13 07:12:09) |
10.《ネタバレ》 息子を殺した犯人を殺してきた夫を妻(シシー・スペイセク)がベッドルームに迎え入れるラストシーンが何とも感慨深い。アメリカ映画には珍しいと言える徹底したローテンションが逆に新鮮でじわりとこころに響く。なかなか好きになれる映画ではないが、印象度は強い。 【鉄腕麗人】さん 7点(2004-01-30 16:12:59) |
9.息子が射殺された上に、その犯人が平然と普通の暮らしをしているって事に驚きです。私も犯人への憎しみはもちろんの事、ナタリーに怒りを感じずにはいられませんでした。自分が親ならどうするか、などと考えてしまいました。 【よっさん】さん 7点(2004-01-14 21:08:18) |
8.《ネタバレ》 殺人事件の遺族の心理描写が怖いくらいリアルだった。自分がそのような立場になったことがないので、軽々しく感想は書けないが、復讐するしないはともかく、おそらく自分も遺族ならあのような心理状態になるだろう。 【若】さん 7点(2004-01-14 01:16:33) |
7.《ネタバレ》 自分の子供がどんな相手と交際しようと、親は結局認めざるを得ないのでしょうね。自分があの二人の両親の立場に立ったらどう思うだろうか。両親役のトム・ウィルキンソン、シシー・スペイセク、二人の演技が見ているこちらの気持ちをじわじわと揺らす。子供を失った二人が怒りをどこに持っていったらいいかわからず、また犯人を時折見かけて、心が癒される事なく、結局殺害しても虚しい気持ちは消えることなく、また新たな十字架を背負って生きてゆかねばならない、、、心にズシリと重く切ない思いが残った。 【fujico】さん 7点(2003-11-25 13:09:17) |
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6. 絶対悪、理不尽さ、身勝手さなどを、良識も知性も自制心もある人間が振りかざされたとき、人はどうやって精神の修復をしたらいいのだろうか.どうやって行き場のない怒りをコントロールしたらいいのだろうか.この部分にかなり時間をかけて描いているので、主人公たちの心の軌跡を自分にも投影してみることができた. 【シャリファ】さん 7点(2003-08-24 21:43:55) |
5.すごく重い映画でした。息子が死んでからは涙ボロボロ出てきっぱなし‥ツライけど、途中で止めようとは全然思わなかった。夫婦にとっての「解決法」はこれしかなかったと見入る反面、虚しさが残る‥悲しい映画だった。配役がとても合っていると思いました。 【水玉】さん 7点(2003-07-06 18:43:06) |
4.思いが重いですね。息子を殺された傷が癒えない夫婦は見てて切なかったです。はい。 【こゆ】さん 7点(2003-07-04 00:46:10) |
3.なぜ犯罪被害者の家族が、犯人逮捕後もここまで苦しまなくてはいけないのか?日本にも共通する被害者に対しての辛く過酷な法律に、また納得いかないものを感じました。拳銃を持って家宅侵入して相手を撃っても故殺とは。犯人が撃たれた瞬間「そうだ、それで良い」と思ってしまった私です。でもこの父親は、息子を失った事と犯人を撃った事2つとも辛さとして背負っていくのでしょうね。人が良い人ほど苦しむとはこれいかに。 【チューン】さん 7点(2003-05-20 15:16:25) |
2.最後までやりきれない気持ちを感じながら観ました。夫婦の二人の演技に完全に飲み込まれました。。ラストは、結局あの2人はそこにしか行き着くことができなかったのだと思う。でも、彼らが本当に憎かったのは、あの男じゃなかったのではないかな、ともう一度最初のシーンを見ながらふと思いました。 【roku】さん 7点(2003-02-13 20:56:40) |
1.(ネタバレ注意) 息子の死に打ちひしがれる母親、何とか日常を取り戻そうとする父親。日を重ねる毎に張り詰めていく緊張の糸。そして、遂にその糸が切れた瞬間、お互いの傷口を拡げるが如く湧き出てくる言ってはいけない言葉。これは犯罪被害者遺族の日常にある、息が詰まりそうなサスペンス。ここまでは、アカデミー賞に軒並みノミネートされた演技もあって、凄い。しかし、ラストの犯人を殺してしまう展開にアメリカ映画の限界を見た。遺族達は犯人を憎もうとも、許そうとも、例え殺そうとも、決してその心が癒されることはない、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2002-07-19 18:59:45) |